ゲーム大好きライザーです。
今回はゲーミングデスクトップPCユーザーの私が、何故ゲーミングPCよりもPS5を推奨するのか?それぞれのメリットとデメリットを比較したうえで解説していきます。
現在、「ゲーミングPCとPS5どちらを購入するか迷っている」という方は是非参考にしてみてください。
※PS5の定価は標準モデル:54,978円(税込)、デジタルエディション:43,978円(税込)となっています。
現在、悪質な転売が蔓延しており、適正価格の倍以上で販売されていることがあるため、購入する際は必ず価格を見てから購入してください。
※追記
「PS5の値上がり」「PS5の発売から4年経過」以上のことから、ゲーミングPCの方がオススメになりました。
ゲーミングPCよりもPS5がオススメだと思う3つの理由
まずは、ゲーミングPCよりもPS5の方ががオススメな理由についてお話していきます。
PS5の方が圧倒的に安くて高性能
ゲーミングPCよりもPS5がオススメだと思う1番の理由は“性能に対するコスパの良さ”ですよね。
まず、ゲーミングPCでまともにゲームをするためには最低でも10万円以上は必要になってきます。
例えば、最近流行りのApex LegendsやFortnightをやる場合、最低画質でFPS値も気にしない場合であっても10万円程度のゲーミングPCが必要です。
ですが、最高画質でプレイしたり144FPSでプレイするためには20万前後のゲーミングPCがほぼ必須といっても良いでしょう。
それに対して、PS5は通常版でも5万円程度で購入できます(デジタル・エディション版であれば4万円で購入可能)。
しかも、PS5の性能を見る限りだと、Apex LegendsやFortnightであれば最高画質でプレイできる可能性が高いです。
そう考えると、ゲーム目的であればPS5の方が圧倒的に安く済むと思います。
仮にインターネット対戦をするための『PlayStation Plus』に加入していた場合であってもPS5の方が安いです。
※PlayStation Plusが1年で5000円だと仮定した場合、10年分契約(5万円)してようやくゲーミングPCと同等の価格になります。
また、PS5の性能は非常に高く、性能だけ言えば20万円以上のゲーミングデスクトップPCと同レベルです。
まず、PS5のスペックは以下の通りです。
PS5スペック表 | |
CPU | x86-64-AMD Ryzen”Zen2″ 8コア16スレッド 周波数:最大3.5GHz |
GPU | AMD Radeon RDNA 2based graphics engine レイトレーシング アクセラレーション 周波数:最大 2.23GHz まで可変(10.3 TFLOPS) |
システムメモリ | GDDR6 16GB バンド幅:448GB/s |
ストレージ | SSD 825GB 読み込み速度:5.5GB/s(Raw) |
拡張ストレージ | NVMe M.2 SSDスロット |
光学ドライブ (読み出し専用) |
Ultra HD Blu-ray™(66G/100G)~10xCAV BD-ROM(25G/50G)~8xCAV BD-R/RE(25G/50G)~8xCAV DVD~3.2xCLV |
ゲームディスク | Ultra HD Blu-ray™(100GBまで) |
映像出力 | 4K 120Hz TV、 8K TV、VRR 対応 |
オーディオ | “Tempest” 3Dオーディオ技術 |
外形寸法 | 通常版:約390mm×104mm×260mm(幅×高さ×奥行き) DE版 :約390mm× 92mm×260mm(幅×高さ×奥行き) |
質量 | 通常版:約4.5kg DE版 :約3.9kg |
最大消費電力 | 通常版:350W DE版 :340W |
入出力 | USB Type-A端子(Hi-Speed USB) USB Type-A端子(Super-Speed USB 10Gbps)×2 USB Type-C端子(Super-Speed USB 10Gbps) |
通信 | Ethernet(10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-T) IEEE 802.11(a/b/g/n/ac/ax) Bluetooth5.1 |
希望小売価格 | 通常版:49,800円(税抜き) DE版 :39,980円(税抜き) |
そして、PS5と同性能のゲーミングデスクトップPCを自作した場合は以下の通りになります。
PS5の性能に近いゲーミングPCパーツ構成 | ||
パーツ名 | ブランド名 | 価格 |
CPU | AMD Ryzen 5 3600 | 約2.5万円 |
マザーボード | ASUS TUF GAMING B550-PLUS | 約1.8万円 |
メモリ | CFD W4U3200PS-8×2(8GB×2) | 約8,500円 |
GPU | MSI GeForce RTX 3060 GAMING X 12G | 約6万円 |
SSD | CFD PG3NF2 シリーズ | 約1.4万円 |
光学ドライブ | パイオニア BDR-212JBK | 約1.5万円 |
電源 | ANTEC NE750 GOLD | 約1万円 |
