ゲーム大好きライザーです。
今回は、Real Train Mod(略称:RTM)を快適にプレイするために必要なPCスペックについて解説していきます。
また、解説するにあたって
・必要最低限のModのみ入れる
・影Modを入れる
・様々なModを入れる
といった感じで、用途別にオススメのPCおよびPCパーツの選び方について細かく紹介していきます。
良かったら参考にしてみてください。
Real Train Modで快適にプレイするために必要なPCスペック
まず最初に、Real Train Modで快適にプレイするために必要なPCスペックについて解説していきます。
必要最低限のModで遊ぶ場合に必要なPCスペック
・影ModなしでRTMで遊ぶ予定の人
・PCにあまりお金をかけたくない人
正直、必要最低限のModで遊ぶ場合であれば、PCスペックはそこまで宅無くても大丈夫です。
実際、大昔に発売された『GTX660』という化石グラフィックボードでも問題なく動きました。
ですが、ノートPCなどに搭載されているIntel CPU内蔵グラフィックだと動作は厳しく、快適に動作する可能性はかなり低いです。
なので、現在ノートPCでマイクラをプレイしている方であっても、ほぼ他のModなしの状態で遊ぶ場合であってもグラフィックボードを搭載したパソコンの購入を強くオススメします。
パーツの詳細が知りたい方は『【RTM用にPCを組みたい方向け】オススメのPCパーツの紹介』を参考にしてみてください。
で、どの程度のグラボが必要になるのか?っていうのは正直私の方でも調べることができなかったのですが、少なくとも下記スペックのような10年近く前に登場したゲーミングPCであっても問題なく動作します。
推奨PCスペック(最低限、影Mod不可) | |
CPU | Intel Core i7 4770程度 |
CPUクーラー | CPU付属の純正クーラーで十分 |
メモリ | 8GB以上 |
グラフィックボード | GTX660程度(多分もっと低くてもいける) |
SSD | 何でも良い |
取り敢えず、上記PCスペックであれば問題なくRTMは動きました。
実際に私がかなり昔に使っていたPCなので、動作は確認済みです。
ですが、上記スペック通りのPCは正直入手難易度がかなり高く、揃えるのが非常に困難。
ということで、今からPCを揃えるのであれば、下記PCスペックが比較的入手しやすく、スペックも高いためオススメです。
推奨PCスペック(最低限、影Mod可) | |
CPU | Intel Core i5 9600K又はAMD Ryzen 5 3600程度 |
CPUクーラー | CPU付属の純正クーラーで十分 |
メモリ | 16GB以上 |
グラフィックボード | GTX1660又はRX5500XT程度 |
SSD | Samsung 860 EVOなど(SSDなら基本何でもOK) |
上記スペック程度であれば、BTOパソコンも販売しているので、入手難易度はかなり低いかと。
その中でも特に重要なパーツは、メモリ(RAM)ですね。
実際、8GBでも遊ぶことはできるのですが、割と高頻度で動作が重くなったりします。
特に、ワールドデータが数百MBとかになってくるとメモリをフル活用するため、最低でも16GB以上メモリを搭載した方が良いでしょう。
ただし、先ほど紹介したスペック通りだと、影Mod(BSL Shaders)も使用時は「描画の品質」をある程度下げないと厳しいです。
なので、快適に遊びたいという方はさらに上のスペックのPCも選択肢に入れておきましょう。
ちなみに、上記スペックに近いPCをドスパラやパソコン工房、TSUKUMOといったBTOパソコンショップで販売しています。
BTOパソコンが自分に合って無さそうだったら、下記記事で紹介しているゲーミングノートPCもオススメ。
場合によってはカクつくかもしれませんが、少なくともRTX30○○シリーズ搭載のノートPCであれば問題なく動くはずです。
影Modなど複数Modを入れて遊ぶ際に必要な最低限のスペック
・影Modなしで平均144FPS以上で遊びたい人
・影Modありで平均30FPS以上で遊びたい人
・マイクラ以外のゲームでも遊びたい人
影Mod(BSL Shaders)ありで快適に遊ぶための最低ラインとしては、下記PCスペックレベルの性能が必要になってきます。
