【2024年版】買って損しない高音質パソコン用スピーカーおすすめ7選

突然ですが、パソコンやディスプレイに内蔵されているスピーカーって音割れしたり低音は響かなかったり、とにかく音が悪いですよね。

そういった理由から筆者のライザーは以前、Logicoolの3,000円くらいの安いスピーカーを購入したのですが、その安価なスピーカーですら劇的に音質が変わってかなりびっくりしました。

なので、それよりもはるかに高額な1~2万円台の本格的なスピーカーを使ったらどうなるのか・・・

ってことで実際に家電量販店に行って色々と聴き比べてみましたが、もうそれは想像のはるか上をいく別次元の音質でした。

今回はそんな別次元の音質を奏でるパソコン用スピーカーをいくつか紹介していきたいと思います。

・コンパクトで本格的なパソコン用スピーカーが欲しい

・種類が多すぎてどのスピーカーが良いのか迷っている

・パソコンで最高の音楽を楽しみたい

といった方は是非参考にしてみてください。

ただ、今回紹介するスピーカーは本格的なモノが多いので価格が結構高めです。

なので、そこまでお金を賭けられないという方は、私が以前書いた『コスパ最強パソコン用スピーカー』という記事を良かったら参考にしてみてください。

【2024年版】コスパ最強パソコン用スピーカーおすすめ5選

上記記事では、3000~5000円くらいで高音質のスピーカーを紹介しています。

後、これも一応言っておきますが、私は別に音のスペシャリストとかではなく、ただ単純に良かったものを紹介しているだけです。

なので、ガチで音に関するプロの方とは若干ズレたことを言ってるかもしれないので、そこだけはご勘弁を(;^_^A

高音質パソコン用スピーカーオススメ7選

改めまして、ライザーです。

今回は、私が家電量販店等で実際に使って「これはすげぇ!」って思った超高音質で本格的パソコン用スピーカーを紹介していきたいと思います。

一応スピーカーの価格帯に関しては今回1万~3万代と、10万前後のスピーカーをいくつか選んでみました。

この中から自分に合ってそうだなぁって思ったスピーカーを選んでもらえたらなと思います。

【手軽にライブ感覚を味わえる】Bose Companion 2 Series III

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BOSE(ボーズ)
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ここがポイント

周波数特性 : 不明
左スピーカーの大きさ:80×190×14.5mm(幅×高さ×奥行き)
右スピーカーの大きさ:80×190×150mm (幅×高さ×奥行き)
重量:1.8kg
電源:ACアダプター
有線接続対応(ステレオミニジャック)
小型でウーファー無しにも関わらず重低音がよく響く
ライブ会場にいるかのような臨場感を味わえる

Boseはアメリカにある超有名音響機器メーカーで、結構聞いたことがあるって方はいるんじゃないでしょうか。

特徴としては、いわゆる「ドンシャリ系」と呼ばれる高音と低音のが強く協調されている感じになっています。

なので、ロック系の曲やJ-POPとの相性がよく、特にアニメとかアイドルのライブ映像をBlu-rayで見る時は「そこでライブをしてるんじゃないか?」って錯覚するような感覚を味わえます。

そういったこともあって、「ライブの臨場感が好きな人」には特にオススメです。

ですが、BOSEは良くも悪くもドンシャリ感がしますし、低音も結構響くので、「音楽をしっかりと楽しみたい」といった方には不向きなのかもしれません。

一応あの低音がボアボアしている感じがニガテだという方は、対策として小型スピーカー用スタンドと一緒に使ってみると良いかもしれません。

スピーカー用のスタンドを使って少しスピーカー浮かせた状態で設置することで、ちょうどいい低音になります。

例えばこんなの↓

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Kanto
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キクタニ
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スピーカー用のスタンドは数千円のヤツで十分OK!

