ライザーです。
今回は、ゲーム実況・配信者にオススメのガジェット『Elgato Stream Deck』の使い方について解説していきます。
私自身特に配信などはしていませんが、実際に使っていくうちに「Elgato Stream Deckを使って配信をしてみたい」と思うくらい使い勝手が良くて驚きました。
配信者の方であればきっと役に立つ製品なので、まだ『Elgato Stream Deck』を持っていないという方は是非手に取ってもらいたいです。
新型のMK.2もあります↓
Elgato Stream Deck 仕様
付属品 | |
Stream Deck本体 | |
スタンド | |
スターターガイド(日本語あり) | |
安全に使用するためには・・・みたいなやつ(日本語非対応) |
今回購入したのはボタンが15個付いたElgato Stream Deckです。
ボタン数は6個、15個、32個の中から選べます。
大きさはスマホよりも一回り小さいくらいで非常にコンパクト。
ボタンの押し心地はメンブレンキーボードのようにブニュブニュとしていて、しっかりとボタンを押している感覚を味わえます。
Elgato Stream Deckで作業効率を上げる方法(基本編)
配信者の方であれば、Elgato Stream Deckはきっと役に立つはずです。
Elgato Stream Deck専用のソフトウェアをダウンロードする
まず最初にElgatoの公式サイトからStream Deck専用のソフトウェアをダウンロードしてください。
自分が使いたいプログラムをボタンに配置する
次に、自分が使いたいプログラムをボタンに配置していきます。
やり方はとても簡単。
まずは、先ほどダウンロードしたソフトを開きます。
次に、画面右側から使いたいプログラムをドラックして、任意のボタンの場所にドロップ。
たったこれだけで、一部のは使えるようになります。
一応WEBブラウザの場合は、設置したボタンにURLを貼り付けたり、Twitterの場合だとアカウントでログインしたりと、ボタンを使うまでに色々作業をしなければなりません。
ただ、それらの作業はとても簡単なのですぐにできると思います。
ちなみに、Wordやゲームなどのアプリケーションの場合は、「システム」の項目にある「開く」をドラック&ドロップをして、アプリケーションの場所を指定してあげればOKです。
アプリケーションによっては、アイコンも自動で認識する場合があります。
私が実践した際は、Google Chromeやゲームソフトなど、ほとんどのアプリケーションを認識してくれました。
ちなみに、リンクが正常でないとこのように注意マークが表示されます。
一目でソフトが使えないことが分かるというのはかなりありがたいですね。
プロファイルを複数作成して用途別に分ける
今回購入したStream Deckにはボタンは15個しかないのですが、プロファイルを作成することでブラウザ・ソフト毎にボタンの種類や配置を変更可能です。
プロファイルの作成はとても簡単で、ソフトの右上の歯車アイコンをクリック。
そうすると、環境設定の画面が開かれるので、「プロファイル」を選択して、画面左下にある+ボタンをクリックしてください。
これでプロファイルが作成できます。
プロファイルを右クリックをすると名前を変更したり、プロファイルの削除をする項目が表示されます
また、画面右の「アプリケーション」を設定することで、プロファイルを使用しているソフトによって自動で切り替えることも可能です。
ちなみに、プロファイルはほぼ無限に作成できるので、用途別で細かく分けても全く問題ありません。
ショートカットキーを割り当てる
まず、画面右の「システム」の項目にある「ホットキー」をボタンのところにドラック&ドロップしてください。
次に、配置したホットキーを選択して、「クリックして割り当て」の部分をクリック。
すると、「キーストロークを監視中」と表示されるので、任意のショートカットキーを入力。
オリジナルアイコンを設定する
自分でも分かりやすいように、ボタンアイコンを自作のモノに変更することも可能です。
例えば、WEBサイトは人によってよく使うページが異なります。
その場合、タイトル名を変更すれば差別化はできるものの、単に地球儀のアイコンだとちょっと味気ないと感じるかと思います。
なので、他からアイコンを引っ張ってきたり、自作して設定できるととても便利で見た目もかなり良くなるのでオススメです。
まず、WEBページを任意のボタンの場所にドラック&ドロップします。
次に、赤枠で囲ったアイコン右上の下矢印にカーソルを当てて「ファイルから設定」をクリック。
そうするとフォルダが開かれるので、任意の画像を選択して「開く」をクリック。
これで、自作の画像をアイコンにできます。
プラグインやアイコン、音楽、効果音はストアで購入する
Stream Deckのソフトを立ち上げて中央上に配置されている+の付いたアイコンをクリックするとショップに飛びます。
ここでは、Stream Deckで使用できるプラグインやアイコン、音楽、効果音などが購入可能です。
全てを紹介するのは難しいのですが、例えばプラグインだと、CPUの使用率が見えるようになったり、タイマー機能の追加などができます。
もちろん全ての素材は無料で使えるので、使いたい素材があったらガンガンインストールしてOKです。
