【初心者でも簡単!】BTOゲーミングパソコンの選び方

ゲーム大好きライザーです。

今回はゲーミングパソコンの選び方について、初心者の方にも分かりやすく紹介していきたいと思います。

・ゲーミングパソコンの選び方が分からない

・オススメのゲーミングパソコンについて知りたい

・どのようなカスタマイズが良いのか分からない

といった方は是非参考にしてみてください。

BTOパソコンを選ぶ際のポイント

・CPUはIntelでもRyzenでもOK
・ゲームの推奨環境に合ったグラボを選ぶ
・メモリは16GB以上
・マウスやキーボードなどは別で購入する(良さそうなものがあれば選んでもOK)

BTOゲーミングパソコンの選び方 ~BTOパソコンメーカーの選び方編~

まず、BTOパソコンとはBuild To Orderの略で、「受注生産」を意味します。

家電量販店等で売っている既製のパソコンより詳細にパーツ構成(メモリやCPUなど)を自分好みにカスタマイズできます。

予算や用途などのご希望に応じて自由に選べるのが魅力です。

BTOパソコンメーカーは「ドスパラ」「パソコン工房」「TSUKUMO」がオススメだが・・・

BTOパソコンメーカーで有名なところだったら基本的にどこでも良いと思います。

個人的には、『ドスパラ』と『パソコン工房』と『TSUKUMO(特にオススメ)』の3社がオススメです。

サポートも手厚いですし、価格もそこまで高くないので、初心者の方は取り敢えずこの3社のどれかから選んでもらえればと。

ただし、いくつか欠点もあり、どの有名メーカーも

・カスタマイズ性に乏しい(自分好みのPCケースが選べないなど)

・どのようなパーツを使用しているのか分からない

といった共通点がアリ、個人的にはマイナスポイント。

まぁ初心者の方であれば以上の欠点は特に気にしなくても良いとは思いますが。

PCにこだわりたいという方は気を付けてください。

ということで、今回はBTOパソコンの選び方について解説するためにも“フルカスタマイズBTOパソコン”で有名な『パソコンショップSEVEN』を用いて解説していきます。

最初、BTO初心者の方には『ドスパラ』『パソコン工房』『TSUKUMO』の3社がオススメと言いました。

ただ、「自分好みのPCにカスタマイズしたい」のであれば断然『パソコンショップSEVEN』がオススメ!

『パソコンショップSEVEN』の魅力は何と言ってもパーツの品揃えが豊富で、フルカスタムBTOパソコンにもかかわらず低価格という点。

カスタマイズに関しては、PCケースはもちろんのこと、マザーボードやグラフィックボードまで、本当にフルで全て自分好みにカスタマイズできます。

価格に関しても、BTOパソコン業界でも特にコスパが高い『ドスパラ』や『パソコン工房』『TSUKUMO』などの有名メーカーとほぼ変わりません。

ライザーライザー

コスパが高いとはいってもカスタマイズしすぎると普通に価格は高くなるので注意!

もちろん、サポート体制も有名メーカーと同じくらい手厚いです。

ですが、フルカスタマイズPCは良い意味でも悪い意味でも品揃えが豊富。

特に初心者の方だとパーツ選びには苦労するとよく言われています。

まぁだからこそ「PCパーツの知識についてある程度身に付けることができる」ので、フルカスタマイズBTOパソコンは、逆に初心者にオススメなのかと思いました。

ライザーライザー

苦労して選んだ方が知識として絶対に身に付きますから

BTOゲーミングパソコンの選び方 ~パーツの選び方編~

ここでは、『パソコンショップSEVEN』で販売されているパーツを例に、BTOパソコンをカスタマイズする際に気を付けるべきことについて解説します。

「どのパーツを選べば良いのか分からない」という方は是非参考してみてください。

PCケースは各PCパーツの大きさによって選ぶ

出典:パソコンショップSEVEN

PCケースはデザインで決めてOK。

自分の直感で「これだ!」と思ったものを選んで貰えれば全く問題ありません。

ただ、PCのケースによっては、

「電源ユニットが取り付けできない」

「グラボのサイズが大きすぎて入らない」

といった場合があるので注意が必要です。

実際、『パソコンショップSEVEN』の場合には上の画像の通り赤い注意書きが表示され、場合によっては選択できないようになっています。

もし、好みのケースが何かしらの不具合によって選択できなければ、そのケースに合うように自分自身でカスタマイズしてみてください。

電源ユニットはPCパーツの必要電力に合わせて選択する

出典:パソコンショップSEVEN

パソコンショップSEVENの場合、「グラフィックカードの必要電力に対して、ご選択中の電源容量が不足しています。」という警告表示が出てグラボが選択できない場合があります。

