ゲーム大好きライザーです。
今回は、スマホ用VRゴーグルを購入する前に知ってほしいことについてお話していきたいと思います。
「スマホ用VRゴーグルがどんなものなのか知りたい」
「どのスマホ用VRゴーグルを購入するか迷っている」
といった方は是非参考にしてみてください。
【注意】スマホ用VRゴーグルを購入する前に知ってほしいこと
スマホ用VRゴーグルを選ぶうえで結構重要なことをお話していくので、良かったら最後まで見ていってくださいm(__)m
Amazonは完全無法地帯と化している
まず最初にお話するのが、「Amazonは完全無法地帯と化している」ってことなんですが、まぁ字面だけ見ても何が何だか分からないですよねw
取り敢えず、Amazonで「スマホ用VRゴーグル」と検索してみてください。
すると、こんな感じの検索結果が出てくると思います。
出典:Amazon
パッと見た感じ左上の製品はレビュー件数が多くて良さげだなぁとか、中央のレビュー件数145で☆4.5で価格も比較的安価な製品が良さそうだなぁって思うかもしれません。
ですが、ここに表示されている9割以上の製品は超高確率で危険な製品です。
というのも、このレビューのほとんどっていわゆる「サクラ」のレビューなんですよね。
企業側が商品を無償提供する代わりに高評価なレビューする頼んだりとか、高評価を付ける代行屋に頼んだりとか・・・
とにかくそういった製品が多いです。
なので、そういったサクラかどうか判断するためにまずレビューを見てみると良いですね。
レビューをよく見てみると、日本語が不自然なものとか結構多いので、結構判断しやすいです。
例えば、こんな感じ↓
特に最後の文章を見てもらえると何となく変だなって感じると思います。
後は、私もよくお世話になっている『サクラチェッカー』というサイトを使ってみるのも良いかもしれません。
『サクラチェッカー』というのは、“サクラ度”を測ることができるサイトなんですが、例えばAmazonで売っている怪しいVRゴーグルのURLで検索してみると・・・
こんな感じで“危険”と出ているので、例えレビューに良いことが書いてあっても絶対に信用しない方が良いですよ!っていうのを判断してくれます。
Amazonで買い物をする時に結構役に立つツールなので、良かったら是非使ってみてください。
もちろん中には使える製品もあるとは思いますが、保証とか失敗度とか色々加味するとあまり購入はオススメできないです。
スマホのVRに過度な期待はしない
正直VRってまだまだ発展途上で、色々と不便なことも多いです。
特にスマホを使ったVRゴーグルは色々と“物足りなさ”を感じることも多いと思います。
これに関してはいくら3000円とか5000円のそれなりに値段のするVRゴーグルだったとしても、改善するのは難しいです。
まず、“スマホのVR”というのは、左右で若干異なる映像を流して、その映像をVRゴーグルを通して見ることによって立体感のある映像にしています。
これは『オルタナティブガールズ』というスマホゲームのスクリーンショットなのですが、一見同じように見える画像なんですけどよーく見ると若干映像が違うんですよね。
で、スマホのVRっていうのは本格的なVRと比較してしまうと、視野角が狭くて見づらかったり、画質があまり良くなかったりしてしまいます。
正直こういった部分はもう“スマホVR”の根本的な問題になってしまうので、いくら高価なスマホ用VRゴーグルを購入したところで解決しないんですよね。
だから、“スマホVR”に過度な期待はしない方が良いということなんですが、「今までVRを体験したことが無い」って方にとってはめっちゃくちゃ新鮮に感じるとは思うので、そこは安心してください。
段ボール製の安価なVRゴーグルはあまりオススメしないです
一応私も以前『Google Cardboard』っていう段ボール製のスマホ用VRゴーグルを使っていたのですが、個人的にはあまりオススメしません。
オススメしない理由に関しては大きく分けて3つあります。
1.着け心地があまり良くない(バンドがきつすぎる等)
私にとっては本体の段ボールサイズが小さいかったので顔にフィットしませんでした。
一応クッション(スポンジ)は付いているんですけど、正直意味ないんじゃないか?ってくらい“段ボールの角”感があります。
また、バンドの締め付けが強めだったということもあって、バンドの締め付けと段ボールの角のコンボで数分着けていただけでも後が残るレベルでした。
なので、個人的には着け心地は良く無かったです(-ω-;)
2.耐久性が低すぎる(両面テープが剥がれる等)
段ボール自体はそこそこ頑丈なのですが、段ボールをくっつけるための両面テープとか段ボールの角が当たらないようにするためのクッション(スポンジ)を付けるためのテープとか・・・
