純正Proコンが多機能に!Switch Proエクステンダーをレビュー【PR】

ゲーム大好きライザーです。

今回はM&Y TRADE様から、Nintendo Switch純正Proコントローラー専用の拡張インターフェース『Switch Proエクステンダー』をご提供いただきました。

まず『Switch Proエクステンダー』の特徴は「Nintendo Switch純正Proコントローラーにそのまま装着するだけで使える」という点。

Switchで使えるコントローラーは数多く発売されていて、背面ボタンや連射機能など付いている製品もあるものの、必ずしも純正のProコンと使用感が同じとは限りません。

例えば、非純正のSwitch用コントローラーだと

・Amiboが搭載されていない

・ジャイロ機能が付いていても、使い勝手が異なる

・コントローラーの握り心地が全然違う

といった感じで、地味に不便だったりします。

ですが『Switch Proエクステンダー』であれば純正Proコンにそのまま装着するだけで使えるので、Proコンの使用感そのままでゲームがプレイ可能です。

また『Switch Proエクステンダー』には背面ボタン、連射機能、マクロ機能など、ゲームを快適にプレイするうえで必要なモノが全て備わっています。

そのため「Nintendo Switch純正Proコントローラーの使用感そのままに強化したい」という方にとって、最高の製品と言っても良いでしょう。

この記事では、Switch Proエクステンダーの仕様や実際に使ってみた感想について、メリット・デメリットを踏まえたうえで詳しく解説していきます。

興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

Switch Proエクステンダーのここがポイント

・Bluetooth接続(BLE5.0)対応
・背面ボタン搭載
・マグネット式感圧トリガー搭載
1800mAh拡張バッテリー搭載
・ボタンの割り当て変更
・ボタンの連射
・マクロの設定

・専用アプリ『keyLinker』でボタンの割り当て、マクロの設定などが可能

▼紹介動画

Switch Proエクステンダーの概要

付属品(サンプル)
本体
マグネット着脱式リニアトリガー×2
USB Type A to Cケーブル(0.5m)

本体重量は実測値で約68g(カタログスペック:67g)、SwitchのProコンが実測値247g(カタログスペック246g)で、合計:315gとなります。

数字で見ると重く感じるかもしれませんが、実際に持ってみるとそこまで重く感じません。

外観

本体前面には連射やマクロ、モードを切り替えるボタンなど備わっています。

金属製のトリガーは磁石でくっつくようになっており、簡単に着脱できますが、構造上使用中に外れることはありません。

背面ボタンは中央寄りの配置となっていて、個人的にはちょっと押しづらかったです。

純正Proコンと接続するとこんな感じ。

自然な色合いで違和感はありません。

側面は電源ONにすると光ります。

ライティングは専用アプリ『keyLinker』で自由にカスタマイズ可能です。

また、Switch Proエクステンダー本体には1800mAh拡張バッテリーが搭載されています。

純正Proコンは容量1300mAhで最大40時間使えるので、ほぼ倍の時間バッテリーが保つと思ってもらって差し支えないかと。

Switch Proエクステンダーの使い方

次に、Switch Proエクステンダーの使い方について簡単に解説していきます。

「どのような使用感なのか?」少しでも参考になれば幸いです。

各デバイスとの接続方法

Switch Proエクステンダー本体にある「Mode」ボタンを長押しすることで、接続モードを切り替え可能です。

接続モードは全部で「S」「X」「D」「T」の4種類あります。

S:Switch Console。Nintendo Switchのコントローラーと互換のある接続方式。Switchで遊ぶ時は基本この接続方式を使います。

X:Xinput mode for PC。PCやXBoxなどと互換のある接続方式。Xboxコントローラー対応アプリであれば、iPhoneもAndroidもこの接続でOK。

