NVIDIA製グラフィックボードを選ぶべき3つの理由

グラフィックボードのメーカーに大きく分けてGeForce RTX 4080やRTX 3080といった『NVIDIA』製グラボと、Radeon RX 7900 XTやRX 6800 XTといった『AMD』製のグラボの2種類があります。

私はどちらのメーカーも3年以上使った経験があるのですが、結論を言うとグラフィックボードはNVIDIA GeForceシリーズが断然オススメ!

理由は単純で、AMD Radeonシリーズよりも、NVIDIA GeForceシリーズの方が圧倒的にバグが少ないからです。

当たり前の話ではありますが、バグが少ない方がストレスなく快適にPCで仕事やゲームができます。

もちろんバグ以外にもNVIDIA製を選ぶメリットはいくつか理由があって、詳しくはこの記事で紹介していくので、良かったら参考にしてみてください。

NVIDIA製グラフィックボードを選ぶべき3つの理由

ライザーです。

早速、NVIDIA製グラフィックボードを選ぶべき理由について解説していきます。

AMD製グラボは動作不良が発生しやすい

まず、私が使用しているAMD製のグラボの場合、1ヶ月に1回程度なにかしら動作が不安定になることがありました。

例えば、突然エラーが発生して画面が一瞬暗転したり、画面がフリーズしたり、ゲームをやっている時に突然ゲームが強制終了するなんてことも。

一応AMD製グラボを搭載したPCには、同じAMD製のCPUを使用していたのですが、それでも動作が不安定だったのでグラボのドライバー側の問題だと思います。

実際、私が今までAMD製グラボを使用して発生した不具合についてまとめると以下の通りです。

AMD製グラボを使用して発生した不具合まとめ
ゲームが突然強制終了する(たまにある) 体感、最新ドライバーリリース直前に発生する
ブルースクリーンになる(たまにある) ドライバーやWindowsを更新すると改善される
画面がフリーズする 原因不明、解決不可
画面をスクロールすると変な音が鳴る 原因不明、解決不可
HDMI端子が認識されなくなる 原因不明、解決不可(単純に不具合の可能性もある)
YouTubeを複数窓開くと動画が固まる 原因不明、解決不可
YouTubeをフルスクリーンにすると動画が固まる 原因不明、解決不可
ニコニコ動画とYouTubeを2窓で見ると動画が固まる 原因不明、解決不可
ブラウザゲームとYouTubeを2窓にするとどちらも画面が固まる 原因不明、解決不可

といった感じで、パッと思いつくだけでもこれだけの不具合があったことを記憶しています。

ブラウザ関係の不具合は主にGoogle Chrome使用時に発生していますが、色々試した結果どのブラウザでも不具合は起きていました。

画面スクロール時の異音については「PCがポッポッと鳴るやつ。」というnote内で紹介されている動画と全く同じ症状ではあるものの、私の場合はBMSのコントローラーを使用していません。

ちなみに、この方もAMD製のRadeonグラボを使用しているため、原因はグラボのドライバー側にあると個人的には考えています。

で、これら不具合はドライバーを再インストールしても直りませんでした(再インストールして数ヶ月は調子が良くなる時もある)。

AMD製に対して、NVIDIA製のグラボはかなり安定していて、実際に私は何年もNVIDIA製のグラボを使っていますが、滅多に不具合は発生しません。

仮に発生したとしても、自力で解決できる場合がほとんど。

もちろん、これは私だけの経験則ではなく、実際に多くの方が経験していることで、Googleで検索すれば色々と引っかかると思います。

っていうかAMDのグラボで不具合が発生した時に何が1番困るかって不具合が発生した時にネットで検索しても全くヒットしないことですね。

そのため、基本的には自力で解決するしかないのですが、ほとんどの場合は自力で解決不可能なため諦めるしかありません。

ライザーライザー

AMDグラボは生き物と同じで、その日によって調子がコロコロ変わるから扱いが難しすぎる

NVIDIA製グラボはAIに強い

私はあまり詳しくないのですが、NVIDIA GeForce製グラボはAIに強く、特に画像生成AIはNVIDIA GeForce製グラボに最適化されているらしいです。

そのため、今後AIを使用して美少女画像を大量生成したい方は、必ずNVIDIA GeForce製グラボを選びましょう。

ソフトウェアのほとんどはNVIDIA製グラボに最適化されている

不具合の話にも直結するのですが、NVIDIA製グラボで不具合がほとんど発生しない理由は、ソフトウェアのほとんどがNVIDIA製グラボに最適化されているからなんです。

ソフトウェアっていうのは、例えばゲームとか動画編集ソフトとか、3D CADを指します。

特に3D CADを使用しているメーカーの大半は、NVIDIA製のQuadroシリーズのグラボを使っていると聞いたことがあります。

ライザーライザー

3D CADの場合、OpenGLを採用したグラボでなければ動作が非常に重たくなるので、GeForceシリーズは採用されないらしい

もちろん、最初に紹介した通りGoogle Chromeなどの一般的によく使われるソフトウェアもAMD製グラボに最適化されてないせいか、結構な頻度で不具合が発生するのでめっちゃ困ります。

AMD Radeon製グラボのメリットはコスパの高さ

ということで、グラフィックボードはNVIDIA GeForce製を選ぶべき理由については以上です。

まず、ゲームに限らず何かしらの作業をするのであれば、NVIDIA製のグラボを選んだ方がバグの発生率が少ないので無難だと思います。

ただ、AMD Radeon製グラボにもメリットが全く無いというわけではありません。

AMD Radeon製グラボは、価格に対する性能がかなり良いです。

大体、ほぼ同性能のNVIDIA GeForce製グラボよりもAMD Radeon製の方が1~3万円ほど安くなっています。

まぁRTXに対応していなかったり、ほとんどのゲームはNVIDIA GeForce製に最適化されているので実質的な性能は劣っているもののコスパはかなり高いです。

なので、軽度なバグや機能の充実性をあまり気にしない方で、コスパの高さのみで選らぶならAMD Radeon製グラボも悪くないかもしれません。

やっぱりグラフィックボードはNVIDIA GeForceを選んだ方が良い

AMD Radeonシリーズのグラボにもメリットはあるものの、やはりグラボはNVIDIAのGeForceシリーズを選んだ方が良いと思います。

NVIDIA製グラボは様々なソフトウェアで最適化されているということもあってバグが少なく、ゲームに便利な機能も色々備わっているのでかなり便利です。

もちろん、ゲーム以外にも動画編集や画像編集など、色々な場面でNVIDIA製グラボの方が役立ってくれると思います。

NVIDIA GeForceシリーズのグラボを搭載したオススメノートPCについて下記記事で紹介しているので、良かったら参考にしてみてください。

【2023年版】ゲームが快適にプレイできるオススメノートPC5選