デジタルガジェットが大好きなライザーです。
実は私もつい先日、PS4とNintendo SwitchのHDMIケーブルをいちいち差し替えるのが面倒くさいということで、初めてHDMI切替器というものを購入しました。
その時に色々と戸惑ったと言いますか、マジで似たり寄ったりの商品が多すぎて困ったんですよね。
なので入念に色々と調べて、ちゃんと使えるHDMI切替器を購入できました!
ということで、今回は絶対に失敗しないHDMI切替器の選び方と、その切替器が不調になった時に行う際の対処方みたいなものを私の経験も交えて色々紹介していきます。
買って損しないオススメHDMI切替器と正しい選び方
まずはHDMI切替器の選び方について解説していきます。
ちゃんとした企業製のHDMI切替器を選んだ方が良いが、そこまで気にする必要はない
ちゃんとした企業から購入すれば、仮にその商品が不良品だったとしても取り換えて貰えますし、海外のわけわかんない商品を掴ませられるってことも無いです。
私もHDMI切替器を購入する際に色々と調べたことがあるのですが、よく見ると「この商品は海外からの輸入品です」としか書いてない製品が結構あります。
つまりは、「どこの会社が作られているのか?」全然分からないということです。
なので、HDMI切替器を購入する際はなるべく企業製を選んだ方が無難でしょう。
とはいえ、海外製品で信頼性は皆無とはいうものの、口コミなどを見る限り海外の怪しくて安い製品でも信頼性の高いレビューを見る限り割としっかり動作している傾向が高いです。
実際、私も現在使用しているHDMI切替器は、聞いたこともない企業製なのですが問題なく利用できています。
もちろんちゃんとした企業の製品を選ぶに越したことはないのですが、そこまで神経質にならなくても問題無いのかもしれません。
類似品に注意する必要はあまりない
Amazonなどで検索してみると分かると思うのですが、HDMI切替器には類似品が多いです。
例えば、こんな感じ。
一見同じ製品に見えるのですが、よく見ると上が大きく「HDMI」って書いてあるのに対して、下は細長く「HDMI 5TO1 SWITCH」と書いてあります。
こんな感じでデザインがビミョーに違うので、私も一瞬見た時「どっちがホンモノでどっちがニセモノなのか???」めっちゃくちゃ調べて迷いました。
ですが、口コミやレビューをいくつか参考にして見る限りだと、どちらもちゃんと使えているみたいなのでそこまで注意深く気にする必要はなさそうです。
ポートがいくつあるのか確認する
例えば、私みたいにPS4とNintendo Switch以外に接続するモノが無ければ、3つ接続する部分(ポート)があれば十分です。
ですが、それ以外にもパソコンのモニターとか別のゲームも持っているって方になると3つじゃ足りなくなってしまいます。
なので、自分が「どの製品を接続するのか?」っていうのを事前に調べておきましょう。
HDMIのバージョンに注意する
HDMIにも1.4とか2.1というように、いくつかバージョン(種類)があります。
簡単に説明すると、数字が大きくなるほど転送するデータの量が増え、より滑らかで高画質な映像データを送ることが可能です。
で、現在主流となっているのが、「1.4」「2.0」「2.1」の3つ。
ちなみに、PS5はHDMI2.1に対応しています
なので、HDMI切替器側も基本的にはテレビやモニターが対応しているHDMIのバージョンに合わせて選ぶ必要があります。
ただし、テレビやゲーム機器側が古いバージョンである場合であれば、わざわざHDMI切替器側も古いバージョンに合わせる必要はありません。
基本的には古いバージョンであっても新しい切替器やケーブルは使えるようになっています。
逆に、新しいバージョンであっても古い切替器やケーブルも使用可能です。
例えば、PS5はHDMI2.1に対応しているのですが、2021年現在、HDMI2.1に対応した切替器は発売されていません。
なので、PS5でHDMI切替器を使用する際はHDMI2.0の切替器を使用する必要があります。
もちろん、HDMI2.1に対応していなくても問題なく動作はしますが、映像の出力は4K60FPSなど切替器の性能依存になってしまうので注意してください。
また、場合によっては互換性がなく使用できないなんてこともあるので、よく確認してから購入することをオススメします。
※追記 HDMI2.1に対応したHDMI切替器が発売されました。
実際にHDMI2.1として使えるかは分かりませんが、AmazonでHDMI2.1に対応したHDMI切替器が発売されていたので共有しておきます。
【動作が安定】外部電源供給が付いている製品を選ぶ
よくHDMI切替器を使用中に起こるトラブルとして見受けられるのが「うまく画面が切り替わらない」という不具合が多々あります。
で、その原因というのが圧倒的電力不足によるものです!
電力不足によって画面が上手く切り替わらなかったり、突然画面が切れてしまったりということがよくあります。
特に、ゲーム機を使用している方は切り替わらないといった不具合が多く見受けられました。
で、そういった「うまく画面が切り替わらない」という問題を解決するためには外部から電源供給です。
これはUSBでもコンセントでも何でも問題ありません。
とにかく、外部から電源供給できる製品さえ選んでおけば取り敢えず動作は安定するはずです。
買って損しないHDMI切替器オススメ5選
ということで、ここからはオススメのHDMI切替器についてお話していきます!