出典:パソコンショップSEVEN

なので、このような表示がされた場合、グラフィックボードの消費電力に合わせて電源ユニットを変更してください。

ちなみに、電源ユニットにはBRONZE、SILVER、GOLDなどランクがありますが、あまり気にしなくても問題ありません。

一応簡単に説明すると、80PLUSBRONZE、SILVER、GOLD、PLATINUM、TITANIUMの順に変換効率が上がり、省エネルギー性能が上がります。

まぁ取り敢えず、「ランクが上がる毎に品質が良くなる」とだけ覚えておけば良いですね。

マザーボードは1番安いヤツを選択してもOK

出典:パソコンショップSEVEN

マザーボードはグラボやCPUなどを載せるための基盤みたいなモノです。

で、マザーボードに関してはぶっちゃけCPUとの相性さえ合っていれば何でも良くて、何なら1番安いヤツを選択しても全く問題ありません。

ライザーライザー

カスタマイズ画面にはCPUに適したマザーボードしか表示されず、失敗することはまずありえないので安心してください

強いて言うなら、個人的に選ぶ際のポイントとしては、

・USB端子がいくつあるか?

・USB Type-Cに対応しているか?

・PCIeスロット(グラボを挿すところ)はいくつあるか?

といったところを重点的に見て選ぶことをオススメしたいです。

特に、PCIeスロットはキャプチャーボード(家庭用ゲーム機をPCに取り込む機器)やサウンドカードを増設するといった方であれば、なるべく多い方が良いと思います。

まぁいくら増設するとは言っても大半の方は標準のマザーボードでも十分だと思うので、変更する必要はほとんどないです。

CPUは基本的に「5」か「7」辺りを選んでおけばOK

出典:パソコンショップSEVEN

CPUは人間で言うところの脳みそにあたります。

数字が大きければ大きいほど頭が良く、素早く情報を処理が可能。

で、そんなCPUには、主にIntelとAMDの2種類のメーカーがあります。

個人的にはIntel製を推していますが、AMD製でも問題ありません。

っていうかIntelを推していると言っておきながら、私はメインのPCでAMDを使用していますから。

CPUの性能に関しては基本的に予算で決めてもらって問題ないです。

強いて言うならIntelであれば「Intel Core iシリーズ」、AMDであれば「AMD Ryzenシリーズ」を選ぶのが無難っていうかそれしか選択肢に入りません。

その中でも特に、「i7」「Ryzen7」辺りは人気も高く性能のバランスも良い感じなのでオススメです。

実際、私もCPUを購入する際はノート、デスクトップ問わずナンバリングが“7”のCPUを購入しています。

もちろん、金銭的に余裕がなければi5とかi3でも全然問題ありません。

実際、ゲームの場合は基本的にグラボ性能の方が圧倒的に重要です。

なので、CPUの性能は少しくらいなら落としてもそこまで問題にはなりません。

ただし、CPU依存の作業(動画のエンコードなど)やゲームをしながらYouTubeを見たり配信をする場合は「7」か「9」辺りを選択するのがオススメ。

後、何度も言いますが、安いからといってIntel Celeronだけは絶対に選んではいけないということ!

