ゲーム大好きライザーです。
今回は、Palit製のグラフィックボード『GeForce RTX2060 SUPER JS(JetStream) 8GB』についてお話していきます。
まず、Palit製のグラフィックボード『GeForce RTX2060 SUPER JS 8GB』について簡単に説明すると
性能:ブーストクロックで1830MHzも出る(同価格帯ではトップクラス)
静音性:大型のグラボで静音性が高い(60度以下であればファンも回らない)
価格:5万円以下で購入可能
といった感じで、とにかく高性能でコスパも最強クラスで良いです。
2060Superが欲しいって方はもちろんのこと、5万円以下で高性能なグラボが欲しいって方も、正直これ1択と言って良いくらいにはマジでオススメです。
詳しいスペックとか他メーカーとの比較に関しては後程紹介していくので、良かったら参考にしてみてください。
・バトロア系のゲーム(PUBG、Apex Legendsなど)を最高画質で快適にプレイできる(平均144FPS)
・グラフィック重視のゲーム(RPG系)を最高画質で快適にプレイできる
・ゲーム配信・録画(OBSを起動)しながら快適にゲームをプレイできる
※ドスパラでは代理店を通さずメーカーから直接仕入れているので、Amazonよりも安く購入できます。
GeForce RTX2060 SUPERの特徴
『GeForce RTX2060 SUPER JS(JetStream) 8GB』の説明の前に、まずはGeForce RTX2060 SUPERがどういう性能なのか?というのを解説していきます。
バトロア系ゲーム(FPS・TPS)をフルHD最高画質で快適に遊べる
取り敢えず、有名どころのバトロア系ゲーム(FPS・TPS)であれば、フルHD最高画質で快適に遊ぶことができます。
海外の方が実際にRTX2060SuperでApex、PUBG、Fortniteをプレイしている動画を見つけたので、良かったらそちらを参考にしてみてください。
・動画開始0:11にフルHD最高画質でApexをプレイ
・動画開始39:56にフルHD最高画質(Ultra)でPUBGをプレイ
・動画開始1:02:37にフルHD最高画質(Epic)でFortniteをプレイ
動画に載っている数値の意味は大体こんな感じです。
他にも通常画質でプレイしたり、WQHD(2560×1440)でプレイしていたりするので、そちらも合わせて見てみると良いかもしれません。
一応動画が見られないという方のために、この方がプレイした際の数字を簡単にまとめてみました。
ゲーム名 | 画質(最高画質) | 平均FPS |
Apex Legends | フルHD(1920×1080) | 136FPS |
Apex Legends | WQHD(2560×1440) | 102FPS |
PUBG | フルHD(1920×1080) | 126FPS |
PUBG | WQHD(2560×1440) | 77FPS |
Fortnite | フルHD(1920×1080) | 153FPS |
Fortnite | WQHD(2560×1440) | 105FPS |
平均FPS値を見る限りは概ね良好といったところでしょうか。
快適にゲームをプレイする分には十分だと思います。
ただし、この方が使用しているCPUは『Intel Corei7-6700k』というちょっと古いモノなので、FPS値は若干低いです。
IntelのCorei7-9700Kや、AMD RyzenのRyzen 7 3700Xといった最新のCPUであれば、もう少しFPS値は高くなります。
例えば、こちらの方の動画は、先ほどと同じ2060Supre(GIGABYTE:GV-N206SGAMING OC-8GC製)を使っていて、CPUはRyzen 7 3700XというCPUを使用しています。
フルHD最高画質時の平均FPS↓
で、先ほどの動画とコチラの動画比較してみると、平均FPS値が約10ほど上がっています。
CPUは結構軽視されがちなのですが、CPU性能が低いとFPS値も下がってきてしまうので、CPUもなるべく良いヤツを選んでください。
特に、ゲーム配信(リアルタイム配信)をする際はCPU性能によって画質の綺麗さや動画のカクつき等がかなり左右されます。
個人的には、IntelのCorei7-9700Kや、AMDのRyzen 7 3700X辺りがコスパが良くてリアルタイム配信も割とストレス無くできるのでオススメです(配信するならもっと高性能でも良いくらい)。
逆に、配信しないという方はもう少しCPU性能を落としても良いかもしれません(Ryzen 5 3600XとかCore i5とか)。
後、デスクトップパソコン本体のメモリ(RAM)の容量もかなり重要になってきます。
