ゲーム大好きライザーです。
今回は、Sonyが新たに打ち出したゲーミングデバイスブランド『ゲーミングギア INZONE(インゾーン)』について解説していきます。
INZONEのゲーミングデバイスはYouTubeなどの様々なメディアで紹介されていて、実際に動画を見てみると私も欲しくなってしまうくらい魅力的。
ただ、実際のところ既存のゲーミングデバイスと比較して“買い”なのか?不安に思っている方もいるかもしれません。
ということで、今回は
・INZONEから出ているゲーミングデバイスの特徴
・既存のゲーミングデバイスメーカーとどこが違うのか?
・既存のゲーミングデバイスメーカーと比較して購入すべきか?
といった部分を中心に詳しく解説していきます。
INZONEのゲーミングデバイスをするか迷っているという方はぜひこの記事を参考にしてみてください。
INZONEから出ているゲーミングモニターの特徴
出典:Amazon
INZONE(インゾーン)から発売されているゲーミングデバイスは2022年7月時点で大きく分けて「ゲーミングモニター」と「ゲーミングヘッドセット」の2つ。
まず最初にゲーミングモニターについて解説していきます。
【4K 144Hzの27インチゲーミングモニター】INZONE M9
解像度:4K
リフレッシュレート:144Hz
直下型LED部分駆動
可変リフレッシュレート対応
PS5との連携機能アリ
ゲーマー向け機能多数搭載
専用ソフトウェアで画面の明るさなど調節可能
『INZONE M9』最大の特徴は「直下型LED部分駆動」という点。
一般的なテレビやモニターはエッジ型LEDと言って、画面の上下または左右からLEDによるバックライトを配置しているのが特徴。
安価で消費電力が少なく薄型というメリットがある反面、黒色の部分はどうしても白みがかってしまったり、明暗が少しぼやけてしまうといったデメリットもあります。
直下型LEDの場合は、画面すべてのエリアを均一な明るさにできるため黒色もハッキリと表示でき、多彩な色の表現でメリハリのあるコントラストを実現可能です。
実際に目で見て比較しないと分かりませんが、圧倒的に直下型LEDの方が色鮮やかでめちゃくちゃキレイでした。
単純な4K画質では表現できない画質が、直下型LED搭載の『INZONE M9』では体験できます
ゲーマー向け機能も「黒い場所を見やすくするブラックイコライザー」や「照準を画面上に表示させるクロスヘア」などゲーミングモニターとしても申し分ないです。
【フルHD 240Hzの27インチゲーミングモニター】INZONE M3
2022年内発売予定
『INZONE M9』よりも高リフレッシュレートということもあってより画面が滑らかに。
ただ、PS5は120FPSまでしか対応していないので、「PCと兼用する場合でのみオススメ」といったところでしょうか。
『INZONE M9』と『INZONE M3』の違いと詳しい仕様については、下記公式サイトを参考にしてみてください。
INZONEから出ているゲーミングヘッドセットの特徴
出典:INZONE
ゲーミングヘッドセットは3モデル発売されています。
それぞれのモデルの違いと仕様ついての詳細は、下記公式サイトの比較表を参考にしてください。
ハイエンドモデルのワイヤレスゲーミングヘッドセット INZONE H9
本体重量:約330g
接続方式:2.4Hzワイヤレス・Bluetooth接続(有線接続非対応)
バッテリー最大32時間(充電しながらの使用可能)
マイクを跳ね上げることでマイクのミュートが可能
手元でボリュームの調節が可能
手元でゲーム音もボイスチャット音の調節が可能
ノイズキャンセリング機能付き
外音取り込み機能付き
マイク音質は普通
まず、音質は全体的に低音強めで完全にゲーム向け、敵の足音はハッキリと分かりますし距離や方向も正確に分かります。
エルデンリングしかやってないので何とも言えませんが、多分バトロワ系のゲームでも十分役立ってくれるはずです。
ただし、低音強調気味でボーカルが埋もれるので音楽鑑賞としてはオススメはしません。
一応専用ソフトでイコライザを調整可能ですが、それでも低音は強めです。
マイク音質についてはそこまで性能は高くなく、ワイヤレスヘッドセットとしては並みの音質。
ボイスチャットは快適にできるが、ゲーム配信・実況をするには不十分といったところです
