
ライザーです。
今回は、現在在宅勤務(テレワーク)されている方に向けて、テレワークに最適のマイクについて紹介していきます。
・通話相手に迷惑をかけたくない
・どのマイクが良いのか分からない
・テレワークの環境をしっかりと整えていきたい
という方は是非この記事を参考にしてもらいたいです。
やっぱりマイクの音質が悪いと意思疎通が困難ですし、相手にも迷惑が掛かってしまいますから。
何かしらマイク周りで不安な方は是非この記事を参考にしてみてください。
一応最初に言っておくと、私も現在それなりのテレワーク環境を整えているのですが、音楽を専門にやってるわけではないのでオーディオ関係のことはそこまで詳しくないです。
なので、今回は私の主観とは別に、YouTubeなどで音楽活動をされている方の情報を踏まえた上でまとめてみました。
- テレワークに最適のマイクとは?
- 1000円クラスの卓上マイクは絶対買っちゃダメ!
- 取り敢えずヘッドセットがあれば十分
- 【コスパ最強】GSP 301
- 【ゲームでも使える】Astro A40+ミックスアンプ
- 【5000円以下のヘッドセットで1番オススメ】JBL QUANTUM 100
- ヘッドセットと一緒にミックスアンプを買うのがオススメ!
- 更に上の音質を求めるならUSBマイクもアリ【音質はヘッドセット以上】
- マイクアームを使ってより快適に
- 更に上のマイク音質を求めたい方
- オススメのオーディオインターフェース
- オススメのXLR接続マイク
- お金をかければかけるほど良いが、そこまで必要ない
- 格安マイク・ヘッドセット・コンデンサーマイク 音質比較
- 最高の環境でテレワーク!
テレワークに最適のマイクとは?
まず最初に知っておきたいのがマイクの種類についてです。
一口にマイクと言っても色々と種類があります。
それぞれのマイクの特徴について説明すると、
コンデンサーマイク:オーディオインターフェース必須。感度が高く(環境音に弱い)、音質は物凄く良い
ダイナミックマイク:オーディオインターフェース必須。感度が低く(環境音に強い)、音質はかなり良い
USB接続タイプのマイク:オーディオインターフェースなしで簡単に接続できる。音質はかなり良い
ヘッドセット:ヘッドホン機能とマイク機能の両方を併せ持つ。音質はあまり良くない
もちろん価格帯にもよりますが、基本的にはこんな感じです。
ちなみに、マイクの音質は、
コンデンサーマイク>ダイナミックマイク>USB接続タイプのマイク>ヘッドセット
といった感じで、左に行くにつれてどんどん音質が良くなってきます。
ただし、価格差によっては性能が逆転する場合もあります。
例えば、1万円のコンデンサーマイクと5万円のダイナミックマイクであれば、価格の高いダイナミックマイクの方が圧倒的に音質は良いです。
取り敢えず、以上を踏まえた上で「どのマイクがオススメなのか?」っていうのをこれから紹介していきます。
1000円クラスの卓上マイクは絶対買っちゃダメ!