BOSEに限らず、重低音がガンガン響きすぎるっていう方はスピーカーをそのままデスクに直置きしている方が多いので、是非試してみてもらいたいです。

【明るい音質】JBL STAGE A130

ここがポイント

周波数特性 : 55Hz~40kHz
大きさ:190×321×245(グリル含)mm(幅×高さ×奥行き)
重量:5.5kg
電源:電源コード
有線接続対応(ステレオミニジャック)
全体的に明るい音
ジャズに最適

JBLはBoseと同じくアメリカにある超有名音響機器メーカーで、コチラも聞いたことがあるって方多いのではないでしょうか。

まず、音の特徴に関してなんですが、このスピーカーもBoseと同じく重低音は結構強めに感じました。

ただ、違いとしてはBoseがライブのような臨場感を味わえるのとは違って、JBLの場合は音にハリがあるといった感じです。

ちょっと表現が難しいんですけど、聞いてみた感じだと音がパッとしてると言いますか、明るいと言いますか、なんかそんな感じを受けました(語彙力不足)。

他の方のレビューも見たのですが、どうやらこういったスピーカーには新しめのジャズが最適みたいなので、ジャズが好きな方には特にオススメかと。

あ、一応音に関しては重低音が強めとは言ったものの、低音も高音も全体的によく聞こえていたので、普通に音楽を聴いたり映画鑑賞なんかにもオススメです。

ですが、今回紹介した『JBL STAGE A130』他のスピーカーと比較すると少し大きめとなっています。

なので、置き場所には少し困るかもしれないので注意してください。

後、これは素朴な疑問が少しあって、人間の可聴域の最大は20Hz~20kHzなんですが、このスピーカーの周波数特性は「55Hz~40kHz」なんですよね。

最初見た時は凄いなぁって思ったんですけど、正直40kHzなんて聞くことできないのに必要なのかな?って思っちゃいました。

多分意味があるからそうなってるとは思うんですが・・・ということで、なんか知っていたら教えてくださいm(__)m

【趣味でゲーム実況、音楽制作する方にオススメ】JBL 104-BTW-Y3

ここがポイント

周波数特性 : 60Hz~20kHz
左スピーカーの大きさ:153×247×125mm(幅×高さ×奥行き)
右スピーカーの大きさ:153×247×125mm(幅×高さ×奥行き)
重量:2.1kg(マスタースピーカー)1.8kg(エクステンションスピーカー)
電源:ACアダプター
有線接続対応(ステレオミニジャック、ステレオ標準フォーン、ステレオRCA)
Bleutooth5.0対応
同軸2Wayスタジオモニタースピーカー

先ほどと同じくJBLのスピーカーとなっていますが、このスピーカーはスタジオモニタースピーカーとなっています。

スタジオモニタースピーカーというのは、簡単に説明すると「より正確に、フラットに音を出す」ためのスピーカーです。

なので、先ほど紹介したスピーカーと比べると無駄に音が強調されていないのでとても聞きやすい音となっています。

そして、使用用途としては、音楽を楽しむというよりかは音楽制作のためのスピーカーといった感じですね。

ただ、この価格帯のスピーカーだと本格的な音楽制作には向かないので注意してください。

あくまで、趣味で音楽制作をする方向けです。

とは言っても、変に音が強調されていないので音が凄く聴きやすいので、音楽制作だけでなく趣味用途としてもオススメではあります。

ライザーライザー

実際に私もこのスピーカーを使用して、ゲームの音楽を聴いたりしています

詳しくは下記レビュー記事を参考にしてみてください。

【JBL 104-BTW-Y3レビュー】最高のBluetooth対応同軸スタジオモニタースピーカー

【ゲームに最適】Razer Nommo Chroma

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Razer(レイザー)
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ここがポイント

周波数特性 : 50Hz~20kHz
大きさ:140×220×170mm(幅×高さ×奥行き)
重量:2.94kg
電源:電源アダプター
有線接続対応(USB、ステレオミニジャック)
足音や銃声の方向がハッキリと分かる
重低音がしっかりしていて、映画鑑賞にも最適

