ライザーです。
今回は、ケーブル整理に最適なガジェット『Anker Magnetic Cable Holder』のレビューをしていきます。
この製品の特徴は何と言ってもデスク上に散らかったケーブルを一纏めに整理できるという点。
「ケーブルの先端がデスクの下に潜り込んでしまった」
「ケーブルが絡まって煩わしい」
といった悩みは『Anker Magnetic Cable Holder』を使えば一瞬で解決してくれます。
ただ、「ケーブルが細すぎたり太すぎたりするとケーブルがうまくはまらない」という点には注意が必要。
公式では「3.5mm以下の幅広いケーブルに対応」と書かれていますが、厳密に言うと直径3.0mm以上5.0mm以下のケーブルでなければ使えませんでした。
例えば、有線イヤホンのように細すぎるケーブルだったり、HDMIケーブルなどの太いケーブルが使用できません。
といった感じで、使えるケーブルに関してはある程度限定されていますが、ケーブルの整理にはもってこいの製品なので買って損は無いと思います。
もう少し詳しく『Anker Magnetic Cable Holder』について知りたいという方は、是非この記事を参考にしてみてください。
太いケーブルをまとめたい方は結束バンドタイプがオススメ↓
Anker Magnetic Cable Holder 外観
外観はとてもシンプルですが、色合いも相まってとてもかっこよく見てます。
大きさはコンパクトで場所を取りません。
実際に測ってみると88.0mm×41.0mm×9.0mm(W×D×H)といった感じでした(クリップの高さ含まず)。
Anker Magnetic Cable Holderを実際に使ってみた
実際に『Anker Magnetic Cable Holder』を使用して分かったこと・気づいたことなどを紹介していきます。
使用できるケーブルは直径3.0mm以上5.0mm以下
取り敢えず、ノギスを使用して使用できるケーブルについて大まかに検証した結果、使用できるケーブルは大体直径3.0mm以上5.0mm以下と分かりました。
まず、直径3.0mmのケーブルでの装着感はこんな感じ。
使用しているケーブルは『Apple純正』のライトニングケーブルで、少しスキマは空いていますが問題なく使用できました。
続いて、4.5mmのケーブルを挟んだ時はこのような感じ。
使用したケーブルは、『Anker PowerLine II』というライトニングケーブルと『ASTRO C40 TR』というゲームパッドに付属してきたUSB Type Bケーブルです。
個人的には4.5mmのケーブルが1番しっかりと挟んでくれているような気がしました。
最後に、5.0mmのケーブルを挟んだ時。
クリップが張り裂けそうな感じにはなっていますが、ギリギリ使えます。
使用したケーブルは『HUION Kamvas 13』という液晶タブレットに付属してきたケーブルです。
といった感じで、使用できるケーブルの太さに関しては5.0mmくらいが限界かなと個人的には思います。
一応参考までに、6.0mmのHDMIケーブルに関しては、このような感じでクリップに全くはまりませんでした。
まぁHDMIケーブルも太さはそれぞれで、今回使用したHDMIケーブルは標準的な太さ。
中には直径4.0mm以下のHDMIケーブルもあるので、『Anker Magnetic Cable Holder』を使いたいという方は、直径が細いケーブルを色々と探してみるのがオススメです。
例えば、HDMIケーブルの場合だと『エレコム HDMIケーブル スーパースリム』は直径が3.2mmなので『Anker Magnetic Cable Holder』のクリップにも対応しています。
といった感じで、HDMIケーブル以外にも細いケーブルは探してみると案外あるので、直径の小さい別のケーブルを色々探してみると良いかもしれません。
ですが、どうしても直径5.0mm以上の太いケーブルを使用したいという場合は、別のケーブルホルダーを購入した方が良いと思います。
例えば、同じAnkerから出ている結束バンド(マジックテープ)タイプのケーブルホルダー『Anker Easy-Fastening Cable Holder』なんかは個人的に1番オススメ。
仕様自体はほぼ変わらず、台座の粘着力と強力なマグネットでどこにでも貼りつくので設置場所を問いません。
異なるのは「ケーブルホルダーがマグネットでくっつくタイプのクリップ」か、「マジックテープでくっつくタイプの結束バンド」かだけです。
ということで、太いケーブルを綺麗にまとめたいという方は『Anker Easy-Fastening Cable Holder』の方が絶対に良いと思います。
台座の粘着力と強力なマグネットでどこにでも貼りつく
デスクトップPCのケースとか、木製のデスクとか色々な場所に設置してみたのですが、こんな感じで合皮のデスクマットにもしっかりと貼りついてくれました。
粘着力も中々のモノで、強めの両面テープで貼りついているのかと錯覚するくらいには粘着力が強かったです。
マグネットに関してもかなり強力で、金属製の部分に設置する場合はマグネットの吸着力だけでも十分なくらい強力でした。
なので、設置場所に関して特に困ることは無いでしょう。
ちなみに、粘着力に関しては水洗いすれば何度でも復活します。
また、貼り付けた場所に関しても特にねばついたり、跡が残ったりということも一切ありませんでした。
ただし、吸着力が強力とは言ってもデスクの裏など本体を逆さにして貼り付けると、本体からクリップが外れてしまうのでオススメしません。
特に、直径が太くて重いケーブルだと尚更。
もし、デスクの裏だったり壁にくっつけたいという場合には、先ほど紹介したマジックテープタイプの方がまだ吸着力が高いのでオススメです。
とはいえ、それでもケーブルが重すぎると普通に落ちてしまうのであまり過信しないでください。
【Anker Magnetic Cable Holder レビュー】ケーブルの整理に最適
ということで、『Anker Magnetic Cable Holder』のレビューは以上になります。
使用できるケーブルは限られていますが、少なくともスマホやタブレットで使用するケーブルをまとめる程度であれば問題無く使用可能です。
デザインも良い感じですし、置き場所もデスク上であれば材質問わずどこにでも設置できるのも大きなメリット。
ただし、直径3.0mm以上5.0mm以下のケーブルでなければ使えないというデメリットもあるので注意してください。
なので、どうしても直径5.0mm以上の太いケーブルを使用したいという場合は、『Anker Easy-Fastening Cable Holder』を選ぶのが最適だと思います。
結束バンド(マジックテープ)タイプのケーブルホルダーで、様々なケーブルの太さに対応していますから。
しかも、普通に結束バンドとしても使用可能で、ケーブルを持ち出す際にコンパクトにまとめることもできます。
正直、使い勝手という点では『Anker Easy-Fastening Cable Holder』の方が優れているかもしれません
それでも、これらケーブルホルダーはいずれもケーブルの整理整頓には最適な製品というのには間違いないです。
ケーブルを綺麗にまとめたいという方であれば買って損するようなことはまずありません。
太いケーブルをまとめたい方は結束バンドタイプがオススメ↓