PCケース | Thermaltake Versa H26 | 約5,000円 |
OS | Windows 10 Home 64bit | 約1.8万円 |
合計:173,500+α円
+αとしてかかるのはゲーミングモニター、マウス、キーボードなど
PCパーツは2022年7月時点でのAmazonの価格を参考にしました。
といった感じで、PS5の方がゲーミングPCよりも性能に対するコスパがめっちゃくちゃ高いです。
少なくとも同価格帯の5万円台のノートパソコンでは、『GeForce NOW』などのクラウドゲームサービスを使わない限り快適にゲームをプレイするのはほぼ不可能と言っても良いでしょう。
逆に、PS5と同等の性能となると上記表のように20万円程度かかってしまうので、PS5の方が圧倒的にコスパは高いです。
媒体の性能差でプレイングの差がほとんど出ない
当たり前の話ではありますが、同じPS5であれば性能差は全くと言って良いほどありません。
もちろん通常版とデジタル・エディション版で性能差はないです。
ですが、PCの場合は全てが全て同じ性能というわけではありません。
低画質低でカクカクした映像でしかプレイできない低スペックなPCもあれば、超高画質でヌルヌル映像が動く高スペックなPCもあります。
これってつまりは、「PCにどれだけお金をつぎ込むことができるか?」によってゲームが上手くなるか下手になるか左右されてしまうってことなんですよね。
なので、PCでゲームをより快適にプレイするためには20万、30万円とお金をつぎ込むしかありません。
しかもPCの場合は、本体だけでなくマウスやキーボードといったゲーミングデバイスでも差が出てきます。
例えば、マウスの場合だと価格の高いマウスの方がマウスカーソルがより正確にマッピングされる反面、安いマウスだとカーソルがかなりとびとびになってしまうとか。
なので、PCでゲームをやるとエイムが思うように合わず、ゲームを楽しくプレイできなくなってしまうかもしれません。
それに対して、PS5であれば基本的には同じコントローラーと本体を使うので、デバイスの性能差によってプレイングの差がでなくなります。
チーターがいないからゲームを快適にプレイできる
YouTuberの配信とか見ると良く分かるかと思いますが、とにかくPC版のゲームはチーターが多い傾向にあります。
それに対して、PS5などのコンシューマー機の場合、そもそもチートツールが全くと言って良いほど出回っていないので、チーターの数はかなり少ないです。
なので、チーターのいない世界で快適にゲームをプレイしたいならコンシューマー機一択と言っても良いでしょう。
ゲーミングPCにも魅力はいっぱいある
ということで、ゲーミングPCよりもPS5の方がオススメな理由については以上になります。
取り敢えず私が言いたかったことは、ゲーミングPCよりもPS5の方が価格に対してのゲーミング性能が高いってことです。
なので、ゲームをするだけならPS5の方が圧倒的に良いと思います。
ですが、だからと言ってゲーミングPCは買う価値が無いというわけでもありません。
一応言っておくと、私はそこそこの性能のゲーミングPCも持っています。
もちろんメリットがあるからこそ、ゲーミングPCを買いました。
ここからは、ゲーミングPCの優位性についてお話していきます。
“最高の状態”でゲームをプレイできる
最高の状態と言われてもイマイチピンと来ないかもしれませんが、要は“画質”とか“FPS(Frames Per Second)値”といった環境の問題です。
最近ではゲーミングPCとPS5では画質の差があまり無くなってきたとは言われるものの、やはりそれなりのPCスペックさえあれば、画質に関しては未だにPCの方が勝ります。
後は、FPS(Frames Per Second)値ですね、正直コチラの方が個人的には重要だったりします。
FPS値というのは別名フレームレート(単位:FPS)と言って、「1秒当たり映像がどれだけ切り替わるのかを表した値」のことで、FPS値が高ければ高いほど映像がヌルヌル動きます。
逆にFPS値が低いと映像がカクカクになってしまいます。
ちなみに、似たような言葉で、リフレッシュレート(単位:Hz)というものもあって、そちらは「1秒間に最大何フレームの映像の切り替わりを処理できるかを表した値」のことを言います。
フレームレートは主にゲーム、リフレッシュレートは主にモニター(ディスプレイ)に使われることが多いです
で、基本的にFPS値はPS5よりもゲーミングPCの方が良い数値が出やすいです。
例えば、モンスターハンターワールドに関しては、「PS5の場合だと平均30FPSも行かない」なんて話も聞いたことがあります。
それに対して、ゲーミングPCの場合はそれなりのPCスペックであれば余裕で平均60FPS以上は出せます。
後、FPS系のゲームのApex LegendsはPS5の場合だと平均50~60FPS程度しか出せないのですが、ゲーミングPCの場合は144FPS以上出すことも可能です。
ゲームの仕様やモニターによっては240FPSを出すこともできます
ゲームに“MOD”を入れて遊ぶことができる
影MODとRTM(Real Train Mod)を入れて遊んだ時のMinecraft↓
