「ゲームが上手くなりたい」
「どのゲーミングマウスを購入するか迷っている」
「プロゲーマーがどのようなゲーミングマウスを使っているか知りたい」
そういった方のために、この記事ではFPS・TPSで活躍しているプロゲーマーが愛用するオススメのゲーミングマウスを紹介していきます。
ちなみに、ここで紹介しているゲーミングマウスは全て実際にプロの方が使用していて、ゲームのプレイ動画やデバイスの紹介動画を参考にしました。
プロが使用していればまず間違いないので、ぜひこの中から自分に合ったゲーミングマウスを見つけてみてください。
ゲーミングマウスを選ぶ5つの鉄則
プロが愛用していることは、ある程度製品の品質が高いと保証されていると言えます。
ですが、プロが使っているからといって、必ずしも自分の手に合うわけではありません。
そのため、ゲーミングマウスを紹介する前に「自分の手に合っているゲーミングマウスを選ぶための5つの鉄則」について紹介します。
これさえ抑えておけば買ってから後悔することはありません。
1.有名メーカーかつプロも愛用していて評価の高いマウスを選ぶ
2.手首に負担のかからない軽いマウスを選ぶ
3.ケーブルの煩わしさを無くすためにワイヤレスのマウスを選ぶ(妥協で安価な有線マウスを選ぶのはアリ)
4.自分のマウスの持ち方に合ったマウスを選ぶ(かぶせ持ちは大きめ、つまみ持ちは小さめ、つかみ持ちは何でもOK)
5.自分の手のサイズに合ったマウスを選ぶ
以上5つの鉄則さえ守っていれば取り敢えずOK。
ただ「自分の手に合っているかかどうか」の判断は、実際に実店舗に行って試用するしかありません。
とはいえ、店舗で取り扱っていないマウスも多いですし、そもそも実店舗に行くのが面倒ですから。
なので、個人的には「自分が今使っているマウスのサイズ」や「自分のマウスの持ち方に合ったマウス」を参考に選ぶのをオススメしています。
仮に使っていて多少違和感があっても、次第に慣れてくることも全然あるので、あまり不安になる必要もありません。
っていうか私もマウスを購入する際、必ずこの鉄則に沿って選ぶことで、自分の手に合ったマウスに出会ってきました。
追記:1HPで自分の手のひらに合ったマウスを見つけてみよう!
「1HP」という海外でトレーニングや人体工学のPh.D.が作成したサイトで、数値を入力すると自分の手のひらに合ったマウスが分かります。
入力する項目は以下の通り。
Palm Height (mm):手のひらの高さ(小指と親指の筋肉の付け根~中指の第三関節)
Palm Width (mm):手のひらの幅(小指の第三関節~人差し指の第三関節)
Mouse Length / Depth(mm):マウスの長さ
Mouse Width (mm):マウスの幅
Mouse Height (mm):マウスの高さ
数値を入力すると結果が表示され、数値が上から順に2.0、1.4、1.4に近ければ近いほど良いらしいです。
±0.2までは公差の範囲内とのこと。
良かったら試してみてください。
プロも愛用するおすすめゲーミングマウス5選
前置きが長くなってしまいましたが、ここからはプロも愛用するおすすめゲーミングマウスを紹介していきます。
【迷ったら取り敢えずコレ!】Logicool G PRO X SUPERLIGHT
最新モデルの『Logicool G PRO X SUPERLIGHT2』もオススメ▼
【比較】Logicool G PRO X SUPERLIGHT、Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 | ||
G PRO X SUPERLIGHT | G PRO X SUPERLIGHT 2 | |
大きさ | 125.0×63.5×40.0mm | 125.0×63.5×40.0mm |
重量 | 約63g | 約60g |
センサー | HERO | HERO 2 |
解像度 | 100~25,600 dpi | 100~32,000 dpi |
最大加速 | >40 G | >40 G |
最大速度 | >400 ips | >500 ips |
最大レポートレート | 1,000 Hz (1 ms) | 2,000 Hz (0.5 ms) |
連続動作 | 70時間 | 95時間 |
持ち方 | かぶせ持ち推奨だが、つまみ持ちでも問題なし |
日本・海外問わず様々なプロゲーマーが愛用しているゲーミングマウス。
とにかくプロ使用率がめちゃくちゃ高く、Apex LegendsやValorantなど様々なゲームで大活躍しています。
実際、Valorantの世界大会でもある『VALORANT Champions 2023』では、46%の方が『Logicool G PRO X SUPERLIGHT』を使用していました。
デザインはシンプルでゴテゴテ感がなく、カラーバリエーションも豊富で他のデバイスとも合わせやすいです。
ちなみに、センサーやバッテリー持続時間などの性能がアップした最新モデルの『Logicool G PRO X SUPERLIGHT2』もかなりオススメ。
旧モデルはmicro USBだったのに対して、新モデルはUSB-Type Cに変更されていたり、チャタリングが起きない構造になっていたり、何かと便利になっていました。
ただ、価格差を体感できる程の大きな性能差は感じられないため、旧モデルの『Logicool G PRO X SUPERLIGHT』でも全く問題ありません。
金銭的に余裕のある方で「最新のマウスを使いたい」という方は『Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2』が断然オススメ!