最初に言っておくと、まず1000円クラスの格安マイクは絶対に買わない方が良いです。
っていうかヘッドセットにしろコンデンサーマイクにしろあまり安すぎるのはオススメしません。
例えば、ELECOMとかBUFFALOといった有名メーカーが格安マイクを出しています。
一応かろうじて何を言ってるかは分かるものの、ノイズが多くて聞き取りづらく相手の迷惑がかかってしまうので、個人的にはあまりオススメしません。
ちなみに、1000円クラスの卓上マイクの音質に関しては大体こんな感じです。
ELECOM 卓上マイク
ノイズもかなり乗っていますし、摩擦音(さ行の音)や破裂音(た行の音)にもかなり弱いので、自分の声を正確に伝えることができません。
音声の途中でボコボコなってるのがその証拠です
こんな感じで、1000円クラスの格安マイクだと安物買いの銭失いになる可能性が非常に高いので、できればもう少しお金をかけてもらいたいです。
取り敢えずヘッドセットがあれば十分
・まともなヘッドホンもマイクも持っていない
・あまりお金をかけたくない
という方は取り敢えずヘッドセットを選んでおけば良いと思います。
相手の声をしっかりと聞けるレベルのヘッドホン性能がありますし、マイクの音質に関してもちゃんとしたヘッドセットさえ選べばノイズもほとんど乗らないですから。
また、キーボードの打鍵音やエアコンの音といった環境音に強く、そういった音をほとんど拾わないので、ヘッドセットはテレワークに最適と言えるでしょう。
ちなみに、ヘッドセットの音質に関しては大体こんな感じです。
Logicool G433 ヘッドセット(約1万円)
これが1万円クラスの平均的なヘッドセットマイクの音質となっています。
で、ヘッドセットの予算についてなんですが、取り敢えず1万円程度用意しておけばこれだけの音質のマイクが手に入るので申し分ないと思います。
逆に2000円とか3000円といった格安ヘッドセットだと先ほど紹介した格安マイクと同じくらいマイクの音質が悪くなってしまうのであまりオススメしません。
ただ、予算だけ言っても実際にどういうものが良いのか分からないと思うので、個人的にオススメのヘッドセットについてもいくつか紹介しておきます。
【コスパ最強】GSP 301
まず、1つ目が『GSP 301』というゲーミングヘッドセット。
このヘッドセットはゲームでボイスチャットをするために開発されたのですが、Web会議でも十分使うことができます。
1万円代とは思えないほどマイクの性能が高く、ノイズもほとんど乗らないので相手に迷惑がかかるということはまず無いと思います。
【ゲームでも使える】Astro A40+ミックスアンプ
2つ目は、ちょっと値段は高くなってしまうのですが、ゲーミングヘッドセットの中では多分1番マイクの音質が良い『Astro A40+ミックスアンプ』というゲーミングヘッドセット。
とにかくヘッドセットでマイクの音質を最大限求めたいのであれば、このヘッドセット一択といっても良いでしょう。
それくらいマイクの音質は良いです。
また、コチラはヘッドセットとは別にマイクの音量、ヘッドホンの音量を独立して調節することができるミックスアンプも付いています。
通常ヘッドセットマイクの音量調節はPC上でしかできないので、このミックスアンプを使用するとかなり便利に感じるはずです。
【5000円以下のヘッドセットで1番オススメ】JBL QUANTUM 100
最後にオススメするのが、1番価格が安くて個人的に最もマイクの音質が良いと思っている『JBL QUANTUM 100』というヘッドセットです。
JBLと言えばフォードやトヨタに高級車向けのカーオーディオを提供している1946年設立の超有名老舗音響機器メーカーですね。
価格は4000円を切っているにも関わらず、マイクの音質、ヘッドホンの音質共に5000円以下のヘッドセットの中ではトップクラスに良いと思います。
やっぱり老舗の音響機器メーカーは良いですね。
以上、個人的にオススメのヘッドセットを3つ紹介してみました。
どのヘッドセットもテレワークに最適です。
なので、この3つの中から自分の予算に合ったヘッドセットを選んでもらえればと思います。
ただ、ヘッドセットには他にも色々と種類があるので、もっと他のヘッドセットも見てみたいという方は下記記事を参考にしてみてください。
ヘッドセットと一緒にミックスアンプを買うのがオススメ!