推奨PCスペック(影Mod 描画の品質×2設定) | |
CPU | Intel Core i7 9700K又はAMD Ryzen 7 3700X程度 |
CPUクーラー | CPU付属の純正クーラーで十分 |
メモリ | 32GB以上 |
グラフィックボード | GeForce RTX3060 |
SSD | Samsung 860 EVOなど(SSDなら基本何でもOK) |
この程度のPCスペックであれば、影Modなど複数Modを入れても遊ぶことができます。
また、1GB以上の超重いワールドデータでも快適に遊ぶことも可能です。
有名どころだと、倉急ワールドなんかは1GB前後のワールドデータとなっていますが、快適に遊ぶことができました
ちなみに、私が現在使っているPCも上記PCスペックとほぼ同じで『AMD Radeon RX5700』というグラボを載せているのですが、影Mod使用時(描画の品質×2設定)で30FPS以上は安定して出せます。
車両を最大何両連結して走ることができるの検証はしていませんが、少なくとも8両程度であれば問題なく連結して走らせることができました
影Modの設定に関しては、“描画の品質×1”にすることでFPS値をより安定させることもできます。
ですが、このように建物が密集していたり光源が大量にあるとどうしても12FPS程度しかでません(普通に建物が密集しているレベルであれば30FPS前後で収まります)。
影Modを最低の状態にしてもグラボの使用率が減るだけでFPS値に変わりは無かったので、こればかりは多分どうすることもできないと思います。
ここからでは見えないのですが、駅の中は蛍光灯だらけです。
影Mod無しの状態でも60FPSを切るくらいにはめちゃくちゃ重いです。
ただ、FPS値が下がるとは言ってもカクつきを感じるレベルではないので、体感的にはギリギリ使えるかなぁといった感じでした。
もし、影Mod使用時に60FPS近く出したいという方はもっと高性能なPCを選んだ方が良いと思います。
影Modなどの複数Modを入れて「最高の状態」で遊ぶ際に必要なスペック
・影Mod(BSL Shaders)ありで平均60FPS以上で遊びたい人
最高の状態でゲームをプレイしたいという方は下記PCがオススメです。
推奨PCスペック(影Mod Ultra設定) | |
CPU | Intel Core i7 9700K又はAMD Ryzen 7 3700X以上 |
CPUクーラー | 簡易水冷など冷却性能が高いCPUクーラーが望ましい |
メモリ | 64GB以上 |
グラフィックボード | GeForce RTX3080 |
M.2 SSD | Samsung 970 EVO Plusなど(NVMe接続のSSDであれば何でもOK) |
上記PCスペックであればめっちゃくちゃMod入れても大丈夫ですし、影Modの設定Ultraで更に動画の録画、配信しながら問題なく動作すると思います。
まぁ私はこれだけハイスペックのPCを使ったことがないのですが、YouTubeの動画投稿者でこれと同等のスペックのPCを使っていた方がいるので間違いないかと。
ただし、このスペックでもオブジェクトや光源が多いと60FPSを余裕で下回るので注意してください。
とは言ってもこれ以上のスペックってなると事実上ほぼ不可能に近いのでどうしょうもないんですけどねw
【RTM用にPCを組みたい方向け】オススメのPCパーツの紹介
ということで、推奨スペックに関しては以上になります。
ここからは、RTM用にPCを組みたい方向けに個人的にオススメのPCパーツをいくつか紹介していきたいと思います。
・パーツを自分で選ぶのが面倒
・なるべく安く組みたい
といった方は是非参考にしてみてください。
ちなみに、予算に関しては全て“完全自作”した場合の価格であり、BTOパソコンの場合だと数万円程度価格が高くなります。
RTMを影Modなしで快適に遊びたい方向け(予算8万円程度)
・影ModなしでRTMで遊びたい人
・PCにあまりお金をかけたくない人
めちゃくちゃ重いワールドデータで遊ばなければこの価格帯のPCスペックでも十分です。
PCにあまりお金をかけたくないという方は参考にしてみてください。
オススメパーツ構成 | |