情報はまだ出回っていませんが、ValorantプロプレイヤーのGONの証言によると、公式大会で『Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2』を使用している方もちょくちょく利用している人もいるとのこと。
まぁ持った感じは前モデルと全くと言って良いほど変わってないので、乗り換えしやすいのかもしれません。
使用していたプロゲーマー▼
CR neth、ZETA SugerZ3roほか多数。
【超高性能ゲーミングマウス】Razer DeathAdder V3 Pro
大きさ:128×68×44mm
重量:約63g
センサー:Focus Pro 30k オプティカルセンサー
解像度:30,000 dpi
最大加速:>70 G
最大速度:>750 ips
最大レポートレート:8,000 Hz
連続動作最大 90 時間 (1,000 Hz)、最大 17 時間 (8,000 Hz)
持ち方:かぶせ持ち推奨だが、つまみ持ちでも問題なし
『Razer DeathAdder V3 Pro』は現在販売されているゲーミングマウスの中でもトップクラスの性能。
最大レポートレートは脅威の8,000 Hzで、一般的な1,000Hzのマウスと比較すると視点をスムーズに移動できます。
ただ、パソコンがハイスペックでない場合、4,000 Hzであってもめっちゃガクガクしますし、人によっては1,000Hzも4,000Hzもほとんど差を感じられません。
なので、最大レポートレートが8,000 Hzだからといって、過度な期待はしないほうが良いかと。
使用していたプロゲーマー▼
DFM Suggest、Ras、takej、ZETA hiroron
【様々なサイズ展開がされている】BenQ ZOWIE ECシリーズ ワイヤレス
無線モデル▼
有線モデル▼
大きさ:画像参照
重量:約79g(EC1-CW)、77g(EC2-CW)、76(EC3-CW)
センサー:PixArt PAW 3370
解像度:19,000 dpi
最大加速:>50 G
最大速度:>400 ips
最大レポートレート:1,000 Hz
連続動作:最大70時間
持ち方:かぶせ持ち、つまみ持ちでも問題なし
ぶっちゃけカタログスペックだけ見ると他社製品と比較すると大幅に劣って見えるかもしれません。
【昔から愛されている】Logicool G G703h
大きさ:124×68×43mm
重量:約95 g
センサー:HERO 16K
解像度:16,000 dpi
最大加速:>40 G
最大速度:>400 ips
最大レポートレート:1,000 Hz
連続動作:最大60時間
持ち方:かぶせ持ち、つまみ持ちでも問題なし
1万円以下で購入可能
性能に対するコスパが高く、何と言っても1万円以下で購入できるのがポイント。
持ちやすさも手にフィットする感じで、サイドボタンも大きめで誤爆がしづらいです。
ただ、古いゲーミングマウスなので、重量は95gとやや重め。
ちなみに、『Logicool G703h』はApex LegendsのプロゲーマーでもあるRasさんも愛用していたゲーミングマウスです。
プロも使ってるくらいだから間違いない!