YouTubeの動画をフルHDで見るくらいなら別に良いのですが、ゲームとか動画制作といった作業には全く向きません。

なので、Intel Celeronだけは絶対に手を出さないでください。

金銭的に余裕があれば、CPUクーラーは別途購入した方が良い

出典:パソコンショップSEVEN

CPUは頭を使うとすぐ熱を持ってしまうので、クーラーが必須っていうか基本的には標準装備されています。

ただ、標準装備されている純正CPUクーラー(リテールクーラーとも呼ばれている)のほとんどは動作音がそれなりにうるさいです。

PCの動作音に関して特に気にならないという方はそのままでも良いのですが、金銭的に余裕があれば別途CPUクーラーを購入した方が良いと思います。

例えば、Intel Core i5などCPUの数字が「5」以下の場合であれば『虎徹MarkII SCKTT-2000』辺りでもよく冷えてくれますし、動作音も静かになるのでオススメです。

Intel Core i7などCPUの数字が「7」の場合はファンが2つ付いている大きさが240mmくらいの簡易水冷式CPUクーラーであれば十分。

もちろん、空冷が良ければ『虎徹MarkII SCKTT-2000』や『Noctua NH-U12A』でも全然問題ありません。

特に、『Noctua NH-U12A』はその辺の安い簡易水冷より全然冷えるし静かなのでオススメ。

ただ、『Noctua NH-U12A』はめちゃくちゃ大きいので、その分ケースが大型になってしまうのがデメリット。

「9」になってくるとCPUの発熱がかなりヤバくなってくるので、空冷だと冷却効果が期待できません。

なので、静音性と冷却性能を重視するならとにかくデカい簡易水冷式CPUクーラーを付けましょう!

といった感じで、金銭的に余裕があれば、CPUクーラーは別途購入するのをオススメします。

メモリは最低16GB合った方が良い

メモリは一言で表すとするなら机のようなもの。

数字が大きければ大きいほど机が広く、作業がしやすくなります。

そんなメモリですが、最低でも16GBは絶対に合った方が良いです。

理由は単純で、最近のゲームやソフトや検索エンジン(特にGoogle)はとにかくメモリに負荷をかけまくってきます。

その結果、メモリは最低でも16GBはは必須という結論に至りました。

ちなみに、私は1枚16GBのメモリを2枚積んでいるのですが、そこそこ重めのゲームをしながらDiscordを開いて配信しても問題なかったです。

といった感じで、マルチタスクをする方は32GBくらい積んでも良いと思います。

ただ、YouTubeで動画を見たり、ネットサーフィンをするくらいであれば、8GBでも十分です。

OSを入れるSSDはNVMe M.2 SSDが1番オススメ

出典:パソコンショップSEVEN

OSを入れるSSDというのは、上の画像で言うところの「SSD(1台目)」と書かれている項目を指します。

ここにはとにかく「読み書き速度が速いNVMe M.2 SSD」を選択するのがオススメ。

NVMe M.2 SSDの説明をするのは面倒なので、「とにかくOSやソフトの起動が速い」ということだけ覚えておけば十分です。

まぁ実際のところ普通のSSD(SATA接続)と体感的な速度の差はあまり感じませんが。

ただ、NVMe M.2 SSDの設置場所はマザーボードの上ということもあって、配線がかなりスッキリします。

こんな感じでマザーボードに直接接続します↓

ちなみに、個人的にオススメのSSDメーカーはWD(ウエスタンデジタル)とSamsung(サムスン)。

理由は全てのパーツを独自で開発しているので、“SSDの中身がどこ製なのかハッキリ分かる”ということ。

もちろん他のメーカーでも問題ないと思いますが、場合によっては中身が安物中華製なんてこともあり得なくはないので、個人的には以上の2つのメーカーがオススメ。

容量は500GBでも1TBでも良いです。

この辺は自分の用途に合わせて変更してください。

参考までに、ゲームや容量多めのソフトを入れるなら余裕を持って1TBくらいあった方が良いと思います。

ただ、個人的にはOSとは分けて2台めのSSDにゲームを保存するのがオススメ。

保存場所を分けた方が、データの管理がしやすくなりますから。

なので、個人的な買い方としては、OSの入る1台目を容量500GBのSSD、2台目をゲームや動画などを保存するSSD又はHDDを必要に応じて購入するのがベスト!

