ゲーム大好きライザーです。
今回は、GeForce NOWという低スペックPCやスマートフォンでも高負荷のゲームができるサービスについて解説していきます。
また、解説するにあたって、実際にGeForce NOWを様々なデバイスで使用してみました。
・GeForce NOWを契約するか迷っている
・GeForce NOWに興味がある
・GeForce NOWを実際に使ってみた感想を聞いてみたい
といった方は是非参考にしてみてください。
GeForce NOWの登録方法に関しては下記記事で紹介しているので、良かったら参考にしてみてください。
【クラウドゲームサービス】GeForce NOWってどんなサービス?
まずは、GeForce NOWがどんなサービスなのか?分からない方のために公式サイトから説明文を引用しておきました。
ソフトバンクが提供するクラウドゲームサービス「GeForce NOW」の国内向けサービス。
ゲームで遊ぶときに発生する負荷がかかるデータ処理を「GeForce NOW」のサーバー側で行った上でストリーミング配信するため、高負荷な処理ができないパソコンやタブレット、スマートフォンなどデバイスの種類を問わずに、高性能を要求するゲームがいつでもどこでも楽しめるようになります。
簡単に説明すると、低スペックのPCやスマートフォンでも高負荷のゲームが遊べるサービスってことですね。
例えば、Apex LegendsとかFortniteなどのバトロワ系のゲームであったり、超高負荷ゲームとして有名なArkも低スペックPCでプレイできちゃいます。
今回は、そんなクラウドゲームサービス『GeForce NOW』を実際に使ってみて感じたことをまとめてみました。
GeForce NOWを実際に使ってみた
GeForce NOWがどんなサービスなのかっていうのはこれくらいにして、ここからはゲームをプレイした際に感じたことについてお話していきます。
高性能グラボを積んだデスクトップPCでゲームをプレイしてみた
ぶっちゃけ意味はないのですが、取り敢えず私が普段使い慣れているデスクトップPCでゲームしてみました。
ちなみに、今回プレイしたゲームはApexLegendsというです。
実際に動画も撮ってみたので、良かったらコチラも合わせて参考にしてみてください。
で、取り敢えずゲームをしてみて分かったのは、
・若干ラグはあるものの、遅延はかなり少ない
・画質はそれなりに粗い
といったところです。
まず、遅延に関してなんですが、個人的には「体感できるほどのラグはあるが、ゲームにそこまで支障が出ている感じはしない」というレベルのラグに感じました。
もちろんFPSなどのゲームでラグを感じてしまうのは致命的ではありますが、この程度の遅延であれば多分慣れると思います。
逆に言えばリモートで操作しているにも関わらずこの程度の遅延しかないということです。
正直、個人的には遅延よりも画質の粗さに不満が残りました。
実際に比較してみるとこんな感じです。
これだけ画質に違いがあります。
一見そこまで差が無いように思われるかもしれませんが、遠くの敵がかなり見えづらく、全然エイムが合いませんでした。
ですが、ノートPCであれば画面が小さいので、画質の粗さもそこまで感じない可能性があるので、この辺不満に感じないかもしれません。
※追記 画面の粗さは推奨画面解像度が原因でした(解決済み)
色々なゲームをやって分かったのですが、どうやらGeForce NOWでゲームをプレイする際、解像度が1280×800になるらしいです。
ちなみに、これをフルHD(1920×1080)に直しても画面の粗さはそのままでした。
なので、この画面の粗さはどうしようもできないみたいです。
FPS値に関してはしっかり60FPS以上出ますし、設定によっては144とか280とか出ていました。
実際にWoTというゲームをやってみたのですが、プレイ画面左上に出ている数値を見る限りしっかりと出ているみたいです。
ただし、数値上は出ていると言っても通信の関係でどうしてもカクカクしてしまいます。
※追記 フルHDかつ超低遅延でゲームできるようになりました
久しぶりにGeForce NOWでゲームをしてみたのですが、フルHDかつ超低遅延、高FPSでゲームできるようになっていて驚きました!
