音ゲーが快適にできるオススメのワイヤレスイヤホン5選

ライザーです。

今回は音ゲーが快適にできるオススメのワイヤレスイヤホンについて紹介していきます。

・音ゲーが快適にできるワイヤレスイヤホンを探している

・どのようなワイヤレスイヤホンを選べば良いのか分からない

・低遅延のワイヤレスイヤホンに興味がある

といった方は是非参考にしてみてください。

音ゲーが快適にできるワイヤレスイヤホンとは?

まず、スマホやタブレットで使用するワイヤレスイヤホンのほとんどはBluetooth接続方式となっています。

Bluetooth接続と聞くとかなり遅延が激しくて音ゲーはできないと言われていますが、結論を言うとコーデックさえ合っていればほとんど遅延を感じないくらい快適に音ゲーをプレイ可能です。

それぞれのコーデックの音質と遅延時間

Bluetooth接続でなるべく遅延が発生しないようにするためには、とにかくコーデックが大切になります。

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コーデックというのは、音声や映像などのエンコードデコードに使用するプログラムの総称です

そして、それぞれのコーデックの音質と遅延時間については以下の通りです。

コーデック 音質 遅延時間
SBC(Bluetooth接続ができる全ての端末で使用される) 普通 220ms±50ms
AAC(主にiPhoneで使用される) SBCよりも高音質 120ms±30ms
aptX(主にAndroidで使用される) AACよりも高音質 70ms±10ms
aptX HD(一部のAndroidで使用される) aptX以上、ハイレゾに相当するの音質 70ms±10ms
aptX LL(一部のAndroidで使用される) aptXと同等の音質 40ms未満
aptX Adaptive aptX以上、ハイレゾに相当するの音質 60ms±10ms
LDAC ハイレゾ対応 300ms以上

ちなみに、スマホに備え付けのスピーカーや有線接続タイプのイヤホンの遅延はほぼ0です。

そして、人間の脳は100ms(0.1秒)以下の遅延を感じにくいと言われています。

なので、音ゲーには最も遅延の少ないaptX LL(Low Latency)対応のワイヤレスイヤホンを選ぶのが望ましいです。

一応aptXも遅延は100ms以下で理論値だけ見れば遅延を感じにことにはなりますが、これら数値はあくまで“理論値”。

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特に、Androidだと端末によって音質や遅延に2倍以上もの性能差が出るらしいです

そういうこともあり、とにかく遅延を少なくする場合は『aptX LL』を選ぶ以外ありえないといっても良いでしょう。

音質については、実際にSBCとかAACとかコーデックのみを切り替えて聞き比べましたが、正直違いは全く分かりませんでした。

まぁ音質はコーデックよりもイヤホンやスマホ自体の性能がとても重要なのであまり気にしなくても良いと思います。

特に、イヤホンはメーカーや価格で全然音が変わってきますから、選びはマジ重要です。

参考WEB:aptXは本当に高音質で低遅延なのか

イヤホンと端末の両方がコーデックに対応していないと本来の性能は発揮されない

音ゲーをするならコーデックはAptX LL(Low Latency)が最適とはいえ、実際のところAptX LLに対応しているスマホ・タブレットはとても少ないです。

例えば、iPhoneやiPadの場合だとAACにしか対応してないので、仮にAptX LL対応のワイヤレスイヤホンを購入したとしても、自動的にSBCやAACで接続されてしまいます。

解決方法としては、AptX LLに対応していない端末の場合、別途Bluetoothトランスミッター(送信機)を購入して無理やりコーデックを合わせるしかありません。

使い方はとても簡単で、Bluetoothトランスミッターを使用したい機器に有線接続するだけでOKです。

iPhoneの場合はライトニングオーディオ変換アダプタが必要になります。

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ただ、Bluetoothトランスミッターはそれなりの大きさがあり、外出先で気軽に利用できないので注意してください。

