ライザーです。
今回は、広東省深センに拠点を置くUGREEN社製のスマホアームをレビューしていきたいと思います。
UGREENは主にPC周辺機器を取り扱っている企業で、他の中華系企業と比較してかなりまともな企業です。
私も以前スマホケーブルを購入したことがありますが、普通に使えていました。
ということで、今回はそんなUGREEN社製のスマホアームをレビューしていくので、良かったら参考にしてみてください。
・最大5.2cmの場所に固定可能
・回転クリップは360度回転可能
・主な材質は金属で、かなり頑丈な作り
・iPhone12 pro,Nintendo Switchはしっかりと固定できる
・iPadなどの比較的大型の端末は固定できない可能性がある
UGREEN スマホアームの概要
付属品 | |
メインスタンド | |
回転クリップ | |
台座 | |
取扱説明書(日本語対応) |
UGREEN スマホアームの組み立て方
まずはアームを組み立てていきます。
ちなみに、組み立て方はとても簡単。
全て取扱説明書に書いてあるので、説明書通り手順を踏んでいけばすぐに設置可能です。
一応解説しておくと、まず回転クリップに付属しているキャップを外します。
次に、ボール部分にキャップを通し、その後回転クリップにボールを差し込みネジを締めます。
最後に台座を任意の場所に固定してメインスタンドを取り付ければ完成。
UGREENのスマホアームを実際に使ってみた
ということで、実際にUGREENのスマホアームを使ってみました。
ちなみに、今回使用したデバイスは『iPhone12 pro(6.1インチ)』と『Nintendo Switch』です。
まず、見た目に関しては簡素な作りとなっていて、バネも丸見えで高級感とかは特にありません。
後、これはちょっと不満ポイントなんですが、回転クリップを動かした際の振動がバネに伝わって「ブーン」というちょっと大きな音が出てしまいます。
一応クリップのボール部分の固定を緩めれば解決するのですが、いちいちネジを緩めたり締めたりするのは面倒ですから。
続いて回転クリップの挟み込む部分。
左右にスキマが空いていて、スマホを充電しながらでも使用可能となっています。
挟み込む力も強力で、よほどのことが無い限りズレ落ちるようなことはまずありません。
Nintendo Switchでも問題なく固定できました。
ただし、伸縮する部分は特に持ち手とか無いので、スマホを外す際に指を挟んでしまいそうになります。
これもちょっと気になるところではありますね。
まぁ他の製品と比べたら挟み込む部分が大きく作られているので比較的取り外しやすくはなっているのですが。
そして、Nintendo Switchを取り付けるとこんな感じ。
横で挟み込むような感じで取り付けます。
ちなみに、iPhone12 Proも同様です。
まず、アームに関しては全くずり落ちることはありません。
ただ、アームのバネの力が強くまっすぐピンと伸ばすことができないので、アームの自由度自体はそこまで高くないです。
また、全くずり落ちることがないとは言っても、Amazonのレビューを見ると「iPadだと重量に耐えられない」という意見が結構多くみられました。
一応製品情報にはiPad対応と書いてはありますが、あまり大きい端末は使用しない方が良いかもしれません。
フレキシブルアームとの比較
ということで、UGREENのスマホアームを実際に使ってみました。
使用感としては中々良い感じです。
ということで、次は1000円程度で購入できる比較的安価なフレキシブルアームのスタンドと比較して性能にどれだけの違いがあるのか?解説していきます。
これがフレキシブルアームのスタンド↓
動きは制限されるがほとんど苦にならない
まず、フレキシブルアームと比較すると動きはある程度制限されるので、設置場所に工夫が必要になります。
フレキシブルアームの場合はある程度距離さえ正しければ割とどこにでも設置して良いのですが、普通のアームだとどうしても動きに制限があるので設置場所に工夫が必要です。
とはいえ、設置場所がある程度定まれば動きの制限に関してはほとんど苦になりませんでした。