【番外編:多ボタン式マウスで1番オススメ】Logicool G502 LIGHTSPEED
無線モデル▼
有線モデル▼
大きさ:132×75×40mm
重量:約114 g、121 g(LS)
センサー:HERO
解像度:100~16,000 dpi
最大加速:>40 G
最大速度:>400 ips
最大レポートレート:1,000 Hz (1ms)
連続動作:最長60時間(LS)
持ち方:かぶせ持ち推奨だが、つまみ持ちでも問題なし
Logicool G502シリーズはボタンの配置が神がかっています。
どのボタンも押しやすく、かといって持った時に邪魔にならない絶妙な配置で、個人的にはどのメーカーのどのマウスよりもダントツで好きです。
専用ソフトを使えばボタン割り当ての変更もできますし、それもゲーム毎に細かく変更できます。
また『Logicool G502 LIGHTSPEED』の有線モデル版の『Logicool G502 HERO』という製品もあり、構造はほぼ同じで大きな違いは有線か無線かのみ。
ですが『Logicool G502 HERO』は有線接続ゆえに圧倒的に価格が安く、大体ワイヤレスモデルの半分くらいの価格で購入できます。
なので、コスパを求めるのであれば有線モデルの『Logicool G502 HERO』もアリです。
プロゲーマー向けではありませんが、かなり使いやすいゲーミングマウスなので、興味のある方はぜひ下記記事を参考にしてみてください。
↓無線モデル『G502 LIGHTSPEED』のレビュー記事。
↓有線モデル『Logicool G502 HERO』の記事。
ゲームに最適なマウスパッドも揃えておく
やっぱり、ゲーミングマウスと一緒にマウスパッドも買いたくなるものです。
ただ、適当に選ぶのだけはナンセンス。
私も以前までは「自分が好きなものを選べば良い」とは思っていて、実際それまではキャラものの安いマウスパッドを使っていました。
ただ、ゲーム専用のマウスパッドの方が、マウスの滑りやすさとか精度とか、とにかく諸々の性能が上なのは事実。
下手くそゲーマーの私ですら体感できるレベルの違いがありました。
なので、ゲームの上達を考えているのであれば、マウスパッドもゲーミングのモノを選んだ方が良いでしょう。
マウスパッドは日本製のARTISANが最強
マウスパッドも色々とあって、プロの方もLogicoolやVAXEEなど様々なメーカーを使用していて、使用率も結構均等に分かれていました。
ただ、その中でも個人的に最もオススメなのが『ARTISAN』。
プロゲーマーの方も『ARTISAN』から出ている紫電改とか零などを使っているらしく、Valorantの大会では20%の方が『ARTISAN 零』を使っていました。
ZETA DIVISIONの選手だけで見ても、crow選手は『ARTISAN 疾風乙』だったり、SugarZ3ro選手は『ARTISAN 飛燕』を使っていたり・・・
零だけでなく、他のARTISAN製マウスパッドも人気があります。
ということで、マウスパッドについては取り敢えず『ARTISAN』の製品を選んでおけば、まず間違いないかと。
ちなみに『ARTISAN』は日本のマウスパッドメーカーで、国内外問わず様々なプロゲーマー・ストリーマーが愛用しています。
マウスパッドの製造工程を全て日本で行っている正真正銘のMADE IN JAPANです
最大の特徴は何と言っても圧倒的な品質の良さ。
「動かしやすさ」と「止めやすさ」を両立していて、エイムがめちゃくちゃ合わせやすいのが最強すぎる、ゆえにプロゲーマーの愛用者も多い!
マウスパッドのラインナップも豊富で「スピード・止めやすさ・マウス移動の安定性・サイズ」など、購入時に細かく選べるため、自分に合ったマウスパッドを見つけられるかもしれません。
ということで、マウスパッドについては『ARTISAN』製で、その中から自分に合っていそうなモノを選べばまず間違いないでしょう。
「自分に合ったマウスパッドが分からない」って方は、取り敢えず『Soft(バランス)』のMサイズ以上を買っておけばOK!
自分に合ったゲーミングマウスを選ぼう!
取り敢えず、ここで紹介したゲーミングマウスを買っておけばまず間違いありません。
特に『Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2』と『Razer DeathAdder V3 Pro』は現在多くのプロゲーマーが愛用している最強のゲーミングマウスです。
性能もめちゃくちゃ高いですし、重量も60g程度と申し分なく、誰でも快適に扱えると思います。
なので「何を買うか迷っている」という方は、このどちらか好きな方を選んでみてください。