遅延は感じにくいが、感じないわけではない

FPSや動画鑑賞程度であれば問題なく使用できるかもしれません。

ですが、音ゲーをプレイする場合だとほんの少しだけ遅延を感じてしまう可能性があります。

私は実際にapt-X LLでデレステをやってみたのですが、スマホから直接出てくる音源と比較してノーツをワンテンポ遅らせるかどうか迷うレベルの遅延を感じました。

私も動画とかで検証してみたいのですが、音の遅延を計測する手段を持っていないのでどうしたら良いものか分からない状態です。

とにかく、apt-X LLの遅延時間が40ms未満だとしても、ほんの少しだけ遅延を感じるというのだけは注意してください。

音ゲーが快適にできるオススメのワイヤレスイヤホン5選

音ゲーが快適にできるワイヤレスイヤホンに関しては、遅延が最も少ないaptX LLに対応したスマホやタブレットとイヤホンを選べばOK。

仮に、aptX LLに対応していない場合であっても、Bluetoothトランスミッターを使用すれば大丈夫です。

ここからは、以上を踏まえた上で、個人的にオススメのイヤホンを紹介していきます。

【フラットな音質で音ゲーを楽しめる】SOL REPUBLIC SHADOW FUSION

ここがポイント

・コーデックはSBCとAAC、apt-X、aptX LLに対応
・IPX5防水対応
・Bluetooth 5.0対応
・連続10時間再生可能

価格もお手頃で音質が良いイヤホンとなると個人的に1番推したいのが『SOL REPUBLIC SHADOW FUSION』。

そもそもaptX LLに対応しているイヤホン自体がかなり少なく、それ故に1万越えの製品がほとんどとなっています。

にもかかわらず、このイヤホンは1万円を切る価格となっていて、それでいて音質も良い感じでした。

ホワイトノイズもなく、高音や低音が強調されているというわけでもなく、とてもフラットな音質で聞きやすかったです。

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個人的にはフラットな音質の方が音ゲーには最適だと思います

SOL REPUBLIC SHADOW FUSIONはアメリカの新鋭ポータブルオーディオブランドなのであまり馴染みがないかもしれませんが、1万円以下の中では1番オススメ。

【完全ワイヤレスのゲーミングイヤホン】EPOS GTW 270 Hybrid

ここがポイント

・コーデックはSBCとAACに対応
・IP54防水防塵対応
・Bluetooth5.2対応
・ゲームモード搭載で超低遅延
・連続7時間再生可能
・ケース込みでの再生時間最大35時間
・ノイズキャンセリング対応
・外音取り込み機能付き
・45言語自動音声翻訳機能(音声認識はできるが翻訳機能はGoogle翻訳レベル)
・着脱時自動再生/停止機能付き
・左右独立での使用が可能

このイヤホンは名前の通りゲーミングイヤホンということで、FPSなどのゲームを有利に戦うためのチューニングがされているイヤホンとなっています。

音質の特徴としては、重低音が強めでかなり迫力があります。

足音もしっかりと聞き取れますし、何ならそこら辺のゲーミングヘッドセットよりも優秀では?って思うくらいには良かったです。

7.1chバーチャルサラウンドにも対応しているということもあって、どこで足音がするのかも正確に把握できます(PC使用時のみ利用可能)。

音ゲーに関しては先ほど言った通りapt-X LLであってもほんの少し違和感は感じるもののMasterクラスでも初見フルコンボできるくらいには問題ありません(フルコンはプレイングスキルによる)。

また、この製品にはapt-X LL対応のドングルが付属していて、ドングルをスマホやPCに接続することでapt-X LLでBluetooth接続が可能です。

ただし、ドングルはUSB type-CとUSB type-Aにのみ対応となっているので、iPhoneでは使用できません。

一応USB type-Cをライトニング端子に変換できる製品があればドングルも使用できるとは思いますが、正常に動作するかは分からないです。

ちなみに、ドングル使用時はマイク機能が自動的にOFF(使えない)になるので注意してください。

【iPhoneユーザーにオススメの完全ワイヤレスゲーミングイヤホン】ASUS ROG Cetra True Wireless

ここがポイント

・コーデックはSBCとAACに対応
・IPX4防水対応
・Bluetooth5.0対応
・ゲームモード搭載で超低遅延
・連続5.5時間再生可能
・ケース込みでの再生時間最大27時間
・ワイヤレス充電対応
・ノイズキャンセリング対応
・外音取り込み機能付き
・音質はアプリでイコライザ設定が可能(低音~高音までハッキリ出せる)

『ASUS ROG Cetra True Wireless』はイヤホン自体にゲームモードが搭載されていて、単体でも限りなくapt-X LLに近い低遅延で音ゲーがプレイ可能です。

