【Windows 10対応】デスクトップPCのHDDをSSDに換装・データを移行する方法

ライザーです。

多分この記事を見ているほとんどの方は、まだHDDを搭載したデスクトップパソコンを使っていて、

・HDDからSSDに換装する手順が知りたい

・これからSSDに換装する予定のある方

という方だと思います。

一応そういった方のために、ここで一つ“良いこと”を教えてあげます。

それは、

SSDにした瞬間パソコンの速度がめっちゃ速くなります!

いや、当たり前の話だろって思うかもしれませんが、これ言った方がワクワク感が増すかなぁとw

パソコンの立ち上がりは速くなりますし、ゲームの読み込みは速くなりますし、アプリの立ち上げも速くなりますし、ホント良いことしかありません!

ということで、今回はOS(Windows10)の入っている古いHDDから、新しいSSDにOSごとデータを完全に移行する方法について解説していきます。

良かったら是非参考にして、自分のデスクトップパソコンのHDDをSSDに換装してみてください(#^^#)

※追記 Windows 11対応の古いSSDから新しいSSDに換装・データを移行する方法についての記事を書きました。

ここで紹介している記事は少し古いため、大きく仕様が異なってる場合があります。

そのため「現在Windows 10を使っている」という方も下記記事を参考にしてみてください。

Windows 11対応:古いSSDのデータを新しいSSDに移行する方法(ストレージクローン)

【Windows10対応】デスクトップPCのHDDをSSDに換装・データを移行する方法を紹介する前に

デスクトップPCのHDDをSSDに換装・データを移行する方法を紹介する前に、今回私が紹介する方法について簡単に説明します。

まず、今回私が解説するのは、「Windows10が入っているHDDをSSDにデータを完全移行させる方法」です。

そのための手順を簡単に説明すると、

1.デスクトップパソコンに新しいSSDを付ける

2.SSDをフォーマット(初期化)する

3.HDDからSSDにOSごとデータを完全に引っ越す

4.BIOSの設定画面で優先順位を変更する

5.出来上がり

ざっとこんな感じです。

そこまで難しい作業じゃないので、この記事を見ながら是非実践して見てください。

あ、これも一応言っておくと、データが全部消えたからって私は一切責任を取りません。

あくまで自己責任でということで、よろしくお願いします。

HDDからSSDに換装・データを移行するのに必要なモノ

HDDからSSDに換装するには色々と準備するモノがあります。

まだ、用意していないって方は下記に必要なモノ一覧を置いておくので買っておいてください。

絶対必須:SSD

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サンディスク
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当たり前ですが、換装するためのSSDが無ければお話になりませんw

ちなみにSSDはアメリカのSanDiskのウルトラ 3D SSDが個人的にオススメです(私もこれ使ってます)。

一部の方は必須:SATA3ケーブル

余分に持っていれば良いんですが、持っていない方は必ず買ってください。

このケーブルが無いとSSDが認識されません。

一部の方は必須:SATAケーブルセット又はSATA-USB変換ケーブル

ELUTENG SATAケーブル + 電源ケーブル 4点セット L型 4 Pin デュアル 15 Pin SATA 電源ケーブル SATA3 高速 6Gbps 15 Pin 分岐デュアル15 Pin SATAケーブル セット 内臓HDD シリアルATA コネクタ ストレート 自作PC 内蔵ハードディスク/光学ドライブ 等に対応
ELUTENG