これなら万人にオススメできますね。
GPU内蔵CPU搭載の低スペックノートPCでゲームをプレイしてみた
今回は、『PanasonicのLet’s note CF-SX2』という2012年に発売された内蔵GPU型の低スペック化石ノートPCを使用しました。
通信接続に関しては、ノートPC内蔵の無線接続機能が壊れて使えなかったので、通信速度を100Mbps以下に制限して有線接続してみました。
で、実際にゲームをやってみた際の動画がコチラ
画面が斜めってしまい申し訳ない
環境的に録画するのが厳しすぎて直撮りになってしまったのですが、結論を言うと高性能グラボを積んだゲーミングデスクトップPCと同じくらいの操作感でした。
一応こんな感じで通信速度が低いと「ストリームは推奨されない」という表示はされます。
ですが、ラグもほとんどなく、画質に関しても画面が小さいということもあって個人的には全く気にならなかったです。
まぁ画面が小さいので遠くの敵は見えないんですがw
とはいえ、こんな化石ノートPCでも高負荷のゲームができるっていうのはかなり大きいと思います。
スマートフォン(Androidエミュレーター)でゲームをプレイしてみた
次に、スマートフォンでゲームをプレイしてみました。
ただし、私はAndroidのスマホを持っていないので、今回はAndroidエミュレーターを使用しました。
ダメでした・・・
一応通信速度は100Mbps以上は出ていたので、エミュレーターではGeForce NOWでゲームをプレイできない可能性が高いです。
検証できなくて申し訳ない。
GeForce NOWの良かったところ、気になるところ
ということで、GeForce NOWを実際に使ってみました。
ここからは、実際にGeForce NOWを使って感じた良かったところと気になるところについてお話していきます。
GeForce NOWの良かったところ
・低スペックのPCでも高負荷のゲームができる
・有線接続であれば、遅延はほとんど感じない
・スマートフォンでも高負荷のゲームで遊べる(かもしれない)
取り敢えず、低スペックのPCでも高負荷のゲームができるっていうのはめっちゃくちゃ大きいです。
特に、現在ゲーミングPCを持っていない方であれば、かなり恩恵があると思います。
ゲームのプレイに関しては、遅延は若干感じるものの、慣れればどうということはないレベルでした。
通信速度に関しても100Mbps前後であれば快適にプレイできたので、取り敢えず有線接続さえすれば問題なさそうです。
後、実際に私の環境ではできなかったのですが、私の化石ノートPCでも問題なくゲームができたので、スマートフォンやタブレットでも高負荷のゲームが遊べる可能性は高いです。
なので、PCを持っていないという方でも問題なくゲームをプレイできるかと思います。
GeForce NOWの気になるところ
・若干遅延がある(解決済み)
・最高設定にしていても画質が若干粗い(解決済み)
・無線LAN接続だと厳しい可能性がある(無線だと最低でも5GHz通信が必須)
・iOSに対応していない
・プレイするゲームによっては別途利用料金が必須
まず、ゲームをプレイする上で1番問題なのが通信環境ですね。
正直、無線だと遅延が激しくなるので、有線環境はしっかりと整えた方が良いと思います。
次に、問題なのが「プレイするゲームによっては別途利用料金が必須」という点。
利用料金1980円というのはあくまで「GeForce NOWの利用料金」であって、有料のゲームをプレイするためには別途Steamなどでゲームを購入する必要があります。
例えば、GeForce NOWではArkというゲームがあるのですが、このArkで遊ぶためにはソフトをSteamなどで購入しなければなりません(5000円くらい)。
そう考えると、GeForce NOWの利用料金1980円というのはちょっと高いかなぁと感じます。
なので、もし金銭的に余裕があるのなら、いっそのことゲーミングPCを買った方が幸せになれるんじゃないかと個人的には思いました。
ゲーミングPCもそこそこのスペックであれば10万円くらいで購入できますし、そっちの方が遅延もないですし画質も綺麗ですから。
2000円×12ヶ月=24000円・・・5年で12万円。
ゲーミングデスクトップPCは最低で10万円、これを5年間使うとすると、もしかしたらゲーミングデスクトップPCの方が良いかも?
って私なら思います。
GeForce NOWを使って
ということで、GeForce NOWの解説は以上になります。
個人的には既にそれなりのスペックのゲーミングPCを持っているということもあって、デメリットしかなかったです。
利用料金もそれなりに高いですし、GeForce NOWを介すと遅延も発生しますし画質も粗くなってしまいますから。
ですが、現在ゲーミングPCを持っていないという方で、ノートPCでもゲームがしたいという方であれば契約する価値は十分にあるのかなぁと思います。
まぁフリープランに登録すれば無料で遊べるので、取り敢えずGeForce NOWをダウンロードしてみて遊んでみると良いかもしれません。
フリープランは永続的ですが、いつまで実施するかは分かりません
登録方法に関しては下記記事で紹介しているので、良かったら参考にしてみてください。