【動作確認済み】AMD Ryzenプロセッサー対応おすすめメモリ5選【Socket AM4】

ライザーです。

私は先日、AMD Ryzenで初めて自作PCを作ったのですが、その時適当にメモリを購入してしまいました。

ただ、その時はRyzenの場合は「メモリの相性問題」というのを知らずに適当に購入してしまい、見事ブルースクリーンが頻発して結果、メモリを返品する羽目に・・・

ということで今回は、そんな私みたいな失敗を犯さないための、AMD Ryzenプロセッサー対応のおすすめメモリをいくつか紹介していきます。

ちなみに、今回紹介するメモリについては、

・実際に私が使って動作確認済みされたもの

・YouTubeの動画内で動作確認済みされたもの

・Amazon等の口コミで動作確認済みされたもの

といった感じで、実際に個人が使用して動作確認がされているメモリのみ紹介していきます。

また、紹介する際は「どのようなマザーボードで動作しているのか?」っていうのも書いていくので、良かったら参考にしてみてください。

※追記

今回この記事で紹介している全てのメモリは「第3世代Ryzen対応」のマザーボードでも動作確認が取れました。

【Socket AM4】AMD Ryzenプロセッサー対応おすすめメモリ5選

ここからは、AMD Ryzenプロセッサー対応のちゃんとしっかりと動作するおすすめのメモリをいくつか紹介していきます。

ちなみに、動作するかしないかっていうのは全てYouTubeにアップされている自作PC動画と、「動作確認が取れた」と明言している企業のページや個人の口コミを参考にしています。

かなり確実性はあると思うので、良かったら是非参考にしてみてください。

【コスパ最強】Crucial W4U3200シリーズ

▼類似製品(動作確認済み)

※CrucialはMicronという半導体企業のブランドで、CFDはCrucialのメモリを販売している輸入代理店です。

動作環境(私が使っていたPC)
マザーボード ASUS TUF B450-PLUS GAMING
CPU AMD Ryzen 7 3700X
メモリ CFD-Panram W4U3200PS-16G(メモリ DDR4-3200 16GB×2)
グラフィックボード Palit GeForce RTX2060 SUPER JS 8GB
動作環境(私が使っていたPC)
マザーボード ASRock B550 Steel Legend
CPU AMD Ryzen 7 5700X3D
メモリ CFD-Panram W4U3200PS-16G(メモリ DDR4-3200 16GB×2)
グラフィックボード MSI GeForce RTX4070 12GB

ASUS PRIME X470-PRO、asrock b450 pro4などでも動作確認済み(Amazonの口コミ)

私が現在使っているメモリということもあって、個人的には1番オススメです。

まず、マザーボードのメーカーってASUSとかAsrockとか色々あると思うんですけど、メジャーどころは基本的に網羅されています。

そのため、相性問題による不具合発生率ははかなり少ないかと。

また、Zen2が“定格”で対応している最大クロックはDDR4-3200となっています。

なので、「定格でZen2の性能を最大限活かしたいって方はこれ一択」って言いきれるくらいにはオススメ!

価格もスタンダードモデル(むき出しのヤツ)だと定格3200MHz出せる中で多分1番安くてコスパが高いです。

ただ、ゲーミングモデルの場合はSPD(定格)で3200MHz出せるのではなくXMP(最大で出せる)となっているので、そこだけは注意してください。

もし、定格で3200MHz出せるメモリが欲しいのであれば、このむき出しのメモリを選ぶこと!↓

ちなみに、私が購入したメモリは、CFDが展開する「panram」というブランドですが、中身はほぼ同じです

基盤むき出しのメモリを使いたくないって方は後付けでヒートシンクを付ければ良いと思います。

また、このメモリをAmazonで販売している『CFD』の公式サイトでは「Ryzen 2(3000シリーズ)、Ryzen(2000シリーズ)プラットフォーム動作確認済み。」と名言しています。