Razerはゲーム用のキーボードやマウス等を出しているゲーミングデバイスメーカーです。

このスピーカー最大の特徴はなんと言っても「音がどこで鳴ってるか分かる」という点ですね。

スピーカー自体は2つしか無いのですが、その音が右から鳴っているのか、はたまた後ろから鳴っているのか、結構正確に鳴っている位置が分かりました。

ライザーライザー

バーチャルサラウンドサウンドに対応しているわけじゃないんですけどね

2~3万円くらいするゲーミングヘッドセットと比較するとちょっと劣るとは思いますが、それでも十分すぎるほど足音がよく聞こえます。

もちろん音質に関してもかなりクオリティが高く、特に重低音が力強いと感じました。

なので、ゲームだけでなく、映画鑑賞や低音重視の音楽を聴く等普段使いにも十分使えます。

とは言ってもやっぱりゲーム向けのスピーカーなので、特にゲームをやる方で「ヘッドセットがニガテ」といった方に是非このスピーカーを手に取ってもらいたいです。

【コスパ最強】FOSTEX アクティブスピーカー PM0.4c

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FOSTEX
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個人的に1~2万円の価格帯の中で一番オススメなのがこのスピーカーです。

ここがポイント

周波数特性 : 110Hz~40kHz
大きさ:130×220×169mm(幅×高さ×奥行き)
重量:2.94kg
電源:電源コード
有線接続対応(ステレオミニジャック)
低音から高音まで音のバランスがかなり良い
音楽そのものを楽しめる

FOSTEX(フォステクス)は日本のフォスター電機という企業が出しているブランドで、スピーカーを自作する方向けに部品も販売している結構マニア向けのメーカーみたいです。

このスピーカーの音質に関しては低音と高音のバランスが良く、良い意味で主張している感じがなかったのがとても良かったです。

BoseやJBLのスピーカーと比較してみて分かったのですが、BoseやJBLは“味をしっかり付けて楽しむ”スピーカーという感じで、逆にFOSTEXの場合は“素材の味をそのまま活かす”といった印象を受けました。

他の方のレビューも少し見てみたのですが、やはり他メーカーのスピーカーと比較すると、音が聴きやすくて長時間聴いていても疲れないとのこと。

なので、音楽そのものを楽しみたいといった方には本当に最適なんだと思います。

ただ、そのままのスピーカーだと低音がちょっと弱くなるので、低音もしっかり聞きたいといった方はウーファーをセットで購入すると良いですね。

ちなみに、廉価版(ハイレゾ版)の『FOSTEX アクティブ・スピーカー PM0.3H』も価格以上の性能となっているので、そこまでお金に余裕がないという方には良いかもしれません。

逆に、お金に余裕があるという方はPM0.4cのさらに上位モデルで一回り大きい『FOSTEX アクティブスピーカー PM0.5d』がオススメです。

PM0.5dはPM0.4cよりも若干低音が深くしっかりと聞こえるような感じがしました。

【音質最強!デザインも〇】KRIPTON コンパクト ニアフィールドオーディオシステム KS-55

ここがポイント

周波数特性 : 70Hz~60kHz
大きさ:109×159.5×203.4mm(幅×高さ×奥行き)
重量:3.9㎏
電源:ACアダプタ
有線接続対応(USB、光デジタル、ステレオミニジャック)
Bluetooth接続対応
低音から高音まで音のバランスが非常に良い
スタイリッシュなデザインが非常にGood!

