ライザーです。
パソコンやテレビに内蔵されているスピーカーって結構音質が悪いと思いませんか?
多分この記事みているほとんどの方は、今までテレビやパソコンに内蔵されているスピーカーの音を聞いているので、そこまでの違和感とか音質の悪さっていうのは気になっていない方だと思います。
私も実際「そこまで音質にこだわるか?」って言われたらそーでも無いですからね。
でも、ほんの少しスピーカーにお金をかけるだけで音質って劇的に良くなるんですよ!
私が最初に買ったPCスピーカーはLogicoolのZ213っていうやつで、当時買った時は3000円とウーファーが付いている割にはかなり格安でした。
ですが、今まで内蔵のスピーカーを使っていたということもあって、大げさかもしれませんが、Z213に変えた時はマジで世界が変わったなって思いましたw
ほんの少しの投資で割と良い感じの音質になります。
低音が重くしっかりと響いてきて、スピーカーの質もパソコンに備え付けのモノとは全然違いますから。
ということで、今回は
・パソコン用スピーカーを購入したことが無い
・そこまで音質にこだわらないからなるべく安くて高品質なモノが欲しい
・種類が多すぎてどれを買えば良いのか分からない
といった人のために私がオススメする1万円以下で購入できるコスパ最強のパソコン用スピーカーをいくつか紹介していきたいと思います。
コスパ最強パソコン用スピーカーおすすめ5選
私が新宿にあるヨドバシカメラで試聴して「良かったなぁ」って思ったものを厳選して5つ紹介します。
Logicool Z313
・2.1chスピーカー
・周波数特性:48Hz~20kHz
・低音が素晴らしい
・置く場所が限定される
・コンセントが必須
LogicoolはPCの周辺機器の製造メーカーとして有名な企業ですね。
私もいくつかLogicoolの製品は使っていて、現在でもヘッドセットなんかは現役で使っています。
で、このZ313スピーカーは2.1chということで、左右のスピーカーとは別にサブウーファーという映画館のように震えるような低音を響かせるためのスピーカーが付いています。
よくスピーカーの表記で2.1とか5.1とかあると思うんですが、この「1」っていうのがサブウーファーにあたります。
このタイプのスピーカーはZ313の他にも私が最初に紹介した同じLogicoolから出ているZ213というものもあるんですが、個人的に値段は若干高いもののZ313の方がオススメです。
Z213とZ213の違いはいくつかあるのですが、一番の違いは音質です。
左右スピーカーの高音の違いは良く分からなかったですが、ウーファー(低音)はZ313の方が響きが良いかなぁと個人的には思いました。
ちなみに本体にはコントローラーが付いていて、そこで音量調整を手動で行うことができます。
また、コントローラーにはイヤホンジャックが付いているので、ヘッドホンで音を聞く場合はそのイヤホンジャック使えばOKです。
一応デメリットに関しては「ウーファーがある分置く場所が限定される」というのと「スピーカーを接続する際にはコンセントの空きが1つ必要になる」という点ですね。
エレコム スピーカー MS-W02W
・2.1chスピーカー
・周波数特性:30Hz~18kHz
・低音が素晴らしい
・置く場所が限定されるが、比較的コンパクト
・コンセントが必須
エレコムは国産の大手周辺機器メーカーとして有名な企業ですね。
多分この記事を見ているあなたも一度は使ったことがあるのではないでしょうか?