むしろ、設置した後のスマホの動かしやすさに関して言えば、UGREENのスマホアームに軍配が上がります。
まず、フレキシブルアームの構造は、簡単に言うと針金をグリグリ動かして良い感じの位置にスマホを固定するという仕組みです。
なので、構造上良い感じの場所にスマホの位置を固定できたとしても、だんだん垂れ下がってしまう場合もあります。
また、フレキシブルアームの場合は普通のアームと比較すると結構不安定で、指で軽くタップするだけでグラグラと揺れてしまいます。
それに対して、UGREENのスマホアームは、アーム部分も頑丈な作りとなっていて、指で軽くタップしてもグラつきません。
もちろん、ネジさえしっかりと締めれば垂れ下がるような心配もなかったです(スマホの大きさや重量にもよる)。
ちなみに、UGREENのスマホアームはiPhone12 proとNintendo Switchを使用した感じだと、しっかりと固定できますしズレるような心配も全くありませんでした。
グロメット部分が頑丈でしっかりと固定できる
UGREENのスマホアームはグロメット(板に挟み込んで固定する部分)が頑丈な作りとなっています。
スマホに手をかけて稼働させてもグロメットがズレることもありませんし、ヒビ割れるようなこともありません。
それに対して、フレキシブルアームの場合は基本的にグロメット部分がプラスチック製です。
なので、スマホを動かす際にグロメット部分にかなりの負荷がかかり、最悪の場合グロメットが壊れてしまう場合があります。
実際、私が以前使用していたフレキシブルアームはヒビが入ってしまいました
また、フレキシブルアームは非常に安価ということもあるせいか、グロメット部分の固定が非常に甘く、スマホを稼働させる際に結構な確率でグロメット部分がズレてしまいます。
私の場合、ネジを強く締めてしっかりと固定した場合であっても、高確率でズレてしまうケースが多かったです。
原因としては、スマホを稼働させるフレキシブルアームの部分を動かすのに結構力が入ってしまうのが原因だと思われます。
フレキシブルアームのアーム部分って頑丈な作りになっていて、かなり力を入れないと曲がってくれないんですよね。
フレキシブルアームとどっちが良い?
で、結局のところUGREENのスマホアームとフレキシブルアームのどっちが良いのか?ということなのですが、簡単にメリットとデメリットをまとめてみました。
UGREEN スマホアーム | フレキシブルアーム | |
価格 | 高い | 安い |
可動域の自由度 | 低い(気にならない程度) | 高い |
主な材質 | 金属 | プラスチック |
スマホの位置調整 | 容易 | 困難 |
取り敢えず、両方とも使用経験のある私としては、UGREENのスマホアームをオススメしたいです。
値段は1000円程度高くなってしまいますが、設置場所さえ工夫すれば可動域の自由度の制限は気に入らなくなりますし、主な材質は金属製ということあって長く使えます。
ちなみに、私が以前使用していたフレキシブルアーム(1000円前後)は1年くらいしかもちませんでした
また、スマホの位置調整も一度設置してしまえば簡単に動かせますし、タップしても揺れることがないくらいにはしっかりとスマホの位置を固定できるので非常に扱いやすいです。
なので、個人的にはやはりUGREENのスマホアームをオススメしたいです。
ただし、どうしてもフレキシブルアームが良いという方はグロメット部分が金属製の製品を選ぶと良いかもしれません(あるかどうかは知りませんが)。
1000円のフレキシブルアームを買うならUGREENのスマホアームを買うべし!
ということで、UGREENのスマホアームのレビューは以上になります。
まず、フレキシブルアームとこのアーム両方を使った経験のある私としては、UGREENのスマホアームの方をオススメしたいです。
価格に関しては比較的高めではありますが、
・金属製で頑丈な作り
・スマホの位置調整がスムーズ
・グロメットがしっかりしていてズレる心配がない
以上3つのメリットを考えるとフレキシブルアームよりも金属製のスマホアームの方が優秀です。
なので、個人的にはUGREENのスマホアームをオススメします。