といった感じで、高価格帯ではあるものの、Sonyのワイヤレスヘッドホン『WH-1000XM5』のゲーミング版と考えれば値段相応かなぁとは思います。
また、ゲーミングヘッドセットとしての性能も
特に、
・スマホでボイスチャットをしながらPS5でゲームをしたい
・外の環境音をかき消してゲームに集中したい
・最高の環境でゲームをプレイしたい
といった方であれば、まず買って間違いないでしょう。
ミドルクラスのワイヤレスゲーミングヘッドセット INZONE H7
本体重量:約325g
接続方式:2.4Hzワイヤレス・Bluetooth接続(有線接続非対応)
バッテリー最大40時間(充電しながらの使用可能)
マイクを跳ね上げることでマイクのミュートが可能
手元でボリュームの調節が可能
手元でゲーム音もボイスチャット音の調節が可能
マイク音質は普通
ハイエンドモデルのH9との大きな違いは
・イヤーパッドの素材(ナイロン製で着脱不可)
・ノイキャン・外音取り込み機能の有無
以上の2つのみ。
まず、イヤーパッドの素材については「ナイロン製」となっていて、実際付け心地に違いはありますが、決して劣っているわけではなく完全に好みの問題です。
個人的には合皮よりもナイロンの方が蒸れにくく、快適に感じました
ノイキャン機能については、正直『INZONE H7』素の状態でもしっかり遮音されているため、あまり気にならなかったです。
音質の違いは個人的にはほとんど感じられず、実際カタログスペックにも差がありません。
なので、金銭的にあまり余裕がないという方であれば『INZONE H7』も十分選択肢に入るかと。
むしろ、ノイキャン・外音取り込み機能が必要なければコスパの高いH7の方がオススメです。
エントリーモデルの有線ゲーミングヘッドセットINZONE H3
本体重量:約299g
接続方式:有線接続
マイクを跳ね上げることでマイクのミュートが可能
手元でボリュームの調節が可能
イヤーパッドの素材は『INZONE H7』と同じナイロン製ではありますが、ナイロン自体の質感が若干異なり、H7の方が接触部分が丸みを帯びていてカラーはグレーで高級感があります。
H3は接触部分が平らになっていて、カラーはブラックで一般的なゲーミングヘッドセットといった感じでした。
後、付け心地についても、H7の方が低反発感があり、H3の方はクッション感が強めで、多分『INZONE H7』の方が付け心地が好みの方は多いと思います。
音質については、正直1万円台とは思えないくらい高音質で、敵の位置もしっかりと把握可能です。
何なら、カタログスペックでは異なるものの、『INZONE H9』や『INZONE H7』との差はそこまで感じないレベルでした。
ただし「手元でゲーム音もボイスチャット音の調節不可能」「無線接続ができない」「※PS5との連携機能がない」という点は劣っています。
とはいえ、INZONE Hubもちゃんと使えますし、音質も普通に良いので、有線接続でも良ければ『INZONE H3』も十分選択肢に入りそうです。
ワイヤレス・Bluetoothの同時接続が可能
INZONEのワイヤレスヘッドセットはUSBトランシーバーを使用してPC又はPS5と接続しながら、同時にBluetoothを使用してスマホとも接続可能です。
これによって、スマホのDiscordでボイスチャットをしながらPS5でゲームをプレイできます。
しかも、ボイスチャットの音声とゲーム音の音声の割合を変更できるので、ゲームとボイチャの音をいちいち調節しなくて良いのもポイント!
出典:INZONE
PS5は今後Discordに対応予定とのことですが、「今すぐにでもPS5でゲームをしながらDiscordでボイスチャットをしたい」という方であればINZONEのワイヤレスヘッドセットは買って間違いありません。
立体音響の個人最適化が可能
スマホで自分の耳の画像を撮影して、PC用ソフトウェア『INZONE Hub』を使うことで「自分の耳に合った理想の音質」にしてくれます。
ぶっちゃけどのくらい効果があるのかは分かりませんが、少なくともより音の立体感が強調されて空間把握能力が上がったような気がしました。
ちなみに、耳の画像については眼鏡を使用してもしっかりと反映してくれるので、眼鏡をかけながらヘッドセットを使用しても問題ないとのこと。
【他社とはここが違う】専用ソフトウェア『INZONE Hub』を使用してPCで一括管理が可能!