例えば、「ゲームやソフトを保存するならSSD」「動画や画像などのデータを大量に保存するのであればHDD」といった感じで用途によって選べばOK。

グラフィックカード(グラフィックボード)はゲームやソフトの推奨環境に応じて選択する

出典:パソコンショップSEVEN

グラフィックボードはデスクトップPCに1番お金をかけるべきパーツと言っても良いでしょう。

とにかく、ゲームをするにしても画像編集するにしても、グラフィック性能が超重要です!

なので、自分がやるゲームやソフトの推奨環境をしっかりと調べてからグラフィックボードを決めてください。

ちなみに、グラフィックボードにはファンが2つ付いているやつと3つ付いているヤツがありますが、基本的にファンの枚数が多ければ多いほど静音性と冷却性能が高いです。

その他のカスタマイズについてはどうでもいい

地デジチューナー、サウンドカード、無線LAN/Wi-Fi、ケースファン、USBポートなど。

この辺は必要であれば導入してください。

一応言っておくと、デスクトップPCには無線LAN/Wi-Fiが備わっていない場合があります。

無線機能を使用したい場合は、別途無線LAN/Wi-Fi機能を付けておくことをオススメします。

マウス、キーボード、モニター、スピーカーなどはAmazonなどで購入した方が安く済む

SEVENに限らず、どのBTOパソコンメーカーでもマウス、キーボード、モニターなどを購入できるのですが、値段が少々高めな場合が多いです。

また、製品のレパートリーもそこまで多くないので、自分好みのマウス、キーボード、モニター、スピーカーを見つけるのが難しい。

なので、個人的にはAmazoなどのネット通販と比較してから購入することをオススメします。

ただし、マウス・キーボードなどのセットに限ってはそこまで価格差が無いので、SEVENで購入しても良いかもしれません。

一応オススメのマウスやキーボード、スピーカーに関しては下記記事で紹介しています。

また、マウス、キーボード、モニターの記事では「ゲームのジャンル毎に最適の選び方」についても解説しているので、良かったら参考にしてみてください。

オススメのマウス↓

【2023年版】買って損しないゲーミングマウスの選び方とオススメ7選

オススメのキーボード↓

【2024年版】買って損しないゲーミングキーボードの選び方とオススメ5選

オススメのモニター↓

【プロゲーマーも愛用】買って損しないおすすめゲーミングモニター7選

モニター付属のスピーカーは基本的に音質があまり良くないので、安いヤツでもスピーカーは買っておいた方が良いです。

オススメのスピーカー↓

【予算5,000円】コスパ最強パソコン用スピーカーおすすめ3選

 

パーツの選び方が分からない方はTSUKUMOのG-GEARがオススメ

ということで、BTOゲーミングパソコンの選び方については以上になります。

今回紹介したポイントをまとめるとこんな感じです。

BTOパソコンを選ぶ際のポイント

・CPUはIntelでもRyzenでもOK
・ゲームの推奨環境に合ったグラボを選ぶ(NVIDIA GeForce製がオススメ)
・メモリは16GB以上
・マウスやキーボードなどは別で購入する(良さそうなものがあれば選んでもOK)

最低限、以上の4つを押さえておけば買って失敗するようなことはまず無いと思います。

それ以外の項目に関しては自分の好みで選らんでもらえればOKです。

ただ、ここまで記事を見ていて「自分にはカスタマイズBTOパソコンは難しいな」と感じたら、素直に大手のBTOパソコンメーカーで買った方が良いかもしれません。

その中でも個人的には、『TSUKUMO (BTOパソコンのブランド名はG-GEAR)』を選ぶのが無難だと思います。

私の場合は秋葉原にある実店舗とインターネットの両方を利用したことがありますが、その中でも1番サポートが手厚かったです。

TSUKUMOのサポートの手厚さが分かる動画↓

ライザーライザー

動画はもちろんのこと、コメント欄も見てもらえればサポートの手厚さが分かるかと思います

また、TSUKUMOでは“即納モデル”という買ってすぐに届くモデルがあるので「とにかく早くゲームで遊びたい」という方には超オススメです!

※一般的なBTOパソコンの納期は1~2週間、繁忙期(年末年始や引っ越しシーズンの3月など)になると1ヶ月近くかかることもあります。

ただ、即納モデルには「カスタマイズが全くできない」というデメリットがあるのでそこだけは注意してください。