FPSの場合、ゲームを最高画質で動かすのに8GBほど必要です。
メモリを8GBしか積んでいないとパソコンに余裕がなくなってしまうので、ゲームがカクカクになってしまいます。
また、ゲームをやりながらYouTubeの動画を見たり、下手をすればGoogle chromeすら開けない状態になってしまいます。
なので、メモリは必ず16GB以上載せてください。
16GB以上あれば、パソコンの処理に余裕が出るのでサクサクプレイできます。
他の有名タイトルもまぁまぁ遊べる
後は、個人的に「この辺りのゲームは人口多そうかな?」っていうゲームのFPS値(フレームレート)をYouTubeの動画で調べておいたので、良かったら参考にしてみてください。
ちなみに、どのゲームも実験環境は以下の通りとなっています。
CPU:Ryzen 7 3700X
マザボ:ROG STRIX X570-F GAMING(ゲーム性能にはほとんど影響しない)
グラボ:GIGABYTE RTX 2060 SUPER GAMING 8G
メモリ:32GB
ゲーム名 | 画質(最高画質) | 平均FPS |
ARK Survival Evolved | フルHD(1920×1080) | 49FPS |
BF5 | フルHD(1920×1080) | 94FPS |
Borderlands3 | フルHD(1920×1080) | 75FPS |
CoD:MW(RTX ON) | フルHD(1920×1080) | 119FPS |
FF15 | フルHD(1920×1080) | 80FPS |
GTA5 | フルHD(1920×1080) | 93FPS |
MHW | フルHD(1920×1080) | 75FPS |
Need for Speed pay back | フルHD(1920×1080) | 127FPS |
Red Dead Redemption 2 | フルHD(1920×1080) | 51FPS |
R6S | フルHD(1920×1080) | 154FPS |
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=7uhl0itIJm4
ARKのみ別動画を参考にしました。
取り敢えず、めちゃくちゃ重いことで有名なARKは、最高画質設定で49FPSと若干厳しい感じとなっています(快適にプレイするには最低でも60FPSは欲しい)。
ただ、高画質設定であれば70FPSは出るので、高画質の状態であれば快適にプレイできますし配信も可能だと思います。
後、BF5とCoD:MWは平均144FPSを下回っているので、そこも若干力不足を感じるかもしれません。
まぁ100FPS前後出ていればゲームをやる際に支障をきたすようなことは無いと思いますが・・・
モンハンワールドやFF15に関してはそこまでFPSは重要視されないので、60FPS前後あれば十分です(っていうか仕様上超高性能グラボだったとしても144fpsとかは出なかったと思う)。
ですが、それでもちょっと力不足を感じるという方は、上位モデルの『RTX2070Super』や最上位モデルの『RTX2080Spuer』の購入を検討した方が良かもしれません。
特に、ARK Survival EvolvedやBF5、CoD:MWの場合は、最高画質でプレイしつつ最高画質で配信するというのはRTX2060Superだとかなり厳しいです。
ただし、画質を最高から“高画質”に一回りほど画質を落としたり、RTX(リアルタイムレイトレーシング)をOFFにすることでかなり快適にプレイできます。
リアルタイムレイトレーシングを有効にすることで、オブジェクトの反射などが描写されるようになるかわりに、FPSが最大4割以上下がります
「どこまで画質にこだわってゲームをしたいのか?」または「どういった配信をしていきたいのか?」それによって許容範囲は異なってくるので、よく検討してみてください。
他メーカー製GeForce RTX2060 SUPERとの性能比較
取り敢えず5万円以下で購入できるGeForce RTX2060 SUPERの性能と価格を比較しました。
ベンダー | 型番 | ブーストクロック | 価格(2020年2月) |
Palit | GeForce RTX2060 SUPER DUAL | 1650MHz | 43980円 |
Palit | GeForce RTX2060 SUPER JS | 1830MHz | 49351円 |
ASUS | DUAL-RTX2060S-8G-EVO | 1680MHz | 47960円 |
GIGABYTE | GV-N206SWF2OC-8GD | 1680MHz | 43970円 |
