
スマホを守るために欠かせないガラスフィルム。
でも、貼るときに気泡が入ったり、位置がズレたりして「もう一度やり直したい・・・」と思ったことはありませんか?
そんな失敗を防ぐためにも、貼りやすくて気泡が入りづらいガラスフィルムを選ぶのはとても重要です。
この記事では、貼りやすさや気泡の入りづらさを重視したiPhone用のガラスフィルムを、筆者の経験に基づいていくつか紹介します。
「iPhoneのガラスフィルムで何を選ぶか迷っている」という方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
キレイに貼れる!失敗しないiPhone用ガラスフィルム3選
筆者が使用した経験を踏まえたうえで、貼りやすくて気泡が入りづらいガラスフィルムを紹介します。
ちなみに、今回紹介するガラスフィルムは全てグレア(光沢)タイプのガラスフィルムです。
ツルツルした触り心地と透明度が高く、画面の鮮やかさをそのまま楽しめるのが特徴で、この記事で紹介するガラスフィルムはどれも全く同じような質感でした。
実際に私も使ってみましたが、全くと言って良いほど違いが分からなかったです。
なので、ガラスフィルムを紹介する際は、貼りやすさや気泡の入りづらさなどを重点に置いてます。
※iPhone用のガラスフィルムを購入する際は、必ずお使いのiPhoneの型番に適合しているか確認してください。
iPhoneの型番と対応するガラスフィルムが一緒でないと、上手く貼れない場合があります。
【気泡の入りづらさNo.1】「バリ楽Box」NIMASO ガラスフィルム


・ガラスフィルムが2枚セットでお得
・バリ楽Boxのおかげでガラスフィルムの貼り付けが簡単
・気泡が全く入らない
・画面拭き、ホコリ除去シール等綺麗に貼るための道具一式が揃っている
・ボックス型キットでフィルムがズレることなく簡単に貼れる
個人的に1番オススメしたいのが、「バリ楽Box」NIMASO ガラスフィルム。
ここで紹介するガラスフィルムと質感も仕様もほとんど同じなのですが、NIMASOのガラスフィルムは防塵ネット設計になっていて、スピーカー部分をしっかりカバーしてくれます。
ガラスフィルムの貼り付け方法は簡単で、ボックスにiPhoneをセットしてシールを真っ直ぐ引っ張るだけ。
ガラスフィルムをズレずに貼り付けられますし、気泡もほとんど入りません。
仮に気泡が入ってしまっても、爪で押し出せば簡単に抜けます。
また、保証の対応もかなり良かったです。
この時はLINEの問い合わせからガラスフィルムを破損させてしまった旨を伝えたら、迅速に対応して新品を配送してくれました。
ガラスフィルムの貼りやすさ、気泡の入りづらさ、保証、価格などを考慮したうえで、個人的な総合評は文句なしの1位です。
【3枚入りでコスパ最強】ESR ガラスフィルム


・ガラスフィルムが3枚セットでお得
・Ultraフィットトレイのおかげでガラスフィルムの貼り付けが失敗しづらい
・ガラスフィルム装着方法説明書付き
・画面拭き、ホコリ除去シール等綺麗に貼るための道具一式が揃っている
・ボックス型キットでフィルムがズレることなく簡単に貼れる
ガラスフィルムは基本的に1~2枚しか入っていませんが、ESRのガラスフィルムはなんと3枚もガラスフィルムが入っています。
しかも、値段は2枚入りのガラスフィルムとほとんど変わりません。
むしろ安いくらいだと思います。
ガラスフィルムの貼り付けもボックス型キットを使用するので、失敗しづらいです。
ただし、NIMASOのバリ楽Boxと比較すると少し気泡が入りやすくなっているのがデメリット。
一応、同梱されている空気抜き用ヘラを使えば簡単に気泡を取り除けるので、そこまで心配する必要はありませんが。
気泡が入った状態でもここまでキレイに貼れます▼
ですが「絶対に気泡を入れたくない」という方であれば、「NIMASOのバリ楽Box」の方が良いでしょう。
【フィルムを確認しながら貼り付け可能】Spigen EZ Fit ガラスフィルム