つまり、仮に失敗したとしても、その場合は初期不良の可能性が高いということです。

また、仮に初期不良でなく相性の問題だったとしてもそれは企業側の責任になります。

ライザーライザー

購入者側としてはとても安心ですね

【色んな人が使っていて種類も豊富 】G.Skillのメモリ ※ただし在庫切れが激しい

SniperX↓

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G.Skill
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¥10,993 (2024/11/21 08:23:59時点 Amazon調べ-詳細)

G Skill Trident Z neo↓

G.Skill Trident Z RGB↓

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¥7,780 (2024/11/21 08:24:02時点 Amazon調べ-詳細)

G.Skill Trident Z Royal↓

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¥16,841 (2024/11/21 08:24:04時点 Amazon調べ-詳細)
動作環境
マザーボード MSI X470 GAMING PRO
CPU Ryzen 7 2700
メモリ G.Skill SniperX F4-3200C16D-16GSXKB
グラフィックボード SAPPHIREのグラボ(型番は不明)
動作環境
マザーボード ASRock X570 Taichi
CPU AMD Ryzen 7 3700X
メモリ G.Skill Trident Z neo F4-3600C16D-16GTZN
グラフィックボード ASRock PHANTOM GXR RX590 8G OC

YouTubeでの動画で動作確認済み(メモリの種類はF4-3500C16D-16GTZN、F4-3600C19D-16SGXWBなど)

マザーボードはASRock X570 Taichi、ASUS B450M-Aなど。

取り敢えず1番無難なメモリはコレですね。

私はこれまで色々な方のYouTubeの動画を見てきましたが、G.Skillのメモリは私が見てきたYouTubeの動画の中でダントツで使用率が多かったです。

その中でも特に多かったのは、G.Skill SniperX F4シリーズというメモリでした。

G.Skillのメモリは、先ほど紹介したCrucial W4U3200シリーズと同じく、メジャーどころのマザーボードメーカーは基本的に網羅されています。

もちろんSniperX F4シリーズだけでなく、Trident Z neoやTrident Z Royalもメモリ自体は全く同じなので互換性があります。

なので、相性問題でエラーが出る確率はかなり少ないと思います。

っていうかG.Skillのメモリは公式でAMD Ryzenプロセッサーに対応してるって名言しているので仮に相性問題で動かなかった場合は企業の責任と言えるでしょう。

【光るメモリPart.2】Team RGB(発光型) DDR4 3200Mhz

動作環境
マザーボード ASUS TUF B450M-PLUS GAMING
CPU AMD Ryzen 7 2700
メモリ Team RGB(発光型) DDR4 3200Mhz
グラフィックボード ASUS NVIDIA GeForce GTX1050TI搭載ビデオカード オーバークロック メモリ4GB

YouTubeでの動画で動作確認済み

性能に関しては先ほど紹介した『G Skill Trident Z neoシリーズ』と大差ないです。

ただ、Team RGBはあまり人気が無いせいか、G Skillのメモリと違ってAmazonでも在庫が余っていることが多いので入手しやすいです。

【安くてカッコいい】TEAM DDR4 2666Mhz 16GB

動作環境
マザーボード MSI B450M-A PRO MAX M-ATX
CPU AMD Ryzen 7 2700
メモリ TEAM DDR4 2666Mhz 16GB
グラフィックボード MSI Radeon RX 570 ARMOR 8G

YouTubeでの動画及び、メモリ市場(品光株式会社)のテスト機『ASUS rog strix b450』で動作確認済み

ヒートシンクがレッドで安っぽさを感じさせないシンプルでスタイリッシュなデザインのメモリです。

また、8×2の16GBのメモリが1万円以下で買えるので普通にコスパも良いと思います。

なるべく安く見た目の良いゲーミングPCを組みたいって方にオススメです。

【格安メモリ】ADATA

動作環境
マザーボード ASRock B450M STEEL LEGEND
CPU AMD Ryzen 5 2400G
メモリ ADATA DDR4 2666 PC4-21300 8GB
グラフィックボード CPU内蔵