マザーボード | ASUS TUF B450-PLUS GAMING 約10,000円 |
CPU | AMD Ryzen 5 3600 約26,000円 |
CPUクーラー | CPU付属の純正クーラー |
メモリ | CFD W4U3200PS-8G(8GB×2) 約10,000円 |
グラフィックボード | GeForce GTX1650 約15,000円 |
SSD | Samsung 860 EVO 約9,000円 |
電源 | Corsair CX550M(80PLUS BRONZE認定/550W) 約6,000円 |
PCケース | ATXマザーボード対応であれば何でもOK 約5,000~10,000円 |
PCパーツに関しては現在手に入りやすいものでコスパを考えると大体こんな感じですかね。
これよりも安く済ませることは可能だと思いますが、正直これ以上下げるとマイクラ以外のゲームがあまりできなくなってしまうので、個人的にはあまりオススメしません。
ちなみに、以上のPCパーツに似た構成であればTSUKUMOでも対応しているので、自作するのが面倒という方はTSUKUMOで購入するのもアリかと。
RTMを1GB以上のワールドデータで遊びたい方向け(予算15~18万円程度)
コスパ的にも快適に遊ぶためにもこの辺りのPCパーツ構成が一番オススメで無難だと思います。
・影Modなしで平均144FPS以上で遊びたい人
・影Modありで平均30FPS以上で遊びたい人
オススメパーツ構成 | |
マザーボード | ASUS TUF B450-PLUS GAMING 約10,000円 |
CPU | AMD Ryzen 7 3700X 約44,000円 |
CPUクーラー | CPU付属の純正クーラー |
メモリ | CFD W4U3200PS-16G(16GB×2) 約20,000円 |
グラフィックボード | Palit GeForce RTX2060 SUPER JS 8GB 約50,000円 |
SSD(OSインストール用) | Samsung 860 EVO 約9,000円 |
※M.2 SSD(ゲームインストール用) | Samsung 970 EVO Plus 約28,000円 |
電源 | ANTEC NeoECO GOLD NE750 GOLD(80PLUS GOLD認証取得/750W) 約14,000円 |
PCケース | ATXマザーボード対応であれば何でもOK 約5,000~10,000円 |
このPCパーツ構成は私が現在使っているデスクトップPCとほとんど同じなので、問題なく動作するはずです。
M.2 SSD(NVMe)は普通のSSDと比較して読み書き速度が爆速でマインクラフトはもちろんのこと、他のゲームもロード時間がかなり短くなって快適にプレイできるようになります。
ただ、値段がかなり高いというのがかなりのデメリットではありますが・・・(-ω-;)
なので、金銭的にそこまで余裕がないという方はグレードを下げて普通のSSDにしても良いですし、OSと一緒の場所にゲームを保存しても良いです。
その辺は自分のお財布と相談ということで。
ちなみに、ゲーム保存用とOS保存用のSSDを分けることによって、OSをクリーンインストールしたり、別のPCに買い替えた際にゲームを再ダウンロードする必要がなくなるので非常に便利になります。
また、グラボに関しても金銭的に余裕が無ければ3.5万円程度で購入できる『AMD Radeon RX5700』も視野に入るかと。
RX5700の性能に関してはRTX2060Superよりも若干落ちるくらいでそこまで変わりはないにもかかわらず、価格は3.5万円とかなりお得ですからかなりオススメです。
逆に、金銭的に余裕があるならもう少しグレードの高いグラボを選んでみるのも良いかもしれません。
RTMを超快適にプレイしたい方向け(予算30~40万円程度)
・影Modありで平均60FPS以上で遊びたい人
オススメパーツ構成 | |
マザーボード | ASUS ROG STRIX X570-F GAMING 約30,000円 |
CPU | AMD Ryzen 9 3950X 約100,000円 |
CPUクーラー | ASSASSIN III(空冷)や簡易水冷など 約10,000円 |
