【TRUEFREE HF-10 レビュー】5,000円台で有線×無線対応!普段使いに最適なヘッドホン【PR】

ライザーです。

このたびTruefree様からワイヤレスヘッドホン『TRUEFREE HF-10』をご提供いただきました。

Truefreeはコスパの高さを特徴とし、中国・深圳発のオーディオブランドSOUNDPEATSから出資を受けているブランド。

完全に独立した会社というよりは、SOUNDPEATSのサブブランドに近い立ち位置です。

そこで今回は、5,000円台で購入できる最新のワイヤレスヘッドホン『TRUEFREE HF-10』を1週間ほど使ってみて、「音質やノイズキャンセリングの実力」「有線・無線それぞれの使い勝手」といったポイントを徹底的にレビューしていきます。

「普段使いにちょうどいいヘッドホンを探している」

「コスパ重視で多機能なモデルが欲しい」

そんな方にとって参考になる内容になっているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

TRUEFREE HF-10のここがポイント

・コーデックはAAC、SBCに対応
・Bluetooth 6.0対応
・40mm大口径ダイナミックドライバーを搭載
・最大-45dBのハイブリッドANC(アクティブノイズキャンセリング)対応
・トランスペアレンシーモード(外音取り込み)搭載
・ENC(Environment Noise Cancellation)による通話ノイズ低減機能付き
・1000mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大約125時間の連続再生が可能(ANCオフ時)
・急速充電対応(10分充電で約8時間再生可能)
・マルチポイント対応で最大2台の端末と同時接続可能
・無線接続だけでなく有線接続(AUXケーブル)にも対応し、遅延ゼロで利用可能
・専用アプリ対応(EQ調整、ANCモード切替など)
・軽量設計&柔らかいイヤーパッドで長時間装着しても疲れにくい

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『TRUEFREE HF-10』はBluetooth接続と有線接続に対応しています。

ただし、有線接続時はアプリの設定、ANC、外音取り込みなどが使用できないので注意してください。

TRUEFREE HF-10 概要

付属品
ヘッドホン本体(重量:約260g)
USB Type-AtoCケーブル 1本
3.5mm ステレオ オーディオケーブル 1本
取扱説明書(日本語対応)
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外観

見た目はよくある普通のワイヤレスヘッドホン。

シンプルなデザインでとても良いと思います。

内側には大きく「L」と「R」が印字されているので、装着時に左右が分かりやすくて良いですね。

ヘッドホンには物理ボタンが備わっていて、ANCやボリュームコントロールなどを直感で調整できます。

操作に慣れるまでに多少時間はかかるかもしれませんが、かなり便利です。

そして1番の特徴は、3.5mm端子が備わっていて、Bluetooth接続だけでなく有線接続でも使用できる点です。

5,000円台で無線と有線の両方に対応しているヘッドホンはかなり珍しく、個人的にTRUEFREE HF-10の最大の魅力だと思っています。

折りたたみ式で持ち運びに最適

ヘッドホン本体はコンパクトに折りたたみできます。

重量も260gと軽量なので、持ち運びにも最適です。

専用アプリ『TRUEFREE』で細かい設定が可能

 

専用アプリ『TRUEFREE』では、ノイズキャンセリングのON/OFF、イコライザの設定、モードの切り替えなど、一般的なワイヤレスヘッドホンに備わる基本機能は一通りカバーしています。

Truefree製のヘッドホンやイヤホンを使う際は、特別な設定が不要な方でも、ファームウェアのアップデートが配信されるため、専用アプリのダウンロードは必須です。

ただし、利用には会員登録が必要で、この点はやや手間に感じるかもしれません。

TRUEFREE HF-10 ワイヤレスヘッドホンを実際に使ってみた

実際に『TRUEFREE HF-10』を使ってみました。

ちなみに、検証で使用するデバイスはiPhone 16(Bluetooth 5.3対応)です。

TRUEFREE HF-10はBluetooth 6.0対応なので、今回の検証では最大限性能を発揮できません。

ですが、音質や使い勝手に大きな差が無いので、Bluetoothのバージョンで評価が上下することは無いと思います。

動画視聴に十分なレベルの音質

TRUEFREE HF-10』は、デフォルトの設定だと中~高音域音はフラット寄りで低音はしっかりめといった印象。

耳の穴を塞がないヘッドホンならではの自然な広がりがあり、全体的にスッキリとやわらかな音の印象を受けました。

ただ、音の傾向は専用アプリのイコライザ設定でいくらでも自分好みに変えられるので、低音強めの音が好きなら低音を強めればOK。

音の解像度は価格相応で、Bluetooth接続時は5,000円クラスらしく高音域のボーカルが伸びず、解像度不足からザラついたノイズになってしまうのは惜しいところです。

特に高音域の解像度不足からシンバルの音や電子音に弱いと思いました。

ノイズっぽさや解像度はイコライザの設定や聴く音楽のジャンルによって左右されますが、「音楽をしっかり楽しみたい」という方であれば、1万円以上のヘッドホンを選んだ方が満足度は高いと思います。