D:Dinput mode for PC。様々な機器と互換性がある接続方式。

T:virtual touch mode for Android。専用の仮想ボタンがあるAndroidゲームの場合に使用する接続方式。

Switchで遊ぶ場合は「Sモード」、PCやスマホの場合は基本的に「Xモード」を使用します。

Nintendo Switchと接続する方法

Switch ProエクステンダーをNintendo Switchに接続する方法は以下の通りです。

1.Switchホームの画面の下に表示されている「コントローラー」を選択し、「持ち方/順番を変える」を選択。

2.エクステンダーの電源をONにしてから、Proコン本体のホームボタンを押す。

この時、オレンジ色のLEDが点滅していることを確認する。

3.「Sモード」に切り替える。

4.エクステンダーのBluetoothボタンを2~3秒長押しして、オレンジ色のLEDが素早く点滅していることを確認する。

5.Switch本体に認識されたら、接続完了。

うまく接続できない場合はProコン本体の「L」「R」を同時に押してください。

各デバイスと接続する方法

Switch Proエクステンダーを各デバイスに接続する方法は以下の通りです。

1.エクステンダーの電源をONにして、オレンジ色のLEDが点滅していることを確認する。

2.任意のモードに切り替える。

3.エクステンダーのBluetoothボタンを2~3秒長押しして、オレンジ色のLEDが素早く点滅していることを確認する。

4.スマホであれば「Bluetooth」、PCであれば「Bluetoothとデバイス」の項目で、コントローラーを選択。

この時、「Xモード」の状態であれば「Xbox Wireless Controller」「Sモード」であれば「Pro Controller」と表示されます。

これで接続完了です。

連射機能の有効化

連射機能の設定は「本体のみ使用した方法」「アプリを使用した方法」の2通りあります。

まず、本体のみ使用した方法について解説すると以下の通りです。

Switch Proエクステンダー本体にある「Fn」ボタンを押しながら「LT、RT、P1、P2以外の任意のボタン」を押します。

ライトが赤く光ったら成功です。

また、ライトが赤く光った状態で、もう1度「Fnボタンと先ほど連射設定にした任意のボタン」を同時に押すと、オート連射状態になり、全てのLEDが赤く点滅。

連射機能を解除する際は、更にもう1度同時にボタンを押せば連射機能が解除され、LEDが消えます。

次にアプリを使用した方法を紹介しますが、この方法はマクロを利用した連射の設定です。

1.本体の電源入れ、スマホとBluetooth接続する。

2.アプリ起動して、マクロ設定画面を表示する。

Screenshot

ちなみにマクロについては、それぞれ「マクロM1がLT」「マクロM2がP1」「マクロM3がP2」「マクロM4がRT」に対応しています。

3.連射させたい任意のコントローラーのボタンを2回押す。

4.5msごとに2回連続でボタンを押した判定にして、「ループ」にチェックをする。

Screenshot

連射性能は本体で設定した時よりも多少落ちますが、十分使えるレベルだと思います。

背面およびリニアトリガーボタンの割り当て変更のやり方

1.「Fn」ボタンを押しながらリニアトリガーの「LTトリガーまたはRTトリガー」を押す。

2.次に「任意の割り当てるボタン」を押す。

3.最後に「割り当てたいボタン」を押して、ボタンの割り当てが完了。

例えば、「RTトリガー」に「ZR」を割り当てたい場合であれば以下の通り実行します。

「Fn」を押しながら「RT」を押す→「ZR」を押す→「RTトリガー」を押す。

これで「RTトリガー」に「ZR」ボタンが割り当てられます。

マクロの割り当て

マクロの割り当ては「本体のみ使用した方法」「アプリを使用した方法」の2通りあります。

まず、本体のみ使用した方法について解説すると以下の通りです。

1.「Fn」ボタンを押しながら背面の「P1またはP2ボタン」を押す。

2.DのLEDが光っている状態で、「任意の割り当てたいボタン」を同時または順番に押す。

3.最後に「割り当てたいボタン」を押してマクロの作成および割り当てが完了。

例えば、「RTトリガー」に「A+Bボタン同時押し」を割り当てたい場合であれば以下の通り実行します。

「Fn」ボタンを押しながら背面の「P1またはP2ボタン」を押す→「A」と「B」ボタンを同時に押す→「RTトリガー」を押す。

これで「RTトリガー」に「A」と「B」ボタン同時押しが割り当てられます。

次にアプリを使用した方法は以下の通り。

1.本体の電源入れ、スマホとBluetooth接続する。

2.アプリ起動して、マクロ設定画面を表示する。

Screenshot

ちなみにマクロについては、それぞれ「マクロM1がLT」「マクロM2がP1」「マクロM3がP2」「マクロM4がRT」に対応しています。