音質についても申し分なく、ゲーミングイヤホンにもかかわらずフラットで聞き疲れしにくく、アプリでイコライザ設定できるので自分好みの音質に近づけることもできます。

機能面についてはノイキャン、外音取り込み機能付きと多機能ではあるものの、SonyやSennheiserから出ているイヤホンの機能と比較すると見劣りがち。

使えなくはないが、違和感を覚えるレベルといった感じで、まぁその辺の機能については値段相応といったところでしょうか。

とはいえ、ゲームモード使用時に音が変になることもなく、カジュアルに音ゲーを楽しむ場合であれば十分選択肢に入ると思います。

別途Bluetoothトランスミッターを用意しなくても良いですし。

【低価格で高音質】エレコム GrandBass wireless LBT-GB41

ここがポイント

・コーデックはSBCとAAC、apt-X、aptX LLに対応
・IPX5防水対応
・Bluetooth 5.0対応
・連続4.5時間再生可能
・比較的フラットな音質らしい

取り敢えず低価格でaptX LL対応の製品は無いかなぁって探してみたらたまたま見つけました。

実際に聞いたことが無いので音質に関しては何とも言えませんが、価格的には可もなく不可もなくってところだと思います。

なるべくお金をかけずにaptX LL対応のイヤホンが欲しいって方にオススメです。

【最新Bluetooth5.2対応の多機能完全ワイヤレスイヤホン】Du Smart Buds Pro

ここがポイント

・コーデックはSBCとAACに対応
・IP54防水防塵対応
・Bluetooth5.2対応
・ゲームモード搭載で超低遅延
・連続7時間再生可能
・ケース込みでの再生時間最大35時間
・ノイズキャンセリング対応
・外音取り込み機能付き
・45言語自動音声翻訳機能(音声認識はできるが翻訳機能はGoogle翻訳レベル)
・着脱時自動再生/停止機能付き
・左右独立での使用が可能
・音質は

『Du Smart Buds Pro』は小度(シャオドゥ)という中国No.1の検索エンジン百度(バイドゥ)傘下のブランドで、要は中華製のイヤホンとなっています。

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ちなみに、小度はイヤホンやスマートスピーカーの開発・販売を行っているメーカーです

ただし、中華製だからといって侮ってはいけません。

性能については『ここがポイント』でも書いた通り、めっちゃくちゃ高性能でAirPodsの強化版と言っても過言ではありません。

まず『Bluetooth5.2』対応ということで、前世代の『Bluetooth5.0』から通信速度が2倍、通信距離が4倍、通信容量は8倍になりました。

Bluetooth5.2についての詳細はコチラ

取り敢えず、めっちゃくちゃ性能が上がったということです。

音ゲーの遅延具合については体感4~5フレーム程度とのことで、高難易度の音ゲーをやらない限りはそこまで苦にはならず、遅延具合はaptX LLとほぼ変わりません。

また、最大限性能を発揮させるためにはBluetooth5.2対応のスマホを用意する必要があるものの、音の遅延についてはゲームモードを使用すればBluetooth5.0のスマホでも十分効果を発揮してくれます。

音ゲーのやりやすさとか自動翻訳の精度については下記動画で詳しく紹介されているので、良かったら参考にしてみてください。

【番外編:コスパ最強Bluetoothトランスミッター】Anker Soundsync

ここがポイント

・コーデックはSBCとAAC、apt-X、aptX-HD、aptX LLに対応
・Bluetooth 5.0対応
・トランスミッター、レシーバーとして使用可能
・ケーブル類は全て付属しているので、自前で用意する必要がない

個人的にコスパが高くてオススメです。

aptX-LL以外にも幅広いコーデックに対応していますし、光ケーブルを接続することもできますし、ケーブルも全て付属しているのでとにかく便利で使いやすい。

値段もそこまで高くないので手を出しやすいのも良い所。

また、トランスミッターとしてではなく、レシーバーとしても使用できるので、Bluetooth接続に対応していない有線イヤホンやヘッドホンでもBluetooth接続が可能です。

特にこだわりとか無ければ、Bluetoothトランスミッターはコレで良いと思います。

音ゲーが快適にできるワイヤレスイヤホンはまだまだ発展途上

ということで、音ゲーが快適にできるワイヤレスイヤホンについては以上になります。

取り敢えず、apt-X LLに対応しているイヤホンと端末があればほぼ遅延が無い状態で音ゲーをプレイ可能です。

また、一部のゲームモード搭載のワイヤレスイヤホンでもapt-X LLとほとんど変わらないレベルの低遅延で音ゲーができます。

ただし、低遅延とはいっても全く遅延が無いというわけではありません。

ノーツのタイミングを遅らせるか微妙なラインではありますが、音の遅延がどうしても気になるって方は諦めて有線イヤホンを使うしかないです。

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