
スマホゲームに夢中になっていると、気づけばバッテリー残量がゼロ寸前…。そんな経験はありませんか?
特に外出先で長時間プレイするゲーマーにとって、「充電切れの不安」は最大の敵です。
ということでこの記事では、スマホゲーマーである筆者のライザーが自分自身の経験をもとに、オススメのモバイルバッテリーをいくつか紹介します。
・外出先でも頻繁にスマホゲームをする
・大容量・軽量・急速充電で外出先でも長時間のゲームプレイを快適にしたい
・持ち運びに最適なモバイルバッテリーを探している
といった方は、ぜひ参考にしてみてください。
長時間のスマホゲームに最適なモバイルバッテリーとは?
外出先でも長時間スマホゲームを快適に楽しむためには、どんなモバイルバッテリーを選べばいいのか?
これまで数多くのモバイルバッテリーを実際に使ってきた中で感じたことを紹介していきます。
発熱しやすいワイヤレス充電は非推奨
モバイルバッテリーの発熱は必ずしも“悪”とは言えません。
とはいえ、多くのスマホゲーマーにとっては「余計な熱を気にせず、快適にプレイしたい」というのが本音でしょう。
実際、口コミやレビューを見ても「発熱が気になる」という声は少なくありません。
残念ながら、現時点だとAnkerやエレコムといった信頼性の高いメーカーのワイヤレス対応モバイルバッテリーであっても、使用中に本体がかなり熱を持つケースがあります。
参考までに、Anker製Qi(ワイヤレス)対応モバイルバッテリーの場合、スマホ未使用時の発熱は30℃前後。
グラフィック負荷の高いゲームだと、充電せずともスマホ自体が発熱するため、40℃は軽く超えます。
一応ほとんどのモバイルバッテリーであれば、ある一定の温度を超えるとセーフティーが働いて発熱を抑えてくれるので、安全面では問題ありません。
とはいえ、充電速度が著しく低下するので、長時間のゲームプレイを安定して楽しみたいなら、 急速充電に対応した有線接続のモバイルバッテリーを選ぶのがベストだと思います。
ちなみにワイヤレスは充電効率が悪く、バッテリー容量が10000mAhだったとしても、実際に使える定格容量は6~7割程度なので注意!

ケーブルレスは便利だけど、やっぱり頻繁にゲームをするなら効率よく充電できる有線接続が1番かなぁ⋯
バッテリー容量は10000mAhが無難
特に「原神」や「崩壊:スターレイル」などの重めのゲームをプレイする場合であったり、iPadなどのタブレットを使用する場合は、バッテリー容量の大きい10000mAhがベスト!
逆に「ウマ娘」や「モンスト」などの軽いゲームをプレイする方や、そこまで長時間ゲームをプレイしない方であれば、5000mAhのモバイルバッテリーでも十分です。
参考までに、iPhoneの場合だとバッテリー容量が10000mAhもあれば、24時間ずっとスマホゲームをしていても1日持ちます。
何なら、外出先で1日5~6時間程度しかゲームをプレイしないなら、5000mAhのモバイルバッテリーでも全く問題ありません(スマホ本体のバッテリー容量による)。
とはいえ「毎回充電するのが面倒」「複数デバイスを充電する機会がある」「スマホ本体のバッテリーの減りが速い」といった方であれば、バッテリー容量が10000mAhのモバイルバッテリーを選ぶのが無難です。
軽量かつ持ち運びに最適なモバイルバッテリーがベスト!
モバイルバッテリーは基本的に外出先でしか使いません。
そうなると重要になってくるのは以下のポイント。
重量:長時間持ち歩くなら200g前後が理想。ポケットや小さめのバッグにも入れやすい。
サイズ:厚みがありすぎるとスマホと一緒に持ちにくい。薄型タイプならゲーム中も邪魔にならない。
ストラップの有無:トラップホール付き、ケーブル一体型、グリップ型など“外で使いやすい設計”があると便利。
取り敢えず、以上の条件を満たしていれば、買って後悔することは無いでしょう。
絶対に有名メーカーのモバイルバッテリーを選ぶ
Amazonで販売されているモバイルバッテリーの中には、一見すると「高性能・低価格」に見える怪しい製品が存在します。
例えば、Amazonでたまたま見つけたこのモバイルバッテリー。
「20000mAhなのに超薄型」「価格はわずか2,000円」と魅力的に見えますが、実際には急速充電に非対応で、実容量も5000mAh程度しかない“詐欺バッテリー”でした。
このように、Amazonには見た目やスペック表記だけでは判断できない怪しいモバイルバッテリーが数多く出品されています。
安さや大容量という言葉に惑わされず、購入時には十分注意が必要です。
では、こうした詐欺製品を避けるためにはどうすれば良いのか?
答えはシンプルで、Ankerやエレコムといった信頼できる有名メーカーのモバイルバッテリーを選ぶことです。
実績のあるメーカー製品であれば、容量や出力が正しく表記されており、安全性や品質も保証されています。
参考までに、個人的にオススメなモバイルバッテリーの有名メーカーをいくつか紹介しておくとこんな感じです。
Anker:中国深圳の企業。急速充電と高品質で世界的人気。モバイルバッテリーやケーブルなど、筆者が最も愛用しているメーカー。
Belkin:アメリカの企業。MFi認証取得された製品やApple Watch対応モデルなど、Apple製品と相性抜群の安心ブランド。
CIO:日本の企業(製造は中国)。小型かつ高出力な製品が多め。普段遣いには問題ない程度だが、小型な分やや発熱しやすい印象。
エレコム:日本の企業(製造は中国)。国内設計、耐久性と信頼性に強み。全体的にコスパが高い。
UGREEN:中国深圳の企業。高コスパ、多機能で急成長中の新星。昔はTaoTronicsと並ぶ怪しいメーカー筆頭だったが、今はちゃんとしてる(個人的な感想)。
少なくとも、上記メーカー製のモバイルバッテリーであれば問題ありません。
仮に問題が発生したとしても、最低1年以上の保証が付いているので安心してください。
【バッテリーの置き場所に困らない】ケーブルは長い方が良い
もし、ケーブルを搭載したモバイルバッテリーを選ぶなら、短いケーブルより長めのケーブルを搭載したモデルがオススメ。
特にタブレット端末を使う場合、ケーブルが短いとゲームプレイ時にります。
ケーブルの長さは最低でもケーブルは70 cm以上あると良いですね。
長時間スマホゲームしても安心!オススメのモバイルバッテリー5選
【迷ったら取り敢えずコレ!】Anker Nano Power Bank (10000mAh, 45W, 巻取り式 USB-Cケーブル)


