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【CPS RT620Pro レビュー】5,000円以下のコスパ最強空冷CPUクーラー

2026 8/04
PC関連 自作PC オススメ製品
2026年8月4日
当ページのリンクには広告が含まれています。

『CPS RT620Pro』は、中国のCPS(PC COOLER)というブランドから出ている空冷CPUクーラーです。

この製品の最大の魅力は、何と言ってもコスパの高さ!

ツインタワー型の空冷CPUクーラーでありながら価格は5,000円以下と超お値打ち価格。

この記事では、『CPS RT620Pro』の設置方法や実際に使って感じて良かった点・気になった点を詳しくレビューしていきます。

また、「どれだけ性能が上がったのか?」8年以上前に発売されたCPUクーラーと比較しながら紹介していきます。

『CPS RT620Pro』が気になっている方、購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

PCCOOLER CPS RT620Pro デュアルタワー空冷CPUクーラー|6本の6mmヒートパイプ/265W TDP対応/PWMファン(500-2200rpm/静圧3.28mmH₂O/風量73.32CFM) |Intel LGA115X/1200/1700/1851 & AMD AM4/AM5ソケット対応 WH ホワイト
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※ホワイトは5,000円を超えますが、ブラックは5,000円以下で購入可能です。

Contents

CPS RT620Pro 概要

付属品
本体:実測値 125×138×153(W×D×H)mm/重量:980g
ファン×2:実測値 120×120×厚さ25 mm
ファンクリップ×2
分岐ケーブル
グリス
リテンションキット
図解入りマニュアル
仕様の詳細
型番RT620PRO-BK
JAN6940526114741
本体サイズ / 重量125(W) × 153(H) × 138(D) mm(奥行きは付属ファン含む)/ 980 g(付属ファン含む)
TDP265W
ファンサイズ120 × 120 × 厚さ25 mm
ベアリングHydraulic Bearing
ファン回転数500 ~ 2200 ± 10% rpm
風量(最大)73.32 CFM
静圧(最大)3.28 mmH2O
ノイズ(最大)34.9 dB(A)
電圧 / 電流 / 消費電力12V DC / 0.2 A / 2.4 W
接続PWM 4ピン
LEDなし
付属品リテンションキット、ファンクリップ2組、分岐ケーブル、グリス、図解入りマニュアル
対応ソケットINTEL:LGA115X / 1200 / 1700 / 1851
AMD:AM4 / AM5
保証期間ご購入日より2年間
パッケージサイズ・重量233(W)×160(H)×205(D)mm・1391g

CPS RT620Proの外観

『CPS RT620Pro』はフィンも含めすべて黒く塗装されています。

フィンは平坦な板ではなく、波打つように凹凸が連続した形状です。

山のような起伏が連なったフィンの加工はとてもキレイですが、山のてっぺん部分の一部塗装が剥げているのが気になりました。

ライザー

画像だと分かりにくいが、白く光っている部分の塗装が剥げています

起伏部分にはファンを装着するので、見えない部分ではありますが、ちょっとだけ残念ですね。

ベースプレートは銅剥き出しで、削りの加工はキレイだが、検査時のオイルが結構残っていて見た目は結構汚い。

とはいえ、オイルの汚れは性能には関係ないので良しとします。

ファンの形状は至ってシンプル。

回転もスムーズで異音もしないので、特に悪くはなさそうです。

ファンを取り付けた状態だとこんな感じ。

フィンも黒一色なので、見た目の統一感があって良いと思います。

ただ、ヒートシンクの突起部分も相まって、人によってはちょっと安っぽく感じるかもしれません。

そのため、使用しているケースがガラスパネルで見た目が気になる場合は、デジタル版を選ぶのもオススメです。

PCCOOLER CPS RT620Pro Digital デュアルタワー CPU空冷クーラー、6本ヒートパイプ、TDP 265W、デジタル温度表示トップカバー、高さ157mm、強化構造、Intel LGA1851/1700/1200/115X・AMD AM5/AM4対応、ブラック
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冷却性能は同じですが、デジタル温度表示付きのトップカバーが搭載されており、外観がよりスマートになります。

価格差は2,000円以上と大きいため悩ましいところですが、見た目を重視するならデジタル版の方が満足度は高いと思います。

タワー変形防止ブラケットが素晴らしい

CPS RT620の無印版では、変形防止のブラケットが付いていないせいで、ヒートシンクが曲がっていたらしいのですが、『CPS RT620Pro』からはその心配が無くなりました。

実際、外側から手で挟むように圧力をかけてもほとんど曲がりません。

見た目も良いですし、性能面で見ても多分良いとは思うので、このアップグレードは最高ですね。

CPS RT620Proの設置方法

私が使用しているPCがAMDなので、この記事ではAMDの方法のみ紹介します。

まず最初に、CPUクーラーを固定するための土台(スペーサー)を取り付けます。

この時、スペーサーに穴の空いている方を下、平らな方を上にして設置してください。

次に、CPUクーラーをネジで固定するためのマウンティングブラケットを設置します。

金属のプレートが凹んでいる方を上に向けて設置します。

これで土台部分の設置は完了です。

次に、「CPS」のロゴの向きを確認して、ヒートシンクを取り付けます。

ライザー

「CPS」の「P」の部分を目印にすると分かりやすいかも?