MOD(Modification)を入れて遊べるゲームの代表作といえば『Minecraft(マインクラフト)』。
マインクラフトというのはサンドボックス系のゲームで、洞窟を探検したり建築物を作ったり・・・とにかく自由なゲームとなっています。
一応このマインクラフトというゲームはPC(Java)版、PS5版、Nintendo Switch版、スマホ版など、様々な媒体に対応しているのですが、JAVA版以外は基本MODを入れて遊ぶことはできません。
厳密にいうと、PC版には大きく分けて統合版とJava版の2つがあり、MODを入れて遊べるのはJava版のみとなっています
MODというのは簡単に言うとゲームの追加パッケージみたいなモノです。
例えば、マインクラフトの場合だと“影”の表現を強調してよりリアルな描写になる“影MOD”であったり、リアルな鉄道を走らせられる“RTM(Real Train Mod)”というものがあります。
これらMODはマインクラフトに標準で入っているものでもなければ、マインクラフトが独自開発してものでもなく、あくまでMODは主にゲーム好きの有志によって作られています。
なので、PS5で追加パッケージとして販売されることはほぼありません。
もちろんマインクラフトだけでなく他のモンハンやFF15といったゲームでも同じです。
ただし、PCゲームの場合MODを入れて遊ぶことができるメリットとは裏腹に大きなデメリットを抱えています。
察しの良い方なら気づいているかもしれませんが、PCゲームは違法なMODを入れてゲームをプレイしているチーターがかなり多いです。
例えば、自動で照準が合うようにしたり、HPが全く減らなかったりとか。
PS5と比較してPCの場合だとそういった“改造”が容易にできるため、チーターがかなり多く、そのせいでゲームをやめてしまうなんて話もよく聞きます。
代表的なところだとApex Lgendsとかはチーターの対策が全然できてなくて度々Twitterなどで話題になっていました。
これがPCでゲームをする最大のデメリットです。
ゲーム以外にも色々なことができる
PS5はあくまで“ゲームをするための機械”です。
一応PS5でもTwitterをやったりYouTubeを見たりできますが、そういった作業は圧倒的にパソコンの方がやりやすいです。
確かに、PS5ではPS4とは異なり、ブラウザを表示するまでの時間が短縮されていたり、SSDを搭載することでゲームの読み込みもかなり速くなったと言われています。
それでもほとんどの人は調べものをする際、PS5よりもスマホやパソコンでする方が圧倒的に速いです。
また、これは限定的な話にはなってしまいますが、ゲームの配信や実況を録る場合もパソコンの方が圧倒的にやりやすいと感じる方がほとんど。
PS5はかなり機能が充実しているものの、パソコンの方が圧倒的にやりやすいですし、できることもいっぱいあります。
私がただ単にPS5を上手く使いこなせていないというだけかもしれませんが・・・
といった感じで、PS5にもメリットはいっぱいあるものの、「ゲーミングパソコンにもメリットはたくさんある」という話でした。
ゲーム以外にも色々なことができるという点については、現在パソコンを持っているという方にとってはメリットに感じづらいかもしれません。
ですが、現在パソコンもスマホも持っていないという方にとってはこの機会にゲーミングPCを購入してみるというのも視野に入るのではないかと思います。
もし、ゲーミングPCについてもう少し詳しく知りたいなって思っていたら、下記にゲーミングPCの選び方について詳しく書いた記事を貼っておくので良かったら参考にしてみてください。
この記事では“最高の状態”でゲームをプレイするための要求スペックだったり、オススメのゲーミングパソコンについても紹介しています。
PS5の方が圧倒的にコスパが高い
ということで、ゲーミングPCよりもPS5をオススメする理由については以上になります。
結論を言うと、PS5の方が有料会員サービスのPlayStation Plus代を含めたとしても圧倒的にコスパが高いです。
ですが、先ほども言った通りゲーミングPCにもメリットがあるのは事実で、
・高画質、高FPSでゲームをプレイできる
・ゲームにMODを導入できる
・ゲーム以外にも色々なことができる
といったところはどうしてもPS5では実現できません。
もし、そういったところに魅力を感じるのであれば、ゲーミングPCを選ぶ価値は十分にあると思います。
っていうか私も現在ゲーミングPC使ってますし、私もそこにメリットを感じたからこそゲーミングPCを購入しました。
私と同じようにゲーミングPCに魅力を感じた方がもしいたら、下記にゲーミングPCの選び方について詳しく書いた記事を貼っておくので、良かったらそちらを参考にしてみてください。
この記事では“最高の状態”でゲームをプレイするための「ゲーミングPCの選び方」や、「オススメのゲーミングパソコン」についても紹介しています。
※PS5の定価は標準モデル:54,978円(税込)、デジタルエディション:43,978円(税込)となっています。
現在、悪質な転売が蔓延しており、適正価格の倍以上で販売されていることがあるため、購入する際は必ず価格を見てから購入してください。