ライザーです。
この記事では、
「サンワサプライの超音波洗浄機(200-CD037)の購入を検討している」
「超音波洗浄機を使うとどのように汚れが落ちるのか気になる」
といった方のために、サンワサプライの超音波洗浄機(200-CD037)を実際に使用した感想をもとに製品のレビューをしていきます。
まず、この超音波洗浄機を使うことで、
・メガネについた皮脂やホコリなどの汚れ
・金属のサビ
・プラスチックについた細かいホコリ
・布製品の汚れ
といった製品の汚れは、実際に私が洗浄した結果、ほとんどのキレイに落とせました。
ただし、完全に汚れがキレイになるわけではないため、期待のしすぎには注意が必要です。
今回はその辺の汚れの落ち具合も画像を踏まえて紹介していくので、良かったら参考にしてみてください。
サンワサプライ 超音波洗浄機(200-CD037) 仕様
付属品 | |
超音波洗浄本体 | |
洗浄カゴ | |
アクセサリーホルダー | |
CD・DVDホルダー | |
取扱説明書・保証書 |
中のサイズはこんな感じです。
出典:Amazon
余程大きなメガネでない限りは基本的に洗浄できると思います。
サンワサプライ 超音波洗浄機の外観
外観は楕円形の炊飯器。
シンプルで良いと思います。
中はこのようになっていて、メモリが付いているので分かりやすいです。
洗浄槽の取り外しができる
『サンワサプライ 超音波洗浄機(200-CD037)』最大の魅力は洗浄槽の取り外しができるという点。
「電源プラグの水濡れ」や「水をそそぐのにいちいちコードの抜き差しをする煩わしさ」といった問題を気にしなくて済みます。
これがめちゃくちゃ便利で、現在超音波洗浄機の購入を考えている方は「必ず洗濯槽の取り外しができるか絶対に確認した方が良い」と断言できるくらいには必須の機能です。
4つ足で滑り止めが付いていてシンクに直置きできる
脚には滑り止めのゴムが付いているため、安定した状態で水を溜められます。
また、コンセントのプラグよりも脚の方が長く、底面が濡れる心配はありません。
シンクに直置きした状態でも水を溜められるのでめちゃくちゃ便利です。
サンワサプライ 超音波洗浄機を実際に使ってみた
色々なモノを洗浄してみました。
メガネの緑青は取れないが、ガラス部分はめちゃくちゃキレイに!
まず最初にメガネを洗浄してみました。
パッと見はキレイですが、この日のためにめっちゃ汚してきました。
画像だと分かりづらいかもしれませんが、メガネの鼻パッドに緑青(ろくしょう)が付いています。
緑青はサビの一種で、鎌倉の大仏やアメリカの自由の女神の緑色と同じ成分です
ということで、めっちゃ汚れたこのメガネを超音波洗浄をしてみました。
ちなみに、汚れを落としやすくするために、中性洗剤を数滴ほど混ぜた状態で洗浄しています。
実際に使ってみるとこんな感じ↓
超音波洗浄機の動作音は大きいっていう程ではないものの「ちょっと耳障りかな?」と感じる程度で、超音波振動の低音が響く感じでした。
音量自体は小さめで、体感的には扇風機の弱と同じくらい。
ボタンの数は少なく、操作もシンプルなので使い勝手は良い感じです。
タイマー機能のおかげで超音波の使い過ぎを防げるのも良いところ。
で、洗浄完了後はこのように水の汚れがハッキリと分かるくらいには汚れが浮いてきました。
たった240秒間洗浄機にかけただけでこれだけの汚れが出てくるとは・・・超音波洗浄機恐るべし!
そして、肝心のメガネはどうなっているかと言うと、ガラス部分は細かいホコリとかキレイに落ちててめっちゃ良い感じでした。
ただし、完全に汚れが落ちているかと言われたらそうでもなくて、鼻パッドに緑青は全然取れてなかったです。
ということで、鼻パッドの部分を分解して再度洗浄機にかけることで、汚れをキレイに落としました。
ただ、緑青の汚れはパッドに完全に染み込んでしまったため、結局のところ完全に汚れを取ることはできなかったです。
緑青は金属に含まれている銅に反応するので、緑青が気になる方は銅が含まれていないメガネを選ぶのがオススメ
まぁこれだけメガネの汚れが取れれば個人的には十分ですね。
特に、1番キレイにしたかったガラス部分はかなりピカピカになったので、満足度はかなり高いです。
メガネ拭きとしての役割りを果たせるようになった
メガネのついでにハローキティのメガネ拭きも洗浄してみたのですが、洗濯機で洗った時よりもキレイになりました。
ただメガネに付いた皮脂汚れが伸びるだけでなんの役にも立たなかったメガネ拭きだったのですが、超音波洗浄機のおかげでちゃんとメガネ拭きとしての役割りを果たせるようになって良かったです。
小さめの布だったら超音波洗浄機で洗った方がキレイになるかも?
錆はめちゃくちゃキレイに落ちる
次に、錆が付いた六角ビット。
画像で見てもわかる通りめちゃくちゃ錆ついてます。
で、これをクエン酸入りの超音波洗浄機に投下。
結構汚れが酷かったので、30分ほど放置した後超音波洗浄機で360秒×2回洗浄。
洗浄後は水の色が変わってしまうほど六角ビットに汚れが付ていました。
で、実際に洗浄してみた結果はこんな感じで、目に見えて錆が取れているということがハッキリと分かります。
茶色のペンチが銀色に
続いて錆が付きすぎて金属部分が全て茶色になってしまったペンチ。
ペンチも六角ビット同様クエン酸入りの水の中に30分間放置した後、360秒×2回超音波洗浄してみました。
で、洗浄した結果がコチラ!
めっちゃくちゃキレイに落ちてる!!!!!
単純にクエン酸の力っていうのも否めませんが、私はこれだけ錆が落ちて大満足です。
今回色々なモノを洗浄してきた中で1番感動しました。
過度な期待は禁物だが汚れはかなり落ちる
ということで、『サンワサプライ 超音波洗浄機(200-CD037)』のレビューは以上になります。
まず、超音波洗浄機としての品質は十分高いです。
メガネを洗浄した際、緑青は残ってしまったものの、それ以外の皮脂や細かいホコリなどの汚れはキレイに落とせました。
サビについても100%完全に落とすことはできませんでしたが、洗浄前と比較して目に見えてキレイになって良かったです。
といった感じで過度な期待は禁物ですが、超音波洗浄機を使えばほとんどの汚れは落ちるので、性能面については申し分ないかと。
特に、私と同じようにメガネや金属類の洗浄を目的とした使い方であれば、満足度はかなり高いと思います。
少なくとも、現在超音波洗浄機の購入を検討している方で、ある程度の汚れを落とせれば満足という方であれば買って間違いありません。