GIGABYTE | GV-N206SGAMING OC-8GC | 1815MHz | 49980円 |
MSI | GeForce RTX 2060 SUPER VENTUS GP | 1650MHz | 45980円 |
MSI | GeForce RTX 2060 SUPER VENTUS XS J OC | 1665MHz | 48180円 |
ZOTAC | ZOTAC GAMING GeForce RTX 2060 SUPER AMP | 1680MHz | 49800円 |
ZOTAC | ZOTAC GAMING GeForce RTX 2060 SUPER MINI | 1650MHz | 45735円 |
玄人志向 | GG-RTX2060SP-E8GB/DF | 1695MHz | 45070円 |
※価格は私が調べた中で最も安かったものを記入しています(大体ドスパラかAmazon)。
5万以下で購入できるGeForce RTX2060 SUPERの中では1番性能が良く、5万円以上のモデルと同等の性能となっています。
ちなみに5万円以上で購入できるGeForce RTX2060 SUPERの比較表も作ってみました。
ベンダー | 型番 | ブーストクロック | 価格(2020年2月) |
Palit | GeForce RTX2060 SUPER JS | 1830MHz | 49351円 |
ASUS | ROG-STRIX-RTX2060S-O8G-EVO-GAMING | 1860MHz | 60909円 |
ELSA | VD7029 GD2060-8GERSS | 1650MHz | 55218円 |
MSI | GeForce RTX 2060 SUPER ARMOR OC | 1680MHz | 50580円 |
ZOTAC | GAMING GeForce RTX 2060 SUPER AMP Extreme | 1710MHz | 55800円 |
こうしてみるとPalitのGeForce RTX2060 SUPER JSがどれだけコスパが良いか分かるかと思います。
グラボは比較的大きめ
Palit GeForce RTX2060 SUPER JSはかなり性能が高く、コスパも良いのですが、デメリットも一応あります。
それは、“大きさ”です。
Palit GeForce RTX2060 SUPER JSの全長約290mmとそこそこ大きいので、場合によってはケースに収まりきらないかもしれません。
また、グラボの厚さが3スロット分あるので、グラボ以外にもキャプチャーボードとかTVチューナーを挿している場合だと干渉してしまう場合があります。
もし、グラボが大きすぎてケースに入りそうになければ、もう少し小さいグラボを選んだ方が良いです。
個人的には、『ZOTAC GAMING GeForce RTX 2060 SUPER MINI』がボード全長約210mmと他のグラボと比較しても非常にコンパクトで、価格もそれなりに安いのでオススメです。
Palit GeForce RTX2060 SUPER JSの静音性はかなり高い
結論を先に言っておくと、Palit GeForce RTX2060 SUPER JSの静音性はかなり高いです。
私自身、実際に測って検証はしていないのですが、ドイツの方が静音性の比較表を作っていて、それを見た限りだと他のグラボと比較しても静音性はかなり高いということが分かります。
ちなみに、このサイトでもPalit GeForce RTX2060 SUPER JSはかなり評価が高いと書いてありました
Palit GeForce RTX2060 SUPER JS 8GBはとにかくコスパが良い!
ということで、『Palit GeForce RTX2060 SUPER JS 8GB』についてレビューしてみました。
まず、5万円以下のグラボを探しているのであればコレ1択と言って良いくらいにはかなりコスパが良です。
また、やれるゲームに関してもFPSだけでなく、グラフィック重視のRPG系のゲームでも快適にプレイできるので、ただ単にめっちゃゲームやるって方にもオススメできます。
逆に、これ以下の性能のグラボ(GTX1660Tiなど)だと、快適にプレイすることはできないので、お金が無くて厳しいけどゲームは快適にプレイしたいという方も最低限このグラボを選んだ方が良いです。
・バトロア系のゲーム(FPS・TPS)を快適にプレイしたい
・グラフィック重視のゲーム(RPG系)を最高画質で快適にプレイした
・ゲーム配信・録画(OBSを起動)しながら快適にゲームをプレイしたい
といった方は、取り敢えず『Palit GeForce RTX2060 SUPER JS 8GB』を選んでおけばまず失敗するようなことはないと思います。