ただ、音楽関係はフリー素材なのか不明なので、TwitchやYouTubeの配信で使用するのはあまりオススメしません。
といった感じで、Elgato Stream Deckの使い方はざっとこんなところです。
他にも色々とできるのですが、全てを説明するとキリが無いのでこれくらいにしておきます。
Elgato Stream Deckで作業効率を上げる方法(配信編)
基本さえ理解すればOBSの設定も問題無くできるかと思います。
OBSで役立つ基本的なショートカットの割り当て方
まず、Stream DeckでできるOBSの主な設定は下記の通りです。
・シーンの切り替え
・デスクトップ音声、マイクのミュート切り替え
・録画、配信開始ボタン
・ソースの表示、非表示の切り替え
正直、これだけできれば配信もスムーズに進行できると思います。
ボタンの設置方法自体もとても簡単。
まず、OBSとStream Deckの両方を起動します。
次に、配置したいボタンを右側から選び出しドラック&ドロップ。
ただ、「シーン」の場合はボタンを設置した後、設置したボタンをクリックし、ボタンにしたいシーンを選択する必要があります。
「ソース」の場合も同く、任意のソースを選択してボタンを割り当てるだけでOKです。
他にもプラグインをダウンロードすれば色々できるみたいなのですが、それらを解説しだすとキリがないっていうか私も使ったことが無いのでそもそも解説できません。
まぁOBSに関してはこれだけ覚えておけば十分使えると思います。
マイクのミュートON OFFの切り替え方
今回紹介するのは、マイクの大元をミュートする方法になります。
まず、右側の「Stream Deck」の項目にある「マルチアクション」を任意の場所にドラック&ドロップ。
次に、右側の「Audio Devices」の項目にある「Mute」をマルチアクション1に「Unmute」をマルチアクション2にドラック&ドロップして追加します。
「Audio Devices」の項目が無い場合、ストアで「Audio Devices」のプラグインを購入してください。
後はアイコンを見やすくするために名前を付けたり、アイコンの画像を変えたりすればOKです。
視覚的にマイクのONとOFFを横に並べるよりも、ボタンを1つにした方がマイクがミュートになっているかどうかかなり分かりやすくなるので是非試してみてください。
OBSと連携できない場合の対処法
環境によっては、OBSとStream Deckを起動してもうまくいかないことがあります。
例えば、連携ができないと下図のように「Elgato Remote Controlのプラグインが見つかりません。」といった表示がされます。
この時の対処法は2つ。
1.Elgato Stream Deckのソフトウェアを最新バージョンにアップデートする
2.OBSとElgato Stream Deckのソフトウェアを同じ場所に保存する
私の場合はOBSとElgato Stream Deckのソフトウェアを同じ場所に保存していたのですが、それでもこのような表示がされました。
そして、自分なりに色々と調べてみたのですが、どうやら保存場所は「Windows(C:)」上でないといけなみたいです。
実際、私はOBSとElgato Stream DeckのソフトウェアをCドライブ上に保存したら問題を解決できました。
ただ、上記2つの方法を試しても問題が解決しなかった場合は、正直私には対処法が分からないので自力で何とかするしかありません。
頑張ってください。
Elgato Stream Deckは作業効率爆上がりの超便利ガジェット
ということで、『Elgato Stream Deck』のレビューは以上になります。
取り敢えず、自宅にPCがある方であれば誰でも自分好みのボタン配置にカスタマイズできるので、絶対に作業効率は上がるはずです。
ボタンの配置も専用ソフトを使えば簡単にできますし、様々なソフトやショートカットキーをボタン1つで実行できますから。
後、今回あまり紹介しなかったのですが、Stream DeckとOBSを連携させて色々とボタン配置をいじったりもしました。
そしたら、画面の切り替えとかテキストの表示非表示が便利すぎて、YouTubeやTwitchなどで配信をやりたくなっちゃうくらいにはハマってしまいました。
なので、仕事の効率化を考えている方はもちろんのこと、配信を円滑に進めたいと考えている方も絶対にStream Deckを買った方が良いです。
ちなみに、ボタン数は6個、15個、32個の中から選べます。
ただ、6個だとボタンが少なすぎる割に価格が高くコスパがあまり良くないので、個人的にはあまりオススメしません。
後、普通に使い分には15個でも問題ないのですが、ゲームの実況・配信をする方であれば、ボタンが32個あった方が色々と便利かもしれません。
配信中に効果音を鳴らしたり、動画を作る際のショートカットキーを割り当てたりなど、とにかく色々な作業をボタン1つできるようになりますから。
とにかく、ボタンの数が15だろうが32個だろうが作業効率が爆上がりするのは間違いないので、是非手に取ってもらいたいです。
新型のMK.2もあります↓
Elgato Stream Deckを使うために必要なソフトウェアを下記URLからダウンロードする必要があります。