他社製ゲーミングデバイスとの違いは専用ソフトウェア『INZONE Hub』を使用してPCで一括管理ができるという点。
一般的なゲーミングデバイスでも専用ソフトウェアが備わっていますが、モニターの設定をPCで管理できるソフトは私が知ってる限りだとINZONEだけです。
例えば有名ゲーミングデバイスメーカーのLogicoolが提供している『LGHUB』というソフトウェアは「ヘッドセット」「キーボード」「マウス」などのデバイスには対応しているものの、「モニター」には対応していません。
というのも、Logicoolはゲーミングモニターを発売しておらず、これはRazerやSteelSeriesなどのゲーミングデバイスメーカーでも同様。
また、ゲーミングモニターを製造しているASUSやBenQなどの有名メーカーでもモニターの設定をする際は、画面の裏側にあるボタンで手動設定する必要があります。
つまりは、ヘッドセットもモニターの設定もすべて1つのソフトウェアで管理できる『INZONE Hub』はとても画期的なソフトということです。
いちいち画面の後ろに手を伸ばさず、しかも自動で設定が切り替わるので、面倒くさがりな方にINZONEのゲーミングデバイスは超オススメ!
【INZONEは購入すべき?】他社製のゲーミングデバイスメーカーと比較してみた
ということで、INZONEの仕様についての紹介は以上になります。
取り敢えず、性能についてはモニターもヘッドセットも中々良さげで、特にゲーミングヘッドセットは以前から開発されていたということもあってかなりのクオリティ。
特に、ゲームによってモニターやヘッドセットの設定を変更できるのはかなり便利です。
↓個人的に思ったことを箇条書きで簡潔に書いてみました↓
「PC側でモニターの設定をしたい」という場合であれば“買い”、そうでなければ価格の安い他社製品でOK。
映像は4Kかつ直下型LEDのおかげでめっちゃキレイで、映像美を追求したいなら間違いなく買い。
直下型LEDとエッジ型LEDに差はあるが、使い慣れればそこまでの差は感じない気がする。
外音取り込み・ノイキャン機能が欲しければ『INZONE H9』は買い、不要であれば『INZONE H7』で十分。
PS5又はPCとスマホを同時接続したい場合は間違いなく買い。
『INZONE H3』はゲーミングモニターとヘッドセットをINZONEで揃えたい場合であれば買い。
INZONEのゲーミングモニターと他社製のゲーミングモニターを比較してみた
ゲーミングモニター比較(4K 144Hz) | ||||
名称 | INZONE M9 | BenQ MOBIUZ EX2710U | Acer XB283KKVbmiipruzx | ASUS VG28UQL1A |
画面サイズ | 27インチ | 27インチ | 28インチ | 28インチ |
解像度 | 4K | 4K | 4K | 4K |
リフレッシュレート | 144Hz | 144Hz | 144Hz | 144Hz |
応答速度 | 1ms | 1ms | 1ms | 1ms |
HDMI | 2.1 | 2.1 | 2.1 | 2.1 |
バックライト | 直下型 | 直下型 | ※ 1エッジ型 | エッジ型 |
価格 | 154,000円 | 118,000円 | 91,800円 | 86,529円 |
※2022年7月時点のAmazon販売価格を参考にしました。
※1 公式サイトに記載が無かったが、実際に見た感じだとほぼ100%エッジ型でした。
比較的性能の近い他社製のゲーミングモニターと比較してみましたが、やはり『INZONE M9』は他社製ゲーミングモニターよりもかなり価格が高いですね。
しかも、ほぼ同等の性能の誇っている『BenQ MOBIUZ EX2710U』にすら価格差は約3.5万円。
『INZONE M9』の場合専用ソフト『INZONE Hub』によってPC側で照準のON OFFや明るさコントラストの調整ができるとはいえ、その価格差を許容できるかどうかは人による。
正直、ソフトウェアの完成度自体は非常に高く、PCで快適にゲームをプレイするうえでは必ず役立ってくれると断言できるくらいには最高でした。
INZONE Hubの使用感はLogicoolのLGHUBと同等
といった感じで、すべてのデバイスを『INZONE』で揃えて専用ソフトでコントロールしたいという方であれば十分購入する価値はあると思います。