『Anker Nano Power Bank (10000mAh, 45W, 巻取り式 USB-Cケーブル)』は、巻き取り式USB-Cケーブルを内蔵したモバイルバッテリーです。
ケーブルを別に持ち歩く必要がなく、必要なときにサッと引き出して使えるのが大きな特徴。
巻取り式ケーブルの長さは最大約70 cmとそこそこ長く、スマホやタブレットを充電する際に邪魔になりにくいです。
バッテリー容量は10,000mAhでスマホを約2回充電でき、最大45 W出力でタブレットやノートPCの急速充電にも対応。
USB-Cポート、USB-Aポート、内蔵ケーブルを合わせて最大3台同時充電が可能です。
さらにディスプレイで残量や出力状況を確認でき、パススルー充電にも対応しているなど利便性が高い。
一方で、複数ポート使用時は出力が制限される点や、フラットケーブルの耐久性、防水非対応といった注意点もあります。
総じて、「ケーブルを持ち歩きたくない人」「外出先でスマホ・タブレットを効率よく充電したい人」「タブレットでゲームをプレイする人」に便利な一台といえます。
【コンパクトで使いやすい】Anker Nano Power Bank Built-Inシリーズ
Lightning端子(12W出力対応)▼


USB-Type C端子(22.5W出力対応)▼


『Anker Nano Power Bank Built-Inシリーズ』は、ケーブル不要でスマホに直接挿して使えるコンパクトなモバイルバッテリーです。
バッテリー容量は5,000mAhとスマホ1回分程度の充電しかできませんが、重さは約102gと軽く、持ち運びやすさが魅力。
Lightning端子モデル(12W)とUSB-C端子モデル(22.5W)があり、折りたたみ式プラグで収納性も高いのが特徴です。
メリットは「ケーブルレスで快適」「軽量で片手操作しやすい」「カラーバリエーションが豊富」なところ。
一方で「5000mAhと容量が少ない」「iFaceなどの厚めのケースだと装着できない」などの注意点もあります。
総じて、ちょっとした外出やサブ用に“軽くて気軽に使えるモバイルバッテリー”を探している人に最適な製品といえるでしょう。
【Anker Nano Power Bank Built-Inシリーズ】ケーブルレスで持ち運びに最適なモバイルバッテリー【レビュー】
【薄型 軽量で持ち運びしやすい】CIO SMARTCOBY Pro SLIM


巻取り式ケーブルが不要で、なるべくコンパクトかつ価格も抑えめとなると『CIO SMARTCOBY Pro SLIM』がオススメ。
本体サイズは 約9.76×1.62×6.9(W×D×H)cmと厚さは1円玉(約20 mm)よりも薄く、カバンの中に入れてもかさばらない持ち運びに最適なモバイルバッテリー。
USB-C単ポート最大35 W出力に対応、パススルー充電対応、デジタルバッテリー残量表示など、性能面は申し分ありません。
【低価格】エレコム EC-C11


『エレコム 薄型コンパクトモバイルバッテリー』今回紹介する10000mAhモバイルバッテリーの中で、唯一3,000円以下の製品です。
本体サイズは約11.4×約1.7×約7.0(W×D×H)cmと『CIO SMARTCOBY Pro SLIM』より少し大きめ。
USB-Cポートは1ポートしかなく、出力は20 Wとやや低めなので注意!
とはいえ、必要最低限の性能はあるので、なるべく安く済ませたい方にオススメのモバイルバッテリー。
【Qi2対応ワイヤレスモバイルバッテリー】TORRAS MiniMag 10000mAh


360度リングスタンド付きモデルもあります▼


TORRASは中国深圳の企業で、私もガラスフィルムやスマホケースなど購入したことがあり、品質も結構良い感じです。
今回オススメする『TORRAS MiniMag 10000mAh』は、バッテリー容量10000mAhかつQi2対応のモバイルバッテリーの中で、私の知っている限りで唯一重量が200gを切っていました。
しかもバッテリーの本体サイズは10.24×1.45×6.69(W×D×H)cmと薄型なので持ち運びに最適。
パススルーにも対応しており、ケーブルをモバイルバッテリーに挿して充電した状態で、デバイスをワイヤレス充電できます。
ワイヤレス充電を使わない選択肢は無いと思いますが、一応有線でも最大22.5 Wの急速充電に対応しているので、ゲームをしながら充電したい場合はケーブルを使うのもアリ。

ゲームをしながら充電しない方であれば、ワイヤレスモバイルバッテリーを試すのも良いかもしれません