メモリ | CFD W4U3200PS-16G(16GB×2)×2 約40,000円 |
グラフィックボード | Palit GeForce RTX3080 11GB 約170,000円 |
SSD(OSインストール用) | Samsung 860 EVO 約9,000円 |
M.2 SSD(ゲームインストール用) | Samsung 970 EVO Plus 約28,000円 |
電源 | Toughpower iRGB PLUS(80PLUS PLATINUM認証取得/1200W) 約20,000円 |
PCケース | 約20000円(CPUクーラーの高さや簡易水冷を取り付け可能できるか注意して選ぶ) |
正直これだけの性能であれば複数のModや影Modを使いながらの動画の録画、配信でも問題なく動作すると思います。
CPUに関してはぶっちゃけオーバースペックぎみではありますが、なるべくグラボの性能に見合ったCPUを載せた方が良いです。
じゃないとグラボの性能を100%出し切れないなんてこともありますから、最低でもAMD Ryzen 7シリーズ辺りは載せておきたいところ。
CPUクーラーに関しては簡易水冷でも良いのですが、AMD Ryzen 9 3950Xであれば空冷でも十分です。
特に、今回オススメした『ASSASSIN III』というCPUクーラー。
Core i9シリーズやAMD Ryzen 9シリーズといった上位グレードのCPUでもしっかり冷やしてくれるくらいには高性能なCPUクーラーです。
ただ、『ASSASSIN III』はかなり大型でPCケースによっては干渉してしまうので、PCケースを選ぶ際は十分気を付ける必要があります。
グラボに関しては今回GeForce RTX3080っていうかなりグレードの高いモデルを選びましたが、一回り性能の低い『RTX3070』なんかも良いですね。
Real Train Modで快適に遊ぶためのパソコンを買おう!
ということで、Real Train Modで遊ぶために必要なModと推奨環境(PCスペック)については以上になります。
まず、RTMを遊ぶレベルであればそこまでスペックは必要ありません。
『GeForce GTX1650』などのエントリーモデルのグラボでも十分遊べるレベル。
ですが、影Modを入れて遊ぶとなると、それなりのスペックのPCが必要になってきます。
なので、ガチでRTMで遊びたいって方はそれなりの出費は覚悟した方が良いです。
ただし、ワールドデータが重かったり、ある特定の場所の装飾品が多いと、いくらスペックが高くてもカクついてしまいます。
そういったところも踏まえた上で、本当に30万とか50万クラスのパソコンを購入するべきかどうか考えておくと良いかもしれません。
一応個人的なオススメとしては、「ミドルハイエンドクラス」のグラボを搭載したPCが1番無難かと。
例えば、RTX○○60シリーズや、RTX○○70シリーズなど。
その辺のグラボが1番コスパ的にはちょうど良いのかなぁって思います。
後、メモリは最低でも16GB、理想は32GB積んでおくと良いですね。
メモリは多ければ多いほど良いというわけでもありませんが、RTMと影MODを併用すると普通に10GB以上メモリを使うことがあるので。
取り敢えず押さえておくべきポイントはこれくらいです。
この記事を踏まえた上で、是非あなたに合ったPCを選んでみてください。
オススメパーツ構成 | |
マザーボード | ASUS TUF B450-PLUS GAMING |
CPU | AMD Ryzen 7 3700X相当のCPU |
CPUクーラー | CPU付属の純正クーラー(予算に余裕があれば風魔弐、忍者五などがオススメ) |
メモリ | CFD W4U3200PS-16G(16GB×2) |
グラフィックボード | GeForce RTX2060 SUPER 又はRadeon RX5700相当のグラボ |
SSD(OSインストール用) | Samsung 860 EVO |
※M.2 SSD(ゲームインストール用) | Samsung 970 EVO Plus |
電源 | ANTEC NeoECO GOLD NE750 GOLD(80PLUS GOLD認証取得/750W) |
PCケース | ATXマザーボード対応であれば何でもOK |