・ガラスフィルムと専用ガイドが2枚セットでお得
・覗き見防止タイプやセンサー保護タイプなど様々な種類がある
・ガラスフィルム装着方法説明書付き
・画面拭き、ホコリ除去シール等綺麗に貼るための道具一式がそろっている
・専用ガイド枠のおかげでガラスフィルムを付ける際にズレることが無い
「Boxタイプだとガラスフィルムが貼れているか見えないから心配」という方にオススメなのが、ガラスフィルムとガイドが一体型になってる製品。
その中でも『Spigen EZ Fit ガラスフィルム』が、個人的には「ガラスフィルムの貼りやすさと気泡の入りづらさ」で優れていると思いました。
自分に合ったiPhone用保護フィルムの選び方
今回紹介した保護フィルムは全てグレア(光沢)タイプのガラスフィルムです。
ですが、中には別の保護フィルムを探している方もいるかもしれないので、保護フィルムの選び方について簡単に紹介しておきます。
画面のキレイさならグレアフィルム、映り込み防止はアンチグレアフィルム
保護フィルムを選ぶうえで最も重要なのが保護フィルムの材質。
大きく分けて保護フィルムは大き分けて2種類あって、メーカー毎に異なりますが、それぞれの特徴は以下の通り。
iPhone保護フィルム比較表 | ||
---|---|---|
項目 | グレアフィルム | アンチグレアフィルム |
指滑り | ◯ | ◎ |
指紋の付きにくさ | 〇 | ◎ |
クリアさ | ◎ | ✕ |
反射・映り込みの少なさ | × | ◎ |
強度 | ◎ | ◎ |
指滑りについては、「◎がサラサラとした触り心地」「◯がツルツルした触り心地」と評価しています。
そして、決定的に異なるのは画面の見え方。
- グレアフィルム
クリアな視界を提供しますが、光の反射や映り込みによって見えづらくなることがあります。 - アンチグレアフィルム
反射や映り込みを抑える効果がありますが、文字が若干ぼやけて見えることがあります。
どちらもメリット・デメリットがあるので、「自分にはどちらが合っているのか?」しっかり吟味してからガラスフィルムを選んでください。

個人的には、iPhoneの画面の発色がキレイに映るグレアフィルムがオススメです
覗き見防止、ブルーライトカットなど様々な種類がある
アンチグレアとのぞき見防止が一緒になったモデル▼