多分こんなことってほとんど無いと思うんですが、もしPC側に「余分にSSDを付ける空きがない」という場合にはSATA-USB変換ケーブルが必須になります。

複数SSDやHDDが付いている場合は、OSが入っているストレージ以外のHDD又はSSDを抜いて、新しく購入したSSDを取り付ければ問題ありません。

SATAケーブルが足りないという方は新たにSATAケーブルを一式購入する必要があります。

あった方が良い:2.5インチSSD/HDDマウンタ

デスクトップパソコンのケースに、SSDを付けるために必要です。

SSDは3.5インチHDDのよりも二回りくらい小さいので、ケースにネジで留めることができません。

まぁ最近のPCケースは2.5インチベイもあるので必要無いかもしれませんが・・・

デスクトップパソコンに新しいSSDを付ける

まず、SSDをマザーボードに接続・・・の前にSSDをPCケースに付けるためにマウンタに取り付けます。

で、マウンタに付けた後に、マザーボードにこんな感じで接続します。

※SSDを接続する際は、必ず電源を切ってください。

接続する際は、ちゃんと奥までしっかり刺さっているかどうかを確認してください。

注意

SATAケーブル(赤いケーブル)を付ける際は、マザーボードの接続するポートに注意してください。

SSDをフォーマットする

ちゃんと接続されていれば、起動時に認識されるはずです。

認識されているかを確認する場合は、「スタートボタンを右クリック」→「ディスクの管理」で確認できます。

※初期化(フォーマット)されていないSSDは「フォルダ」で確認できません。

ディスクの管理を開いた際に、空っぽのSSDが表示されると思うので、それを初期化してください。

初期化する際は2TB未満のSSDであれば、MRB(マスターブートレコード)、2TB以上であれば、GPT(GUIDパーティションテーブル)を選択してOKを押してください。

これでフォーマット完了です。

フォルダを開いた際にちゃんとSSDが表示されているはずです。

HDDからSSDにOSごとデータを完全に引っ越す(クローンする)

HDDからSSDにOSごとデータを完全に引っ越すためには、ただ単にコピーペーストすれば良いだけじゃありません。

ただ単にコピーするだけだと「目には見えないデータ」をコピー出来ないので、PCに不具合が起きてしまいます(うまくPCが立ち上がらない等)。

なので、HDDからSSDに完全にデータを引っ越すために“クローン”という作業をします。

クローン(ストレージクローンとは?)

OSやゲーム、音楽、写真ファイル等のデータをそのまま全て別のストレージに移行すること。

で、このクローンをするためには専用のソフトを使います。

今回はEaseUS Todo Backupというフリーソフトを使用しました。

適当にメールアドレスを入力すれば、無料でダウンロードできます。

EaseUS Todo Backupをダウンロードする

ソフトをダウンロードして実行したら、右下の四角が二重になっているアイコン(クローン)をクリックします。

 

まずは、OSの入っているソース(HDD)にチェックして「次へ」をクリック

次にデータを移行するターゲット(SSD)にチェックします。

「次へ」をクリック前に、左下にある「高度なオプション」をクリックして、「SSDに最適化」を選択してから「次へ」をクリックします。

PCの環境にもよりますが、500GBくらいだと約1時間くらいでクローンが完了します。

注意

稀にクローンするのに失敗する場合があります。
その場合は、ブラウザやソフト
等を全て閉じてから再開するか、一度PCを再起動してからもう一度同じ手順でクローンしてください。
それでもダメだった場合はソフトによる不具合の可能性があるので、別のフリーソフトで試してみてください。

BIOSの設定画面で優先順位を変更する

HDDを廃棄して新しいSSDに入れ替える場合は、BIOSの設定は必要ありません。

HDDとSSDを併用する場合は、BIOSの設定画面で起動させる優先順位を変更する場合があります。

Windowsを起動する前にdeleteボタン等を連打してBIOS画面を立ち上げます。

この場合だと、まだ古いHDD(TOSHIBA)が先に起動しているので、

BIOSでSSD(SanDisk)が先に起動するように設定します。

設定する方法はBIOSによって異なるので何とも言えませんが、「Bootという項目があるはずなので、そこで優先順位を変更してみてください。

完成

ハイ、ということでSSDに換装する作業についての説明は以上です。

私の場合、古いHDDから新しいSSDにすることで約2倍の速さでOSが起動するようになりました。

他にも私はiTunesとかWoT(ゲーム)等色々なソフトを入れてるんですが、どのソフトもかなり速く起動するようになりました。

特にWoTは試合開始時間がかなり速くなって、HDDを使っていた時は戦闘開始時間ギリギリ(15秒前)に戦闘に参加していましたが、SSDに変えてからは戦闘開始30秒前に戦闘に参加できるようになり、より快適にゲームをプレイ出来ています。

今回のHDDからSSDに換装する手順をおさらいするとこんな感じです。

デスクトップPCにSSDを付ける→SSDをフォーマットする→フリーソフトを使用してクローンする→BIOSの設定画面で起動する優先順位を変更する

HDDからSSDに換装するのって結構難しいと思われがちです。

作業時間は1時間以上かかりますが、割とアッサリできるので是非SSDに換装してこの速さを体感してもらいたいです。