【鳴潮】グラフィックが進化が凄い!初期マップと最新マップを徹底比較

鳴潮はグラフィックの綺麗さに定評があるオープンワールドARPG。

リリースからまだ1年しか経ってませんが、実はこの間にグラフィックがかなり進化しています。

Ver.1.2でPC版は120FPSに対応(現在はフレームレートの上限がありません)、Ver2.1ではレイトレーシング(レイトレ)、Ver.2.4ではウルトラ画質が実装されました。

特にレイトレのONとOFFではかなりのグラフィック差があり、実際に比較してみるとこんな感じ。

動画:【PC版:鳴潮】レイトレーシング設定ごとのグラフィック性能とフレームレートの違いを比較してみた

特にガラス部分はレイトレONにするとキャラがしっかり反射していて驚きましたね。

動画:【PC版:鳴潮】レイトレーシング設定ONとOFFでグラフィック性能とフレームレートがどのくらい違うのか?比較してみた

ただ、今回この記事で紹介したいのは、単純なグラフィックの向上ではなく、「マップの作り込みが凄くなった」という話です。

多分ほとんどの方は「コンセプトやモチーフが違えど同じワールドのマップならそこまで差は無いのでは?」と思うかもしれません。

実際、他のゲームだと同じワールドに中国モチーフのマップとヨーロッパモチーフの場所があり、デザインが異なったとしても、グラフィックの違いはほとんど無いに等しいです。

しかし、鳴潮はその常識を覆しました。

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【進化が凄い!】鳴潮の最初期マップと最新マップを徹底比較

今回紹介する最初期マップは瑝瓏(こうりゅう)、最新マップはVer.2.0から実装されたリナシータです。

また、ここで紹介しているのは全てVer.2.5時点の画像で、全て同じグラフィック設定でスクリーンショットしました。

市街地マップは目に見えてクオリティが爆上がり

まず最初に、市街地マップの作り込みから見てみましょう。

街のコンセプトが異なるとはいえ、瑝瓏の今州城とリナシータのラグーナ城およびVer.2.4で実装されたセブン・ヒルズとでクオリティが全然違います。

瑝瓏の今州城は「北方から侵攻してくる残像潮に対抗する最前線」という成り立ちで、中国モチーフであるものの、近未来的で要塞のような都市です。

好みの差はあれど、街中の景観も全体的に良さげ。

このように素敵な場所もあります。

ただし、賑やかさはなくどこかすっきりとした静かな印象を受けました。

今州城に対してリナシータのラグーナ城は、ヴェネツィアを彷彿とさせるような見ていて美しい都市となっています。

装飾のディテールもかなりこだわっていて凄い豪華です。

そして、パッと見ただけでも違いが顕著に分かるのがNPC。

画像では伝わらないかもしれませんが、今州城とラグーナ城で通行人(NPC)の数が明らかに増えていました。

ただ人が増えているだけでなく、演奏している人やコーヒーを飲んでいる人、風景画を描いている人。

NPC一人ひとりにリアルな生活感があり、街全体がとても賑やかで素晴らしいです。

しかも、NPC一人ひとりがめっちゃくちゃ動きます。

例えば食事シーンは、瑝瓏の今州城だと完全にお通夜モードですが、リナシータのラグーナ城ではちゃんとナイフとフォークを使って食事を楽しんでいました。

また、同じリナシータではありますが、セブン・ヒルズは古代ローマがモチーフで英雄や武人を信仰している都市国家なので、NPCが戦闘訓練していたり、公衆浴場で入浴している人など。

都市ごとのコンセプトに合わせて、NPCの行動パターンが異なるのも魅力的の一つです。

ライザーライザー

他にも色々なモーションがあるけど、詳しくは自分でプレイして探してみてね

後、グラフィックとは関係ありませんが、一部NPCは「プレイアブルキャラクターでは?」と錯覚してしまうレベルで高クオリティになりました。

特に鳴潮プレイヤーに人気なのがマルゲリータ。

SNSで「鳴潮 マルゲリータ」と検索すれば、イラストやコスプレ画像が大量に出てきます。

でも個人的にはローズマリーの方が好み(※このキャラもNPCで、コチラも結構人気がある)。

一応、瑝瓏にも厳彦(ゴンゲン)や辛夷(シンイ)などデザインの凝ったNPCキャラはいます。

ですが、リナシータに入ってから明らかに増えたと思いますし、デザインのクオリティも上がってるような気がしました。

雑草がとっきんとっきん

街の描写だけでなく、自然の表現も大きく異なります。

単純に葉っぱの種類が違うだけかもしれませんが、少なくともリナシータ(セブン・ヒルズ)の雑草の方が情報量は多いです。

今州城の瑝覧類書でもセブン・ヒルズのような雑草を見かけましたが、セブン・ヒルズの場合はほぼ全域でこのような雑草が生えていました。

ライザーライザー

雑草のポリゴン数が上がったと解釈して良いのかな?

後、気持ち草の生えている量も増えた気もします。

真上から見てみてると、3Dモデルの雑草が生えている下に、草原のテクスチャが貼られているのですが、このデザインが微妙に異なります。

ライザーライザー

リナシータのテクスチャの方が細かい気がする

このテクスチャのせいか、気持ち草の生えている量も増えた気がしたんですよね。

もちろん、撮影時刻とかグラフィック設定の違いは一切なく、単純にフィールドの葉っぱでこれだけの差がありました。

水辺の表現はより細かく描写されている

明らかに情報量が増えていて、瑝瓏の水辺は大きい石ころと水草のテクスチャが普通に貼られている感じ。

とはいえ、瑝瓏の水辺も十分クオリティは高い。

下の画像も瑝瓏の水辺ですが、とても幻想的です。

一方、リナシータのほぼ全ての水辺では、小石や水草などが細かく描写されていて全体的に一体感がありました。

水深が深い場所、洞窟で影になっている場所には水草が生えていないなど描写が瑝瓏以上に細かいです。

他にもリナシータでは大きな水たまりに落ち葉が沈んでいたり。

夜になるとホタルが飛んで幻想的な光景を楽しめる場所など、水辺の表現のレパートリーもかなり豊富でした。

ライザーライザー

リナシータは映えるスポットがいっぱい!

一応瑝瓏でも似たような水辺を探しましたが、リナシータと同程度にグラフィックの凝った場所は見つけられませんでした。

強いてあげるとするなら、鳴鐘の亀がいる場所は瑝瓏全域で見てもトップクラスで映える場所かな?ってくらいです。

オープンワールドARPGの中では間違いなくトップクラスのグラフィック

単純にレイトレや高フレームレートに対応するだけでなく、マップ自体も大幅にアップデートされていました。

特に、Ver.2.0以降のリナシータで見られるNPCの賑わいや自然風景の豊かな表現は、同一ワールド内とは思えないほどの差を生み出しました。

その結果、探索のワクワク感は飛躍的に高まり、オープンワールドARPGとしての新たな基準を打ち立てたと言えるでしょう。

今後のアップデートにも大いに期待したいタイトルです。

もし、まだ鳴潮をプレイしていないという方は、下記URLからダウンロードしてぜひ自分自身で体感してみてください。

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