ちなみに、HDMI切替器に関して「映像の遅延が発生するのではないか?」っていう不安を持っている方って結構いると思います。
これについては、基本的にどのHDMI切替器も人間が違和感を感じるレベルでの映像の遅延は全く無いので安心してください。
【5出力対応で様々な機器と接続できる】Dorros HDMI 切替器
・HDMI 2.0/HDCP対応
・1入力5出力で約2,000円はコスパ最強
・外部から電源供給できる(動作が安定しやすい)
・リモコンで遠隔操作できる
5出力対応できるので、様々な機器と接続しっぱなしにできるのが非常に便利。
後、リモコンが付いていてカンタンに画面の切り替えができるのも良いですね。
HDMI切替器の設置場所がモニターの裏側だとボタンをいちいち押すのが面倒になっちゃうんですけど、ボタン式だと切替器をどこに置いても遠隔操作できますから。
「HDMI切替器を遠隔操作したい」って方はゼッタイにこれ!
もちろん、HDMI切替器としての性能は申し分なく、実際にPS4とSwitchを繋げて使った際、ちゃんと画面が切り替わります。
外部電源のため、スムーズに切り替え可能で使い勝手も普通に良く、特に不満と思うようなことはありませんでした。
そのため、HDMI切替器で何を買うか迷ったら取り敢えず接続できる機器の多い『DorrosのHDMI 切替器』を選べばまず失敗することは無いでしょう。
【安心の日本企業製】エレコム製HDMI切替器
・HDMI 1.4a/HDCP対応
・ケーブルを全て同じ方向に差すことができる
・外部から電源供給できる(動作が安定しやすい)
・遠隔操作できない
先ほど紹介した製品とは異なり3ポートしか無いのですが、「有名メーカー」のエレコムという点では安心感があります。
後、ケーブルを全て同じ方向に差すことができるので、スッキリとした配線にできるのが特徴。
そのため、ケーブル配線の見た目にこだわりたい方はエレコムのHDMI切替器の方が良いかもしれません。
ただし、コスパと性能面については最初に紹介したHDMI切替器の方が上なので、個人的にはそちらの方がオススメです。
【電源供給不要でコンパクト】iBUFFALO製HDMIセレクター(BSAK302)
・ケーブルを全て同じ方向に差すことができる
・電源供給不可(4K以上の画質だと動作が不安低になる可能性が高い)
・遠隔操作できる
・テレビに固定可能
こちらも有名メーカーのiBAFFALOが出しているHDMI切替器ということで安心感があります。
ただ、機能面についてはiBAFFALOの方が上で、エレコムと同様ケーブルを全て同じ方向に差すことができるのはもちろんのこと、リモコンによる遠隔操作にも対応しているのがポイント。
また、このHDMI切替器はテレビの背面に固定できる専用のネジ(50インチまでのテレビまで対応)が付いているので、切替器の置き場所に困らないというのも良いですね。
出典:Amazon
ただし、この切替器は電源供給ができません。
一応ゲーム機は動作可能となっていますが、動作が不安定になる可能性が高いので念のためフルHD画質で使用をオススメします。
【動作が非常に安定している】玄人志向 HDMI切替器
・HDMI2.0b/HDCP対応
・3入力1出力
・外部から電源供給できる(動作が安定しやすい)
・遠隔操作できる
玄人志向はCFD販売というPC周辺機器メーカー展開しているブランドです。
私もたまに自作PCを作る時にお世話になっています。
一応他の切替器も4Kに対応していますが、より安定性を求めるのであれば、玄人志向のHDMI切替器も選択肢に入れて良いですね。
BLUPOW製HDMI切替器 HDMI分配器 音声分離
・2入力4出力の分配器として利用できる
・音声が分離できる
・外部から電源供給できる(動作が安定しやすい)
・遠隔操作できる
・4K3Dに対応している
このBLUPOW製のHDMI切替器はとにかく多機能!!
主な機能を箇条書きすると
・2入力4出力の分配器として利用できる
・音声が分離できる
・遠隔操作可能
・4K3D対応
こんな感じです。
音声分離っていうのは、簡単に言うとテレビのモニターには映像だけ出力して、音声はスピーカーに出力するってことが可能になるってことです。
2出力の使用用途としては、会議の資料でパソコンを複数台使って、その画面を1つは別のモニターに、もう1つはプロジェクターに表示するとかですね。
一応1入力のモノもあるんですが、全体的に値段が高いのであまりオススメしません。
【注意】HDMI切替器と合わせてHDMIケーブルをちゃんと購入しておくこと!
ということで、オススメのHDMI切替器については以上です。
が!!
実はHDMI切替器を購入する際に気を付けてほしいことが1つだけあります。
結構見落としガチなんですが、HDMI切替器と一緒にHDMIケーブルも一緒に購入しておかないと「せっかく届いたのに使えない」となってしまう可能性が非常に高いです。
というのも、今までだったら
こういった配線で良かったのに、ここにHDMI切替器を挟むと
そうなんです。
HDMIケーブルが1本足りない!!
ってことになるわけですw
まぁ後から購入すれば良いだけなんですけど、一応一緒に購入することをオススメします!
HDMIケーブルについては切替器ほど性能に差はないので、基本的にどのケーブルを選んでも全く問題ありません。
参考までに、個人的にはAmazonのHDMIケーブルが安いので1番オススメです。
品質についても特に問題ないので、買って損はないかと。
一応AmazonのHDMIケーブル以外にもオススメのケーブルがいくつかあるので、興味のある方は下記記事もあわせて参考にしてみてください↓
HDMI切替器選びでは「電源供給できる」「遠隔操作できる」「入力できる数が多い」が大切
ということで、HDMI切替器についてのお話は以上になります。
個人的にオススメなのは1番最初に紹介したHDMI切替器ですね。
アレはコスパ的にも使用用途的にも多くの人に最適だと思うので、何を購入するのか迷ったら取り敢えずDorrosのHDMI切替器を選んでおけば間違いないでしょう。
少なくとも「電源供給できる」「遠隔操作できる」「入力できる数が多い」以上の3つの条件をクリアしている切替器であれば、まず買って損するようなことはないと思います。