ただし、決して音質が悪いわけではなく、あくまで価格相応。

ワイヤレスヘッドホンの入門機としては申し分ない性能です。

音楽鑑賞はもちろんのこと、YouTubeの動画視聴やNetflixのアニメ・ドラマを楽しむ程度であれば十分な性能を発揮してくれます。

有線接続時は1万円クラスのワイヤレスヘッドホンと遜色なし

有線接続時だとノイズっぽさがほぼ無くなり、本当の意味での1万円クラスのワイヤレスヘッドホンにも匹敵するほどの音質になります。

私の場合、『YAMAHA AG03 MK2』というオーディオインターフェースに挿して聴いてみたところ、音量を上げても音が潰れることもほとんどなく、音の解像度も高め。

ボーカルの息遣いや潰れていた高音、ギターの弦を指で擦る時になってしまう「キュッ」という「フィンガリングノイズ」も有線接続だとより鮮明に聞こえました。

音の傾向はBluetooth接続時と同じですが、より解像度が高く低音がしっかりと響いていて迫力ある音質です。

TRUEFREE HF-10』の特徴でもある40mm大口径ダイナミックドライバーの性能を最大限発揮した音質だと思いました。

ライザーライザー

比較的新しいBluetooth接続であっても、有線接続時の音質には敵わないか

ただし、有線接続時はアプリで音の傾向は変更できないので、ドンシャリがニガテな方には合わないかもしれません。

モード変更で音質がかなり変わる

ゲームモードにすると、低遅延になるが、解像度が低く音楽鑑賞には不向き。

ムービーモードにすると、全体的に音質が籠もった感じになる(変化がかなり大きい)。

といった感じでモード変更によって音質の特性が結構変わります。

特にゲームモードは全体的に音の解像度が低くなるので、音楽鑑賞には全く向きません。

ムービーモードは動画鑑賞用ですが、個人的にはOFFのままでも良いような気がします。

ライザーライザー

少なくとも音楽鑑賞時は絶対にゲームモードとムービーモードの両方をOFFにした方が音質は良かったです

ノイズキャンセリング機能は室内利用に最適

ノイズキャンセリング機能は3段階で調節可能。

1番強い「屋外交通」にすると圧迫感が強くなり、車や電車の走行音をそれなりにカットしてくれる。

ただし、2~3万円クラスのハイエンド機と比べるとノイズカット率は控えめ。

室内やカフェなど“ちょっとした騒がしさ”を抑える用途なら十分に効果を発揮します。

音質への影響はほとんどありません。

また、ノイキャンの強弱を切り替えるのはやや手間なので、基本的にはANCにあたる「適応型ノイズキャンセリング」を使うのがオススメです。

外音取り込み機能は申し分なし

外音取り込みは強弱の調整こそできないものの、実用上は大きな不便は感じませんでした。

取り込んだ音にわずかな機械的な質感や、「サー」というホワイトノイズはありますが、価格帯を考えれば自然さは十分です。

音質への影響はほとんどなく、期待以上の性能といえます。

ヘッドホンの付け心地は良好

イヤーカバーはフェイクレザー製なので多少は蒸れますが、思っていたより付け心地が良くて2~3時間程度使っていても快適でした。

側圧はほどほどで、メガネを着けたままヘッドホンを使用しても耳が痛くなりません。

フェイクレザーが経年劣化でボロボロにならないか不安ではあるものの、それ以外に気になる点は特に無かったです。

マイクは気休め程度

マイクの音質は籠もり気味で、若干ノイズもあります。

実際に録音した音声は以下の通りです。

TRUEFREE HF-10

iPhone 16

iPhone 16のマイクの方が断然音質は良いですね。

ゲームモード使用時は低遅延

ゲームモードでさまざまなジャンルの音楽を聴いたりゲームをプレイしてみましたが、遅延はほとんど気にならなかったです。

特にRPGやFPSではレスポンスが良く、快適にプレイできます。

ゲーミングヘッドセットほど音が鳴っている正確な方向は分かりませんが、前後左右程度は判別できました。

一方で、音ゲーではわずかな遅延があり、本格的に遊ぶにはやや厳しい印象です。

さらにPCに接続している場合は専用アプリが使えないため、PCゲームでは遅延が大きく不向きでした。

また、PCとスマホを同時に接続してもアプリで変更した設定がPC側には反映されない点にも注意が必要です。

「音ゲーをしっかり楽しみたい」「PCでも設定を反映させた状態で使用したい」という場合は有線接続した使うのがオススメ。

『TRUEFREE HF-10』は幸いにも有線接続に対応しているため、音ゲーやPCでゲームをプレイする際は有線接続すれば遅延を気にせず安心してプレイできます。

バッテリーの持続時間がかなり長い

カタログ上では、ANCをOFFにした場合のバッテリー持続時間は「最大約125時間」と記載されています。

これは24時間連続で使用した場合に換算した数値で、日数にするとおよそ5日分にあたりますが、実際に一日中つけっぱなしで使うことはほとんどありません。

では、日常的な使い方ではどう感じられるのでしょうか?