後、バックライトについてなんですが、「直下型」と「エッジ型」を見比べてみましたが、確実に「直下型」の方が映像はキレイでした。
ただ、マジで正直なことを言うとIPSパネルの「直下型」と「エッジ型」を実際に目で見て比較したから分かるだけであって、どっちも同じくらいキレイです。
つまり何が言いたいのかっていうと、使い慣れれば「直下型」も「エッジ型」も変わらんということ。
なので、個人的にはわざわざ直下型のモニターを選ぶ必要は無いかなぁと思いました。
ゲーミングモニター比較(フルHD 240Hz) | ||||
名称 | INZONE M3 | LG 27GP750-B | BenQ ZOWIE XL2546K | JAPANNEXT JN-I27FR240 |
画面サイズ | 27インチ | 27インチ | 24.5インチ | 27インチ |
解像度 | フルHD | フルHD | フルHD | フルHD |
リフレッシュレート | 240Hz | 240Hz | 240Hz | 240Hz |
応答速度 | 1ms | 1ms | 0.5ms | 1ms |
HDMI | 2.1 | ※1 不明(48-240Hz) | ※2 2.0 | ※2 2.0 |
バックライト | エッジ型 | エッジ型 | エッジ型 | エッジ型 |
ゲーマー向け機能 | 十分 | 十分 | 十分 | 必要最低限 |
価格 | – | 40,307円 | 63,091円 | 29,771円 |
※2022年7月時点のAmazon販売価格を参考にしました。
※1HDMIのバージョンについて記載されていませんでしたが、カタログスペックでは最大240Hzまで対応。ただし、PS5はフルHD最大120Hzまでしか対応していないため、PS5で『LG 27GP750-B』を使用しても120Hzまでしか出力されません。
※2フルHD解像度でPS5との120Hz接続に対応してます。
比較的性能の近いフルHD 240Hzのゲーミングモニターと比較してみましたが、取り敢えず価格についてはこんな感じになりました。
まず、最も性能が近い『LG 27GP750-B』で、価格は約4万円、そして極限まで機能を抑えた『JAPANNEXT JN-I27FR240』は約3万円。
最後におまけとして24.5インチで応答速度が0.5msとガチゲーマー向けの『BenQ ZOWIE XL2546K』は約6万円。
取り敢えず、これらモニターの価格と比較して購入するかどうか決めれば良いと思います。
INZONEのゲーミングヘッドセットと他社製のゲーミングヘッドセットを比較してみた
ワイヤレスゲーミングヘッドセット比較 | ||||
名称 | INZONE H9 | INZONE H7 | Logicool G PRO X | Razer BlackShark V2 Pro |
重量 | 330g | 325g | 370g | 320g |
マイクミュート | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
マイク着脱 | × | × | 〇 | 〇 |
ボイチャ・ゲーム音調節 | 〇 | 〇 | ゲーム音のみ | ゲーム音のみ |
PS5・スマホ同時接続 | 〇 | 〇 | × | × |
ノイキャン機能 | 〇 | × | × | × |
外音取り込み機能 | 〇 | × | × | × |
専用ソフト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
イコライザ設定 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
価格 | 36,300円 | 28,600円 | 21,304円 | 18,980円 |
※2022年7月時点のAmazon販売価格を参考にしました。
ワイヤレスヘッドセットについては、正直数が多すぎて完全な比較表は作れなかったので、取り敢えず同価格帯の製品をピックアップしてみました。
後、音の特性もメーカー毎に異なるのでめちゃくちゃ差別化しづらいです。
本当は店舗で聴いて決めてもらうのが1番良いのですが、個人的には『INZONE H7』は万人受けするワイヤレスゲーミングヘッドセットだと思いました。
音質はもちろんのこと、機能面が充実していてかなり魅力的。