後、ヘッドセットに関してなんですけど、やっぱりAstro A40に付いているミックスアンプみたいな装置があるとマイクの音質は格段に良くなります。
Astro A40のデザインがあまり好みではないという方も、金銭的に余裕があれば単品でミックスアンプを買ってみると良いかもしれません。
ちなみに、個人的にオススメなのはゼEPOS(ゼンハイザーの新ブランド)のGSX 300という製品。
最新ということもあって音質も良いですし、かなり高性能です。
音質に関して簡単に説明すると、Astro A40付属のミックスアンプは若干籠り気味に聞こえますが、GSX 300はクリアで自然なマイク音となっています。
ただし、テレワークだけでなくゲーム用としても使いたい方は操作性の高いAstro A40付属のミックスアンプがオススメです。
更に上の音質を求めるならUSBマイクもアリ【音質はヘッドセット以上】
先ほど紹介したヘッドセットでもそれなりにマイクの音質は良いのですが、
・マイク音質にもっとこだわりたい
・ヘッドホンは既に持っている
という方は、USBマイクにしてみると良いかもしれません。
正直、ヘッドセットのマイク性能っていうのはそこまで高くなく、最悪の場合5000円クラスのUSBマイクにすら劣ってしまいます。
まぁそれでも最低限の音質は確保されているのでそこまで気にすることではないのですが、もっとマイクの音質にこだわりたいという方はUSBマイクに手を出してみると良いかもしれません。
ただ、どうせお金をかけるのであればYouTubeなどでよくオススメされているSonyの安いマイク(ECM-PCV80U)は選ばない方が良いです。
アレはかなりホワイトノイズが乗りますから。
なので、USBマイクであっても1万円以上のそれなりに性能の高いマイクを選んでもらいたいです。
個人的には、以下の3つのUSBマイクがオススメ。
価格もそこまで高くなく、どのUSBマイクも高音質です。

後程紹介するオーディオインターフェースとコンデンサーマイクを組み合わせた音質と肩を並べるくらいには良いです
また、ゲーム配信・実況者の中にもこれらマイクを使っている方も結構多いので、まず選んで失敗するようなことは無いと思います。
で、この3つの中でも特に個人的にオススメなのが、『HyperX QuadCast』です。
このマイクはゲーム配信用のマイクとして作られていて、
・マイク上面をタップするだけでミュートに切り替えることができる(LEDの光方でミュートしているかどうかも一目で分かる)
・マイクの音量を操作(ゲイン調整)ができる
・内蔵ポップフィルターが備わっているので摩擦音(さ行)や破裂音(た行)に強い
といった感じで、これ以外にも便利な機能が多数備わっています。
特に、マイク上面をタップするだけで手軽にミュートできるというのは急な来訪があった際にかなり役立つはずです。
マイクアームを使ってより快適に
USBマイクを使う場合、少々値が張ってしまいますがマイクアームも一緒に購入するのがオススメです。
一応付属の卓上マイクスタンドでも音質に関しては特に問題ないのですが、卓上マイクスタンドの場合キーボード音やマウスのクリック音が乗りやすくなってしまいます。
また、卓上マイクスタンドだとモニターを遮ってしまう場合があり、マイクの設置場所によっては邪魔になる可能性もあります。
なので、予算に余裕があればマイクアームも買っておくと良いかもしれません。
ちなみに、私が現在使用しているのは『Blue Microphones Compass』というマイクアームで、個人的にかなりオススメです。
外側からバネが見えないので見た目はかなり良いですし、すんなりと稼働するので使い勝手もかなり良いです。
価格は1万円以上と少々高いのが難点ではありますが、作りはかなりしっかりしているのでそれ以上の価値は十分にあると思います。
ちなみに、このマイクアームは『Blue Microphones Yeti』とセットでも販売されています。
両方単品で購入すると3万円以上になってしまうのですが、セットで購入すると3万円以内で購入できるのでかなりお買い得です。
もし、マイクアームとマイクをセットで揃えたいのであればコチラのセットもコスパが高いので選んでおいて損はないかと思います。
『Blue Microphones Compass』について詳しく知りたいという方は下記記事を参考にしてみてください。
後、個人的には『RODE PSA1 Studio Arm』というマイクアームもオススメですね。
コチラのマイクアームの方が若干高いのですが、Blue Microphones Compassよりも可動域が広く扱いやすいです。