ということで実際にANCをONにしたまま1週間、毎日3時間以上使ってみたところ、カタログスペック通りバッテリーが切れる気配はなく、むしろ余裕すら感じられるほどでした。

単純計算すると、毎日3時間使った場合だと1ヶ月以上は持つ計算になりますから。

こうして考えると、バッテリーの持続時間が驚くほど長いのも納得できますね。

モバイルバッテリーだと充電されない場合がある

私の環境だけかもしれませんが、モバイルバッテリーだと充電されない場合がありました。

このモバイルバッテリーは最大45Wに対応しているので、電力が低いとは考えられません。

実際にモバイルバッテリーよりも出力の低い20WのUSB電源アダプターを使ったところ、普通に充電できました。

ちなみに、1度USB電源アダプターを挿した後、すぐにモバイルバッテリーで充電すると、ちゃんと認識されます。

その際にTRUEFREE HF-10の充電速度を計測したところ、最大2Wで充電されていました。

iPhoneと比較するとかなり遅く感じるかもしれませんが、ヘッドホンのバッテリー容量はiPhoneの5ぶんの1以下の約1000mAhしかないので全く問題ありません。

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TRUEFREE HF-10の良かったところ

TRUEFREE HF-10』を使って感じた「良かったところ」についてまとめてみました。

良かったところ

・有線接続時の音質は1万円クラスのワイヤレスヘッドホンに匹敵
・有線と無線の両方の接続に対応している
・専用アプリでイコライザの調整ができる
・ANC、外音取り込み機能は十分使えるレベル
・コンパクトに折り畳めて持ち運びに最適
・長時間使用しても耳が痛くならない
・バッテリー持続時間は最大125時間とかなり長い

用途によって無線と有線の両方の接続が使えるのが良いですね。

特に有線接続時は1万円クラスのワイヤレスヘッドホンに匹敵するくらい音質が良いと思いました。

機能面もそれなりには充実しているので、そこまで不便に感じることは無いかと。

TRUEFREE HF-10の気になるところ

ここからは『TRUEFREE HF-10』を使って感じた「気になるところ」について紹介します。

気になるところ

・Bluetooth接続時の音質は価格相応
・有線接続時はアプリの設定、ANC、外音取り込みが使用不可
・有線接続と無線接続の同時接続ができない
・マイクの音質はイマイチ
・ゲームモードおよびムービーモードにすると音質が劣化する
・モバイルバッテリーとの相性が悪い
・アプリ使用時に会員登録する必要がある

Bluetooth接続時の音質は価格相応で高音域に物足りなさがありますが、有線接続すれば音質問題は解決できます。

本格的に音楽を楽しみたいなら有線接続一択ですね。

ただし、有線接続時はアプリの設定、ANC、外音取り込みなどが使用できないので注意してください。

これはおそらく有線接続時の3.5mmプラグからの電力不足が理由なので完全に仕様です。

とはいえ、高価格帯のヘッドホンではバッテリーを使用しつつこれら機能が使える機種もあるため、気になるところではあります。

後、ゲームモードとムービーモードはONにするとかなり音質が劣化するので、Bluetooth接続時に音楽を聴く際は、全てのモードをOFFにする必要があります。

全体的にあと一歩及ばないところはありますが、価格帯を考慮すると難しいのかもしれません。

ライザーライザー

ゲームをする時は有線接続にしましょう

TRUEFREE HF-10は使い勝手の良い有線×無線のハイブリッドヘッドホン

ということで『TRUEFREE HF-10』のレビューは以上になります。

まず『TRUEFREE HF-10』は、無線の手軽さと有線の高音質を両立したハイブリッド型ヘッドホンです。

Bluetooth接続時は動画視聴や日常のBGMに十分な性能を発揮し、有線接続に切り替えれば1万円クラスに匹敵する音質で音楽をじっくり楽しめます。

例えば、家事をしている時は無線でカジュアルに音楽を流し、落ち着いて音楽鑑賞をしたい時は有線でガッツリ楽しむ――そんなシーンごとの使い分けができるのが大きな魅力です。

長時間駆動のバッテリーやANC・外音取り込み機能も備えており、コストを抑えつつ幅広い用途に対応できる万能ヘッドホンとして、エントリー機やサブ機にぴったりの一台だといえるでしょう。

また、メリットと同じくらいデメリットも多いヘッドホンでしたが、デメリットをしっかり理解したうえで使用すれば価格以上の満足感を得られると思います。

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・コーデックはAAC、SBCに対応
・Bluetooth 6.0対応
・40mm大口径ダイナミックドライバーを搭載
・最大-45dBのハイブリッドANC(アクティブノイズキャンセリング)対応
・トランスペアレンシーモード(外音取り込み)搭載
・ENC(Environment Noise Cancellation)による通話ノイズ低減機能付き
・1000mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大約125時間の連続再生が可能(ANCオフ時)
・急速充電対応(10分充電で約8時間再生可能)
・マルチポイント対応で最大2台の端末と同時接続可能
・無線接続だけでなく有線接続(AUXケーブル)にも対応し、遅延ゼロで利用可能
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