特に、PS5又はPCを接続しながらスマホでボイスチャットができるのはPCを持ってないゲーマーにとってはかなり大きなメリット。
少なくとも、キーボードやマウスなどメーカーで統一するつもりがなければ余裕で“買い”です。
また、ハイエンドモデルの『INZONE H9』は唯一無二の性能で、ヘッドセット自体にノイキャン、外音取り込み機能が付いている製品は他にはありませんから。
外の環境音を完全にシャットアウトしたい場合であれば、購入する価値は十分にあります。
ちなみに、ワイヤレスヘッドセットで気になるであろう「音の遅延」については基本的にLogicoolやRazerなど有名メーカーであれば気にする必要は全くありません。
実際、プロゲーマーの方でもワイヤレスヘッドセットは使っていますから、一般ゲーマーの方でも遅延を感じることはまずないでしょう(ただし音ゲーは除く)。
ただ、マイク音質についてはどのワイヤレスヘッドセットも最低限ボイスチャットはできるものの、ゲーム実況・配信には向いてないので注意してください。
マイク音質だけは有線接続の方が圧倒的に優位で、ゲーム実況・配信を考えているのであれば絶対に有線接続が断然オススメです。
で、有線接続方式の『INZONE H3』についてなんですが、有線接続については同価格帯でも魅力的なモノが多すぎて何とも言えません。
LogicoolやRazerはもちろんのこと、EPOSとかオーディオテクニカとか・・・とにかく選択肢が色々ありすぎなんですよね。
なので、『INZONE H3』については「ゲーミングモニターとヘッドセットをINZONEで揃えたいなら買いかな?」という感じになります。
もちろん『INZONE H3』が低品質というわけでは決してなく、あくまで他にも色々とありすぎて「こういう人にオススメ!」と断言できないだけです
なので、「有線ヘッドセットの購入を検討している」という方はぜひ下記記事をクリックしてみてください。
この記事ではオススメの有線ヘッドセットを厳選していくつか紹介しているのできっと参考になるはずです。
INZONEは全体的に高価格だが、ワイヤレスヘッドセットは購入する価値十分にアリ
ということで、Sonyが新たに打ち出したゲーミングデバイスブランド『ゲーミングギア INZONE』から展開されているゲーミングデバイスの紹介。
そして、他社メーカーとの比較については以上になります。
取り敢えず、私が実際にINZONEの製品の特長を他社製品と比較して思った結論についてまとめるとこんな感じになりました。
「PC側でモニターの設定をしたい」という場合であれば“買い”、そうでなければ価格の安い他社製品でOK。
映像は4Kかつ直下型LEDのおかげでめっちゃキレイで、とにかくキレイな映像でゲームがしたいなら間違いなく買い。
直下型LEDとエッジ型LEDに差はあるが、使い慣れればそこまでの差は感じない気がする。
外音取り込み・ノイキャン機能が欲しければ『INZONE H9』は買い、不要であれば『INZONE H7』で十分。
PS5又はPCとスマホを同時接続したい場合は間違いなく買い。
『INZONE H3』はゲーミングモニターとヘッドセットをINZONEで揃えたい場合であれば買い。
まず、モニターについては『INZONE M9』の場合であれば「PC側でモニターの設定をしたい」「とにかくキレイな映像でゲームがしたい」という場合であれば間違いなく買いです。
逆に、そうでなければもっと安い4Kのモニターで十分だと思います。
で、ゲーミングヘッドセットについてなのですが、正直『INZONE H9』『INZONE H7』は試聴せずに買って問題ないって言えるくらいにはめちゃくちゃオススメ!
まず、性能面についてはどちらも「ボイチャ・ゲーム音調節」「PS5又はPC・スマホ同時接続」と他社のヘッドセットにはない機能が備わっています。
もちろん、音質自体も抜群に良くて、敵の足音の位置や方向も正確に把握可能です。
特に、『INZONE H7』は価格と性能のバランスが絶妙で、ワイヤレスヘッドセットを買うなら個人的には間違いなく『INZONE H7』をオススメします。
といった感じで、INZONEは全体的に高価格ではあるものの、どの製品もかなりクオリティが高く、他社ゲーミングデバイスメーカーに引けを取りません。
まだまだイマイチな部分はありますが、今後かなり期待できる新進気鋭のゲーミングデバイスメーカーだと私は感じました。