とにかくテープがすぐ剥がれてしまうっていうのが難点ですね。
例えば、私が昔使っていた段ボール製のVRゴーグルはこんな感じに剥がれてきちゃってます。
まぁここにガムテープでも貼っておけば全然使えるとは思うのでそんなに気にしなくては良いのかな?とは思いますが、ちょっと耐久性は低いかな?と思いました。
3.目幅、ピント等の調整ができない
これは現在あなたが使っているスマホの機種や体のつくりによって変わってくるのですが、目幅、ピント等の調整できないと色々と不便になる場合があります。
例えば、目幅が広いにも関わらず、VRゴーグルのレンズの幅が狭いと普通に見づらいですよね。
他にも、視力の良し悪しであったり、で見え方が全く異なってきます。
なので、目幅、ピント等の調整はできた方が良いですね。
といった感じで、個人的にオススメしない3つの理由に関しては以上になります。
なんかここまで酷評してはいるものの、正直価格は1000円台とかなりお得なので、「取り敢えずスマホでVRがどんなものなのか体験してみたいな」っていうレベルであれば、まだオススメできるかな?って感じです。
もちろんバンドの締め付けとか耐久性が低すぎるっていうデメリットはあるのですが、目幅、ピントに関してだけ言えば、余程特殊な体でない限りは基本的に「使えないなくはない」と思います。
というのも、私って乱視持ちで裸眼の視力も全然無いのですが、そんな私でも『Google Cardboard』場合は裸眼でも全然余裕で見えるレベルだったので。
ちなみに、価格が『Google Cardboard』よりも安い段ボール製のスマホ用VRゴーグルもあるのですが、それだと頭を固定するバンドが付いていないので使いづらいです。
バンドが付いていないとゴーグルを手でずっと持ち続けなくちゃいけませんから。
なので、もし手軽にVRを体験したいのであれば、『Google Cardboard』がオススメです。
安ければ良いというわけでも無いが、高ければ良いというわけでは無い
安い段ボール製のVRゴーグルがダメなら、逆に価格が高ければ良いのか?って思われるかもしれませんが、実際はそういうわけでもありません。
先ほども言いましたが、“スマホのVR”というのは、左右で若干異なる映像を流して、その映像をVRゴーグルを通して見ることによって立体感のある映像にしています。
なので、高ければ画質が綺麗になったり、といったことはまず無いです。
変わるとしたら、精々着け心地が良くなったり、ピント調節等の機能が増えたりといった部分だけです。
まぁそれが結構重要になるのですが、そういった機能面に関してはある程度の出費で結構どうにかなってしまいます。
一応私は3000円台の『エレコム VRゴーグル VRG-M01BK』と5000円台の『T-PRO VRゴーグル Version2』の2つのVRゴーグルを使ってみたのですが、映像の綺麗さに関して特に差は感じられませんでした。
また、着け心地に関しても正直好みの部分もあるとは思いますが、特別大きな差は無かったと思います。
何なら5000円するにも関わらずほとんど変わらないってなるとちょっとコスパ悪いかなぁって思ったくらいです。
一応価格差に関してはヘッドホンの有無等が絡んでくるんですけど、大きく性能に差があるかって言われたら全然そういった感じは無かったです。
じゃあ「結局のところどれくらいの価格帯が最適なのか?」っていうことなんですが、個人的には3000円~5000円くらいの価格帯が丁度良いかなと思っています。
まぁ私自身も先ほど紹介した『エレコム VRゴーグル VRG-M01BK』と『T-PRO VRゴーグル Version2』しか試していないので何とも言えないのですが、多分この価格帯でちゃんとしたメーカーであれば失敗する確率は低くなると思います。
同価格帯のVRゴーグルとか見てもぱっと見の作りはほとんど同じでしたから。
3000円~5000円台のスマホ用VRゴーグルがオススメ!
ということで、スマホ用VRゴーグルに関して注意するべきことは以上になります。
今回お話したことをまとめるとこんな感じです。
・VRゴーグルはサクラレビューが多い
・スマホのVRに過度な期待はしない
・段ボール製のVRゴーグルは使い心地があまり良くない
・3000円~5000円台のスマホ用VRゴーグルがオススメ
VRゴーグルって一見種類が多そうに見えるのですが、実際にちゃんとした製品っていうのは結構少なかったりします。
で、その数少ない製品の中でも結構似たり寄ったりな製品が多いので、もうその良い感じの製品いくつか選んだら後は価格でどれが良いか決めちゃっても全然問題無いと思います。
ちなみに、個人的には実際に購入して現在も使っているということもあって、下のエレコム製のVRゴーグルが特にオススメです。
レビュー記事も書いたので良かったらそちらも参考にしてみてください。