保護フィルムはグレア・アンチグレアフィルムの2種類が主流ではありますが、他にも色々な種類があります。
iPhoneのガラスフィルムの種類 | |||
種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
光沢タイプ(グレア) | 透明度が高く、画面の鮮やかさをそのまま楽しめる | 鮮やかな画質、クリアな視認性 | 反射や映り込みが発生しやすい |
アンチグレア(非光沢)タイプ | 反射を抑え、屋外でも見やすい | 映り込み防止、目に優しい | 画面が少しぼやける |
ブルーライトカットタイプ | 目の疲れを軽減するブルーライトカット加工付き | 長時間使用時の目の負担軽減 | 画面が黄色っぽく見えることがある |
覗き見防止タイプ | 斜めからの視線を遮断し、プライバシーを守る | 周囲からの視線を防ぐ | 正面以外から見ると暗くなる |
※強化ガラスタイプ | 傷や衝撃に強く、画面をしっかり保護 | 高い耐久性、傷つきにくい | 厚みがあり、タッチ感が変わることがある |
フルカバータイプ | 画面の端までしっかり保護するデザイン | 広範囲の保護、美しい仕上がり | ケースとの相性に注意が必要 |
※最近の保護フィルムはほぼ全て強化ガラスです
とまぁこれだけの種類があるので、メリットとデメリットを踏まえたうえで、自分の用途にあったガラスフィルムを探してみてください。
目視で確認したいなら一体型、貼りやすさならボックス型キット
保護フィルムの貼り付け方法は主に4種類。
「簡素な枠のガイド式」
「ガイド枠とガラスフィルムの一体型」
「ボックス型のキット」
「何も付いていない普通のフィルム(よく100円均一で売ってる)」
その中でも「ガイド枠とガラスフィルムの一体型」と「ボックス型のキット」の2つはかなり貼りやすいです。
特に、ボックス型キットは多少雑に取り付けてもズレることも気泡が入ることも少ないので、個人的に1番オススメ。
ですが、ボックス型キットは見ての通り「ちゃんと貼れているのか目視で確認できない」というデメリットがあります。
私は今までボックス型キットを使って1度も失敗したことがないので気にしませんが、もし気になるようなら一体型の方がオススメです。
一体型であれば、一部製品は目視でガラスフィルムが貼れるので安心感があります。
逆にオススメしないのは、簡素なガイド枠しかない製品と、そもそもガイド枠が存在しない製品。
例えば、『NIMASO』含め安いガラスフィルムの場合、このような簡素なガイド枠をiPhoneに取り付けて、その枠に合わせてガラスフィルムを貼る仕様となっています。
もちろん、この方法でもフィルムがズレることはあまり無いのですが、結構な確率で気泡や汚れが入ってしまうので、貼り付け難易度はめちゃくちゃ高いです。
また、フィルムに直接手で触れるので、誤って指紋が付いてしまうことも・・・
そのため、ちゃんとキレイに保護フィルムを貼りたい方は、多少値段が高くてもボックス型キットか一体型のキットの購入をオススメします。
iPhone用ガラスフィルムの貼り方と注意点
iPhoneのガラスフィルムを貼る際に、気泡が入ったり、位置がズレたりすることはありませんか?
一応、今回紹介した「ガイド枠とガラスフィルムの一体型」と「ボックス型のキット」のガラスフィルムであれば、失敗する確率はかなり低いです。
少なくともガラスフィルムがズレることはありません。
ですが、雑な仕事でガラスフィルムを貼ってしまうと、普通に汚れも気泡も入るので、ある程度保護フィルムを貼る際に気を付ける必要があります。
一応この記事でも抑えるべきポイントを簡単に紹介しておくので、「画面をキレイにする」っていうことを意識して保護フィルムを貼ってみてください。
机の上をキレイにして、ホコリが舞わない環境を作る
作業環境がホコリまみれだと、iPhoneの画面をキレイに拭き取ってもすぐホコリが舞って汚れてしまいます。
本当はホコリが舞わないお風呂場でやるのがベストですが、キレイにした机の上でも問題ないでしょう。
手を洗い、指紋が付かないようにする
画面をキレイにする手が汚れていたら本末転倒。
なるべく指の皮脂汚れを落としてから作業すると良いでしょう。
iPhoneの画面を付属のクリーナーでしっかり拭く
基本的には以下の手順で実践すれば、iPhoneの画面がキレイになると思います。
1.アルコールパッドで画面全体を拭く
2.ファイバークロスでアルコール(水分)を完全に拭き取る
3.ホコリシールで画面に付いた細かいホコリを取り除く
特に、水分を拭き取る作業はとても重要で、ただ適当に画面を拭くのではなく、なるべく「上から下に向かって一定方向に拭き取る」のがコツ。

汚れをiPhoneの画面から払い落とすイメージで上から下に拭き取ってください
後、ホコリを除去する際はエアダスターがあると、より確実にiPhoneの画面をキレイにできるのでオススメです。


貼り付けに失敗しないガラスフィルムを選ぼう!
ということで、貼りやすさや気泡の入りづらさを重視したiPhone用ガラスフィルムを厳選して紹介しました。
ガラスフィルムを選ぶ際には、透明度や指滑りの良さだけでなく、貼りやすさも重要なポイントです。
特に、気泡が入りづらい製品や位置合わせが簡単なガイド付きのフィルムを選ぶことで、よりスムーズに装着できます。
今回紹介した3つのフィルムは、それぞれに強みがあるので、それらを参考に自分に合ったガラスフィルムを選んでみてください。
- NIMASO バリ楽Box:圧倒的な貼りやすさと気泡の入りづらさが魅力。
- ESR ガラスフィルム:コストパフォーマンスに優れ、枚数が多く「失敗しても良い」という安心感がある。
- Spigen EZ Fit:貼り付ける際に目視で確認できるため、より慎重に作業したい方にオススメ。
また、保護フィルムの種類には光沢(グレア)タイプやアンチグレアタイプなどがあり、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。
自分の使い方や好みに合ったガラスフィルムを選んで、快適なスマホライフを楽しんでください。