後は、ファンクリップを使ってヒートシンクにファンを取り付け、マザーボードにピンを挿せば完成です。

ただし、1番手前(画像右側)のファンを取り付ける際は、外側(左側)のヒートシンクに力をかけないよう注意してください。

外側のヒートシンクに力を入れると、タワーが内側に曲がってしまう恐れがあるので、ファンを取り付けるヒートシンクにのみ指を引っ掛けるような形で取り付けましょう。

で、実際にファンを設置してみたところ、マザーボードやメモリと干渉しなかったです。

ツインタワー型のCPUとしては、コンパクトで扱いやすく感じました。

CPS RT620Proは冷える?8年前の空冷クーラーと比較してみた

今回は、私が愛用してきた『忍者 五(発売当時6,000円くらい?)』という空冷CPUクーラーと比較しながら『CPS RT620Pro』の性能を紹介します。

検証環境は以下の通りです。

検証用PC
マザーボードASRock B550 Steel Legend
CPUAMD Ryzen 7 5700X3D(TDP 105 W)
メモリCFD W4U3200PS-16G(メモリ DDR4-3200 16GB×2)
グラフィックボードMSI GeForce RTX 4070 GAMING X TRIO 12G
キャプチャーボードAVerMedia Live Gamer HD 2 C988
SSD(OS入り)Samsung 970 EVO Plus(NVM Express 1.3)
M.2 SSD(ゲーム用)WD Black SN770(NVM Express 1.4)
SSD(画像の保存)Samsung 860 EVO
電源ANTEC NeoECO GOLD NE750 GOLD(80PLUS GOLD認証取得/750W)
PCケースCORSAIR 110Q

FanCntlというソフトでファンの回転数を制御しています。

ファンの回転数が異なるので、忍者 五に付属しているファンの回転数と合わせたり、回転数を100%にするなどして検証しました。

ただし、アイドル時の温度はほとんど参考にならないと思ってください。

環境は全く同じなのですが、RT620Proに換装したらCPUの最大温度が一瞬だけ高くなってしまいます。

冷却性能は高いが昔のCPUクーラーと大差ない

CPUの温度はこのようになりました。

CPUクーラーの比較(室温25℃)
CPUクーラーアイドル 最大アイドル 平均高負荷 最大高負荷 平均
忍者 五55.8℃51.8℃89.0℃85.5℃
RT620Pro63.0℃53.3℃82.2℃77.0℃
RT620Pro
fan 100%
63.0℃47.3℃77.5℃72.5℃
RT620Pro
fan 800rpm
55.1℃53.8℃88.0℃84.5℃

※フロントファンとリアファンの回転数は、CPU温度で変動します
※10分間計測した温度を載せています
※CPU温度は「CPU CCD1(Tdie)」の項目を参照しています

まず、Cinebench R23を使用して高負荷にしたところ、最大温度と平均温度にそこまで差はありませんでした。

あくまで、ファンの回転数だけでCPU温度が下がっているという感じです。

いくら製造時のクオリティが高くなったとはいえ、空冷クーラーの性能は頭打ちなのかもしれません。

それとも、単純にヒートシンクの大きさが影響しているのか?

正直、私にはよく分かりませんが、『CPS RT620Pro』がしっかり冷えていることは確かです。

CPUクーラーの経年劣化対策としても、PCを新調する際の選択肢としても間違いない製品だと思います。

ファン回転数を1200 rpmに抑えると静音性が高くなる

あくまで体感の話ですが、ファン回転数最大(2200 rpm)だと掃除機並にうるさいです。

ただし、1200 rpm(ファン回転数50%程度)以下であれば、PCケースに耳を近づけない限りほとんど聞こえません。

エアコンの動作音の方が全然大きいくらいです。

参考までに、先程紹介した環境であれば、最新のゲームをプレイ中であっても、ファン回転数は1200 rpm以下、CPU温度も80℃以下で快適にプレイできます。

比較的新しい『AMD Ryzen 7 9800X3D』でもTDPは120 W程度なので、大半のCPUであればそれなりの静音性を保ちつつ、しっかりと冷やしてくれるはずです。

CPS RT620Proの良かったところ・気になるところ

『CPS RT620Pro』を使って感じた、個人的に特に「良かったところ」と「気になるところ」をピックアップしてまとめました。

・価格が5,000円以下とコスパが高い
・フィンも黒く塗装されているので見栄えが良い
・冷却性能が高い

・メモリ、マザーボードと干渉しづらい
・ファンの回転数を抑えれば静音性も高くなる

・塗装が剥げている部分がある
・ファン回転数を最大にするとうるさい

正直、気になったのは塗装が剥げているところだけで、後は全部良かったです。

しかも私の場合はガラスケースではないので、見た目はぶっちゃけ気にしないので、デメリットはほぼありませんでした。

非常に素晴らしい製品だと思います。

コスパと冷却性能が高い空冷CPUクーラー

ということで『CPS RT620Pro』 のレビューは以上になります。

まず、評判通り優秀な空冷CPUクーラーでしたね。

特に、冷却性能とコスパの高さが素晴らしく、5,000円以下とは思えないほどクオリティが高かったです。

塗装がやや甘いところはあるものの、実用面で不満を覚えることはありません。

見た目にはそこまでこだわらず、性能面を重視したい方には最適の空冷CPUクーラーだと思います。

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