ここから紹介していくスピーカーは本格から“超本格”へとなっていきます。

KRIPTON コンパクト ニアフィールドオーディオシステム KS-55』はお店の一角にある高級そうな売り場でたまたま見つけたスピーカーの1つです。

正直コイツはマジでヤバかった。

大きさ自体はその辺のスピーカーとそんなに変わらないくらいなのにもかかわらず、とにかく音質が桁違いにずば抜けていました。

深い低音もしっかりと聞けますし、高音も明瞭でハッキリとしていて、基本的にはどんな音楽でも楽しめるかと思います。

後、スピーカーのデザインもスタイリッシュで個人的にはかなり好みでした。

私のデスクは黒色の木製のデスクなのですが、この渋めの赤はかなりよく合いそうです。

多分価格の差でバイアスがかかっているとは思いますが、個人的に先ほど紹介した『FOSTEX  PM0.4c』よりも『KS-55』の方が音が良いと感じました。

ただ、価格が10万円以上とかなり高額となっているということを考えると、コスパを考えると『FOSTEX  PM0.4c』の方が良いと思います。

音に関しても劇的に変わっているというわけではなく、あくまで少し良いかな?って感じるレベルなので。

とはいえ、音質に関しては超最強と言っても過言ではないので、買って損するようなことはないと思います。

下記URLの公式サイトから購入できます↓

GENELEC 8010Aスタジオ・モニター

ここがポイント

周波数特性 : 67Hz~25kHz
大きさ:121×195×116mm(幅×高さ×奥行き)
重量:1.5㎏
電源:ACアダプタ(ユニバーサル電源)
有線接続対応(USB、光デジタル、ステレオミニジャック)
低音から高音まで音のバランスが非常に良い
音楽を楽しむの

GENELECはフィンランドの有名なオーディオ機器メーカーで、音楽をやってる方だと結構知っている方が多いのかな?

そうですね、とにかく「音楽を聴く」っていうのにはもう最適で、クラシックはもちろんのこと、ゲーム音楽であったり、EDMといった感じで幅広いジャンルの音楽に適応しています。

後、私のTwitterのフォロワーにギタリストの方がいて、その方がこれと同じシリーズの『GENELEC 8020DPM』を使っているんですけど、上も下もよく聞こえるて言ってました。

聞くところによると、音楽をやっている方の中では結構評判が良いみたいで、プロの方はもちろんのこと、DTMer(パソコンで音楽を作っている方)や音響マニアの方等幅広く愛されているみたいです。

ライザーライザー

先ほどもJBLのモニタースピーカーを紹介しましたが、コチラはもうプロの方でもバリバリ使える感じですね

ちなみに、GENELEC 8010Aは8000シリーズのスピーカーの1つなんですが、“8010”“8020”といった数字でそれぞれ「スピーカーの大きさ」が異なってきます。

80〇0の〇の数字が大きくなればなるほどスピーカーが大型になっていき、基本的には大きくなればなるほど音質が良いです。

ただ、スピーカーが大きいとデスクの上に載らなくなってしまうので、個人的には『GENELEC 8010APM』くらいの大きさがパソコン用には一番合うのかなぁと個人的には思います。

一応大きさに関しては公式が出している動画を見てみると分かるかと思いますが、数字がちょっと違うだけでこれだけ大きさが違うので注意が必要です。

といった感じで、大きければ大きいほど音質は良いのですが、だからと言って『GENELEC 8010A』の音質が悪いというわけではないです。

むしろ、先ほども言った通り、PCで音楽を聴くのであれば扱いやすさや置き場所的にも8010とか8020辺りが最適だと思います。

ちょっとの投資でも劇的に音が変わる

ということで、個人的にオススメなスピーカーをいくつか紹介してみました。

今回紹介したスピーカーはそれぞれ特徴があるのでどれが一番良いとかはないのですが、どれもオススメだと断言できるくらいにはとても良かったです。

その中でも今回紹介した10万円台のスピーカーは少し聴いただけでも他のスピーカーとは別格だってことがすぐに分かりました。

とはいえ、流石に10万円台のスピーカーはちょっとという方も中にはいると思います。

っていうか私もオススメしておきながら金銭的に余裕がなくて購入してませんからw

なので、どうしてもお金がないといった方は少し奮発して最低でも1~2万円クラスのスピーカーでも良いので是非手に取ってもらいたいです。

もし、今使っているスピーカーが3000円とか5000円のスピーカーだという方であれば、1~2万円クラスのスピーカーでも「劇的に音質が変わった」ってことを実感できると思います。