YouTubeでの動画で動作確認済み

YouTubeの動画だとほとんどがIntel用のメモリとして使用されていることが多かったのですが、根気よく探していたらAMDで動作させている人がいました。

ADATAは今回紹介したメモリの中で最も安いメモリとなっているので、なるべく価格を抑えたいって方はこのメモリでも問題なさそうです。

逆にADATA以外の格安メモリに関しては、私も色々と探してみたのですがちょっと動画が見つからなかったのであまり選ばない方が良いかもしれません。

逆に買ってはいけないメモリは?

ここまではオススメのメモリを紹介してきましたが、逆に“選んではいけないメモリ”についても気になる方がいると思うので一応紹介しておきます。

よくわからんメーカー製のメモリ

Intelだったらまだしも(本当はIntelでもダメだぞ)、AMDはメモリ相性はかなりシビアなので、余計に気を配らないといけません。

っていうか中華だろうがなんだろうが、基本的によくわからんメーカー製のメモリは動くかどうかマジで分からんのでNG

また、仮に使えたとしてもクロックが著しく低くなってしまう可能性があるのでやはりオススメはしません。

あ、でもヒートシンクくらいだったら別に安いヤツでも良いのかな?

コルセア製のメモリ全般

結論を言うと、このメモリでも動作はします。

実際にAmazonの口コミを見ても普通に動作させている方はいっぱいいますし、大手BTOパソコンメーカーのパソコン工房でも推奨しています。

出典:パソコン工房

なので、動作するというのは確実と言っても良いでしょう。

ですが、このコルセア製のメモリは、メモリのバージョンによっては正常に動作しません。

簡単に説明すると、コルセアのメモリには“バージョン”というものがあり、AMD Ryzenプロセッサーに対応しているのはVer.5.30(間違ってたらすみません)からで、それより古いバージョンだと安定して動作しません。

ちなみに、私の場合はこれで一回やらかしています。

私が購入したメモリのバージョンは5.30より古い「Ver.3.31」のメモリだったので、PCの動作が不安定でした。

なので、購入する際はバージョンに気を付けなければいけないのですが、ネットで購入する際はそういったバージョンを選ぶことができないので、実質超高額なガチャガチャをするようなことになってしまいます。

なので、個人的にはコルセア製のメモリは絶対にオススメしません。

AMD Ryzenプロセッサー対応のメモリを選ぼう!

ということで、メモリの選び方に関しては以上です。

取り敢えず、今回紹介したメモリであれば失敗する確率はかなり減ると思います。

一応メモリの選び方についてのアドバイスをしておくと、それでも心配という方はなるべく今回紹介した構成の中からあなたが自作する予定のPCと最も近い構築に使用されているメモリを選んでもらいたいです。

特に注目するべきはマザーボードのメーカーですね。

例えば、自分が自作予定のPCのマザボがASUSなのであれば、ASUSで動作確認が取れているメモリを選んでみてください。

多分メーカーか同じであれば動作する確率はかなり上がると思います。

特に、今回紹介した『Crucial W4U3200シリーズ』と『G Skill』のメモリに関しては公式サイトにもしっかりと「Ryzen対応」と明記してあるので失敗する確率はかなり低いかと。

仮に失敗したとしても、その場合は初期不良の可能性が高いですし、仮に初期不良でなく相性の問題だったとしてもそれは企業側の責任になります。

あ、ちなみにこれもちょっとした知識として入れておいて欲しいんですけど、もしメモリに不備がある可能性が高い場合は『mentest86』というフリーソフトを使ってみてください。

このソフトを使えば、メモリに不具合があるかどうかを判断できます。

ちなみに、私が使ったコルセア製のメモリも診断してみましたが、こんな感じで全く異常は見られなかったので相性問題の影響で使えなかったことが分かりました。

『mentest86』の使い方に関してはネットで検索すればすぐに出てくるので、良かったら覚えていってください。