例えば、USBハブとかマウスとか多分どこかしらで使っているかと思います。
このスピーカーも先ほど紹介したZ313とほぼ同様のモノなんですが、比較的コンパクトな作りになっています。
Z313のウーファーの大きさが幅150mm×奥行220mm×高さ228.4mmに対して、エレコムのウーファーは幅128×奥行122×高さ128mmとかなり小型となっています。
また、価格に関してもエレコムの方が若干安くなっているので、「置き場所があまり無いけどどうしてもウーファーの低音を楽しみたい」って方はコチラの製品がオススメです。
ただ、音質に関しては個人的にZ313の方がしっかりしてるかな?って感じはします。
Creative Inspire T6300
・5.1chスピーカー
・周波数特性:50Hz~20kHz
・低音が素晴らしい
・置く場所がかなり限定される
・コンセントが必須
Creative Technologyはシンガポールにある大手周辺機器メーカーとして有名な企業なんですが、スピーカーに関しては私もあまり聞いたことがありませんでした。
ただ、最近はスピーカー等の音響機器にも力を入れているらしくて、Amazonの評価とか見ているとなかなか良いですね。
で、今回紹介するInspire T6300っていうのは5.1chで、スピーカーが5つにサブウーファーは1つという構成になっています。
スピーカーが5つってあまり聞いたことが無いと思うんですが、スピーカーの配置は左右に1つずつと真ん中に1つ、そして後方に2つ、それにサブウーファーという感じになります。
なので、2.1chのスピーカーと比べてもより立体感のある音響を楽しむことができるんですが、自分の定位置の後ろにスピーカーを配置しなくちゃいけないので、結構置き場所に困ります。
また、Amazonで検索してみると分かると思うんですが、5.1chスピーカーは基本的に2万円とか3万円とかするものがほとんどなんですが、Creative Inspire T6300だけは6000円程度で購入できるので、コスパに関しては最強と言っても良いかと。
ただ、音質に関しては2万、3万するようなスピーカーと比べると見劣りはしちゃいますがw
あくまで、「初心者入門」といった立ち位置ですね。
ですが、音質に関しては価格に対してかなり良いので、もし置き場所に困らないのであればCreative Inspire T6300の購入をオススメしたいです。
JBL Pebbles バスパワードスピーカー
・2.0chスピーカー
・周波数特性:70Hz~20kHz
・全体的に高音質
・置く場所に困らない
・USBで電力供給可能
JBLはスピーカー関連の老舗企業で、今回紹介するスピーカーメーカーの中では一番人気があります。
個人的にスピーカー初心者の方には是非ウーファー付きのスピーカーを買ってもらいたいんですが、「どうしても置く場所が無い」って方はこれが無難です。
ウーファーが無い分低音に関してはそこまで出ないんですが、2.0chスピーカーでこの価格帯ってなると多分このスピーカーが一番良いんじゃないか?ってくらいには十分すぎるほど音質に関しては良いです。
ちなみにこのスピーカーはUSBで電力供給できるので、コンセントが必要ありません。
Creative Pebble
・2.0chスピーカー
・周波数特性:50Hz~20kHz
・スピーカーだが、低音がしっかり響く
・置く場所に困らない
・USBで電力供給可能
JBLのスピーカーが高くて買えないという方はこちらの製品が良いですね。
価格も2000円以下とかなり抑えられています。
ですが、音質に関しては先ほど紹介したJBLのスピーカーと比べても遜色ありません。
低音に関してもウーファー付きのスピーカーと比べると若干劣るものの、2chスピーカーの中ではかなり優秀です。
個人的にはコストパフォーマンス的にも考えて、ウーファーを置く場所が無いという方にはCreativeのPebbleを一番オススメします。
スピーカーが片方だけしか聞こえなくなった場合は?
書くかどうか迷ったんですけど、たまーにレビューで「片方のスピーカーが聞こえなくなった」というものがいくつか見られるので、それの対処法について少しお話します。
これに関しては、もちろん初期不良や故障の可能性もありますが、大抵の場合はスピーカーのイヤホンジャックの接触不良が原因です。
で、この接触不良に関しては、接点復活剤を使えば簡単に直ります。
接点復活剤の主な成分は「鉱物油」「防錆剤」「石油系溶剤」この3つで、それぞれ
石油系溶剤:金属の表面の汚れを溶かして取り除く
防錆剤:サビを予防
鉱物油:電気の流れを妨げないように油の膜をはる
といった役割があります。
これでイヤホンジャックが復活してスピーカーからちゃんと音が聞こえるようになります。
安くてもスピーカーがあるとなしで世界が変わります
ということで、ちょっと雑談を挟みましたが今回の話は以上です。
今回紹介したスピーカーはどれも価格以上の性能でどれもオススメなんですが、やっぱり個人的に1番を選ぶとしたらLogicoolのZ313ですかね。
私も以前Logicoolの製品を使っていたということもあるんですが、このZ313も価格に対してなかなかの高性能っぷりなので、もし今回紹介した5種類の中から選べないのであればZ313を推したいです。
とにかく、数千円スピーカーに投資するだけでも音質とか全然変わってくるので、是非この機会にスピーカーを変えてみてください。
最初スピーカーを変えた時は本当に世界が変わったかのように感じると思いますよ(#^^#)