【タニタ デジタル温度湿度計(TT-559) レビュー】コンパクトで使いやすい温湿度計

ライザーです。

今回は、タニタ デジタル温度湿度計(TT-559)のレビューをしていきます。

特に、夏は部屋の温度管理がとても重要で、室温が高すぎると熱中症になってしまいますし、逆に室温が低すぎると寒暖差で自律神経がおかしくなってしまいます。

なので、温度、湿度を管理するためにもデジタル温度湿度計はほぼ必須と言っても良いでしょう。

っていうかあって困るようなモノでもないので、絶対に買っておいた方が良いです。

・タニタ デジタル温度湿度計(TT-559)について詳しく知りたい

・どの温湿度計を購入するか迷っている

といった方は是非参考にしてみてください。

タニタ デジタル温湿度計(TT-559) 外観

今回はブルーを選びました。

まず、前面はこんな感じ。

幅75mm、高さ132mm、奥行30mmとかなりコンパクトで、デスクの上や冷蔵庫に貼り付けておくのにちょうど良い大きさとなっています。

続いて背面はこんな感じ。

一番上に掛け穴があり、そこら辺にぶら下げておくことができます。

ただし、掛け穴用のフックは付属していません。

マグネットはそれなりに強いので、ずり落ちてくるようなことは無いです。

背面には、

SET:日時の設定や日付と時間の表示切り替えに使用するボタン

▲:時間などを進めるボタン

ALM:アラームの設定、解除するボタン

MAX/MIN:最高、最低温湿度を表示するボタン

以上4つのボタンが付いています。

タニタ デジタル温湿度計(TT-559) 実際に使用してみた

ということで、実際に電池を入れて使ってみました。

電池挿入後30分後に正確な数値が出るみたいなので、気長に待ちましょう。

ちなみに、電池を入れた際に大きな音が鳴ります。

電池に関してはお試し用で製品に付属しているので別途購入する必要はありません。

日時の設定は説明書を見れば簡単にできる

電池を入れたら、次に日時の設定をします。

設定方法については付属の説明書に詳しく書かれています。

なので、日時の設定に関しては詳しく解説しませんが、説明書通りに進めていけば簡単に設定できます。

温度・湿度は20秒に1度更新、誤差は±1℃

まず、温度・湿度は20秒に1度更新となっています。

で、誤差に関しては0℃~40℃の間で±1℃、それ以外は±2℃となっています。

まぁデジタルの温湿度計の精度は大体こんなもんです。

湿度に関しては35%~75%で±5%、それ以外は±10%となっています。

なので、湿度に関しては精度はあまり良くないのかな?といった感じです。

まぁ他のデジタル製品も大体こんなもんなので仕方ないですね。

過去の最高・最低温度、湿度の確認が可能

タニタのデジタル温度湿度計は、背面の「MAX/MIN」ボタンを押すことで、過去の最高・最低温度、湿度の確認ができます。

私は特に利用する場面はないのですが、ペットや観葉植物の温度、湿度管理に便利な機能だと思います。

ちなみに、最高・最低温湿度に関してはリセットされるまで持ち越されるので、外出時は一度手動でリセットしておくと良いかもしれません。

リセット方法は「MAX又はMIN温湿度表示時」に「MAX/MINボタン」を3秒間長押しするだけです。

他の温度計とも比較

取り敢えず家にあった温度計とも比較してみました。

多分これ見る感じだと温度計に狂いはなさそうかな?

ただ、湿度に関してはどっちが壊れているのか分からないですw

まぁ右の温度計はずっと暑いところに放置していて、年数もかなり経過しているので、もし狂っているとしたら左側の方が確立は高いかな?

ちょっと湿度の正確性に関してはアナログの温湿計を買って検証する必要があるかもしれません。

タニタ デジタル温湿度計(TT-559) 良かったところ 気になるところ

タニタ デジタル温湿度計(TT-559)を実際に使って、良かったところと気になるところについて簡単にまとめてみました。

良かったところ

良かったところ

温度が0.1度単位で正確に分かる(精度も十分良い)
時計、カレンダー機能が付いている
アラーム機能が付いているので目覚まし代わりになる
最高・最低温湿度が分かる

取り敢えず、温度の精度に関してはデジタル温湿度計としては申し分ないと思います(湿度の精度はあまり良くないが)。

また、他にも時計機能やアラーム機能など、色々と機能が付いているのでかなり便利です。

特に、最高・最低温湿度が分かるデジタル温度湿度はあまりないので、人によってはかなり便利な機能だと思います。

気になるところ

気になるところ

視認性があまり良くない
掛け穴用のフックが付属していない
操作する際の音の音量調節ができない

個人的に1番気になったのは視認性があまり良くないという点ですね。

例えば、このような感じで角度を付けてしまうと数字が若干見えづらくなってしまいます。

製品の仕様上仕方ないとはいえ、45度しか角度を付けていないにも関わらず見えづらくなってしまうというのはちょっと残念です。

正面からあまり角度を付けづに見れば特に問題ないんですけどね・・・

ちなみに、私は現在卓上に置いて俯瞰目線で見ているのですが、その時は多少角度を付けても問題ありませんでした。

なので、目線から少し低い位置に置くのがベストなのかもしれません。

ただ、地味にパネルが反射してしまう点に関してはどの角度から見てもちょっと反射してしまいます。

ライザーライザー

他の写真を見ると分かるかと思うのですが、どの写真も何かしら反射していると思います

このパネルの反射が無くなるだけでももっと見えやすくなると思うんですけどねぇ・・・

後、操作音とアラーム音が地味に大きいのも個人的には不快に感じました。

しかも音量設定ができないので対策のしようがありません。

個人的にはアラーム機能とか使わないのでミュートにしたいのですが、ちょっとその辺融通が利かないですね。

タニタ デジタル温湿度計(TT-559) 必要充分の機能は備わっているが若干見づらい

ということで、タニタ デジタル温度湿度計(TT-559)のレビューは以上になります。

取り敢えず、多機能のデジタル温湿度計としては申し分ない性能だと思います。

温度湿度共に測ることができますし、カレンダーや時計機能も付いているのでとても使い勝手が良いです。

ただし、個人的には視認性があまり良くないという点に関してだけはちょっと残念だったなぁと思いました。

まぁ製品の性質上仕方ないとはいえ、45度以上角度を付けただけでも数字がぼやけてしまうというのはかなり残念なポイントです。

なので、少し角度を付けただけで見づらくなってしまうのが嫌という方は別のデジタル温度湿度計を選ぶことをオススメします。

逆に、「基本的に正面、俯瞰視点でしか見ない」という方であれば、こタニタ デジタル温度湿度計(TT-559)を選んで間違いないと思います。

パネルの反射や角度によって見えづらくなるのが困るという方は下記のアナログ温湿度計がオススメです。

数字は正確に表示されないのですが、大まかな数値さえ分かれば良いという方であればこのアナログの温湿度計を選んだ方が良いと思います。