3.割り当てたいボタンを押す。

Screenshot

4.秒数などを調節して、設定完了。

Screenshot

キーマッピング(ボタン割り当て)機能

Screenshot

専用アプリの『keyLinker』と連携し、ゲームやプレイスタイルに合わせて、ボタンの機能を自由に再配置できる機能です。

アプリのストアで『keyLinker』と検索すれば表示されます。

ちなみに、背面およびリニアトリガーボタンにボタンを割り当てたい場合は「マクロ」から設定する必要があるので注意してください。

背面およびリニアトリガーボタンの割り当てする場合は、先ほど紹介した通り、本体の「Fn」ボタンを使用して割り当てるしかありません。

Switch Proエクステンダーを実際に使ってみた

以上使い方を踏まえたうえで、実際にSwitch Proエクステンダーを使ってゲームをプレイしてみました。

Nintendo Switchでスプラトゥーン3をプレイ

スプラ3で連射コンを使う機会はほとんどありませんが、パブロやボトルガイザーなどは多少ラクになりました。

特に、リニアトリガーはかなり便利で、スプラの場合はRTトリガーにZRを割り当てて使っています。

そうすることで、ZRトリガーの単押し連射と、RTトリガーの長押し連射の撃ち分けができるようになりました。

重量とコントローラーの厚みは多少増えたものの、使い勝手は普通にProコンを使うのとほとんど変わりません。

後、使用時はSwitch Proエクステンダーが多少グラつきましたが、使っている分には全く気にならなかったです。

一応グラつきが気になるという場合は、本体に付いているテープを使えば完全に固定できるので安心してください。

PCでパルワールドをプレイ

PCとBluetooth接続をしてプレイしましたが、特に問題なく使えました。

ただ、Xboxコントローラとして認識されているため、Proコンとボタン配置が逆になってしまいます。

とはいえ、アプリでボタンを逆転させれば違和感なく使えますし、ボタン位置を逆転させなくても自然と操作に慣れてくると思うので特に問題は無いかと。

iPhoneでもXboxコントローラーとして使用可能

iPhoneで原神と崩壊スターレイルをプレイしてみましたが、Xboxコントローラーとして認識してくれました。

コチラもXboxコントローラーでしか認識されないため、使う際はボタン配置を逆転させておくと使いやすいかもしれません。

Switch Proエクステンダーの良かったところ・気になるところ

良かったところ

・Switchの純正ProコンがPCやスマホでも使えるようになる
・マグネット着脱式リニアトリガーが使いやすい
・連射やマクロなどの機能が充実している

気になるところ

・Amibo機能を使う際、1度Switch Proエクステンダーの電源を切る必要がある
・背面が厚く、少し持ちづらい
・背面ボタンが押しづらい
・本体が若干グラつく(解決可能)

個人的に最も気になったのは“背面”ですね。

見た目以上に厚さがあり、通常状態のProコンとは握り心地が大きく異なります。

それ故に、背面ボタンを使う際は慣れが必要です。

しかも、背面ボタン自体が中心に寄っているため、人によっては押しづらく感じるかもしれません。

ただ、背面ボタンを使わない場合であれば、若干窮屈ではあるものの、普通にProコンを握る時とほぼ変わらない感覚で握れます。

使用時のグラつきもほとんど気にならないとはいえ、人によってはデメリットに感じるかもしれません。

ただ、本体に付いているテープを剥がして、Proコンとくっつければグラつきはなくなります。

ただ、テープでくっつけてしまうと気軽に着脱できなくなるのはデメリット。

Switch純正Proコンに取り付けるだけで最強のコントローラーに

ということで『Switch Proエクステンダー』のレビューは以上です。

まず、純正Proコンの操作性と機能をそのままに、連射やマクロ機能を搭載できるのは大きなメリットだと思います。

個人的には背面の分厚さがかなり気になりましたが、それを差し置いても使い勝手は良かったです。

ボタンの数が増えたことで操作しやすくなり、連射機能のおかげでボタン連打で疲れることも無くなりました。

もちろん非純正の安価なコントローラーでも同じことができますが、新しいコントローラーだと手に馴染まない可能性もありますから。

特に「純正のProコンをそのまま使いたい」って人にとって『Switch Proエクステンダー』は最高の製品と言えるでしょう。

Switch Proエクステンダーのここがポイント

・Bluetooth接続(BLE5.0)対応
・背面ボタン搭載
・マグネット式感圧トリガー搭載
1800mAh拡張バッテリー搭載
・ボタンの割り当て変更
・ボタンの連射
・マクロの設定

・専用アプリ『keyLinker』でボタンの割り当て、マクロの設定などが可能