ライザーです。
今回は『FlexiSpot Sit2Go』というフィットネスバイク(チェアバイク)をFlexiSpot様から提供いただきました。
まず、フィットネスバイクは「家で手軽に運動して、ダイエットやストレス解消をしたい」という健康に気を使いたい方には持ってこいの製品。
その中でも、『FlexiSpot Sit2Go』はフィットネスバイクとしての性能は申し分なく、負荷が高くてしっかりと運動できます。
また、座面が広く、背もたれもあるので漕ぎやすいのもポイント。
特に、現在フィットネスバイクを探しているという方であれば必ず選択肢に入ると思います。
ですが、フィットネスバイクには少なからずデメリットもあるので注意が必要です。
この記事では実際に『FlexiSpot Sit2Go』を使って感じた「良かったところ」と「気になるところ」について詳しく解説していきます。
・FlexiSpot Sit2Goに興味がある
・フィットネスバイクの購入を決めかねている
・家で手軽に運動できる方法を探している
という方は、是非この記事を参考にしてみてください。
FlexiSpot Sit2Goの仕様
付属品 | |
本体重量 | 22.8kg |
耐荷重 | 100kg |
昇降範囲 | 570-800mm |
寸法 | 748×387×584mm |
液晶ディスプレイを使用するために、別途単三乾電池が2つ必要です。
FlexiSpot Sit2Goの外観
説明書の手順通りに組み立てればカンタンに組み立てられます。
まず、大きさは縦が1番低い状態で約100cm、横幅が最大で約51cm、奥行きが85cm。
実際に測ってみましたが、公式通りでした。
家具の隙間とか部屋の隅に置いておける丁度良いサイズで、他社のフィットネスバイクと比較して小型だと思います。
FlexiSpot Sit2Goを実際に使ってみた
ということで、実際に『FlexiSpot Sit2Go』を使ってみました。
負荷は8段階で調節可能
負荷はつまみによって8段階調節ができます。
負荷もそれなりに強く、最大にすれば「ちょっとした坂を登っているくらい」の負荷をしっかりと感じられました。
6つの表示が可能
液晶ディスプレイには、運動時間、速度、距離、カロリー、総距離、回転速度をリアルタイムで表示できます。
なので、このディスプレイを上手く使えば効率よく運動できそうです。
ちなみに、回転数は60~80程度を維持しつつ20~30分継続的にやると効果が出やすいと言われています。
椅子は上下昇降・前後にスライド可能
椅子は上下昇降と前後にスライドが可能で、どのような方にでも合います。
FlexiSpot Sit2Goの良かったところ
ここからは実際に『FlexiSpot Sit2Go』を使って感じた良かったところについてお話していきます。
・仕事をしながら運動できる
・負荷が大きいのでしっかりとした運動になる
・激しく漕いでも全くズレない
・座面が広くて座り心地が良い
・キャスター付きで移動がラク
仕事をしながら運動できる
デスクワークは体に毒ですから。
どれだけの効果があるかは分かりませんが、少しでも運動になるに越したことはありません。
なので、仕事をしながら運動できるというのは大きなメリットと言えるでしょう。
「仕事をしながら運動できるのか?」疑問に思われるかもしれませんが、正直“ながら漕ぎ”できるかどうかっていうのは人によります。
私の場合は文章を考えたり、文字を入力しながらバイクを漕ぐこと自体はそこまで難しいと感じませんでした。
まぁ漕ぐことを忘れてしまうこともありましたが。
少なくとも「座り仕事をしながら運動をしたい」という方であれば、買って間違いありません。
仮に仕事を“しながら”が難しいのであれば、仕事の“合間”にすれば問題なく使えると思います。
負荷が大きいのでしっかりとした運動になる
チェアバイクは8段階調節可能で最大の強さにすると「ちょっとした坂を登っているくらい」の負荷をしっかりと感じられます。
多分これだけ負荷が高ければしっかりとした運動にもなるかと
激しく漕いでも全くズレない
キャスターが付いていてグラつきが心配になるかもしれませんが、体重をかけるとキャスターが自動でロックされるので、激しく漕いでも全くズレないようになっています。
移動させる時はラクラク移動ができて、漕ぐ時はストレスなく使用できるっていうのが良いですね。
座面が広くて座り心地が良い
一般的な自転車のサドルよりも座面が幅広いため、お尻が痛くなりづらいです。
また、背もたれも少し幅広めとなっています。
座面自体は硬いものの、短時間であれば普段使いのオフィスチェアとしてもギリギリ使えるレベルでした。
ただし、普通のオフィスチェアの“完全な代用”とまではいかないので注意。
キャスター付きで移動がラク
本体は22.8kgとそれなりに重量はあるのですが、キャスターが付いているのでとてもスムーズに動きます。
FlexiSpot Sit2Goの気になるところ
ここからは実際に『FlexiSpot Sit2Go』を使って感じた気になるところについてお話していきます。
・昇降デスク又はスタンディングデスク環境でないと使用できない
・小型だが、オフィスチェアと併用して使うのは面倒
・仕事をしながら漕ぐのはちょっと難しい
・ペダルがザラザラしていて素足で漕ぐと痛くなるかもしれない
昇降デスク又はスタンディングデスク環境でないと使用できない
仕事の合間にフィットネスバイクを使用する場合、デスクの高さが低すぎてフィットネスバイクが使えません。
例えば、デスクの高さが70cmだと、このように椅子の高さとデスクの高さがほぼ同じになってしまいます。
参考までに、身長175cmくらいの方だと、デスクの高さは最低でも95cmくらいは必要です。
なので、『FlexiSpot Sit2Go』を仕事の合間に使用する場合は昇降デスクやスタンディングデスク環境を整える必要があります。
個人的には、同じFlexiSpotから出ている電動昇降デスクと併せて購入するのがオススメ。
その中でも特に私も現在愛用している『FlexiSpot E8』は15~20万円クラスと同程度の性能を有しながら価格が6万円台とかなりコスパが高いです。
詳しくは下記記事で紹介しているので、良かったら参考にしてみてください。
もちろん、電動昇降デスクやスタンディングデスクを使わない場合でも「リビングなどでテレビやネット動画を見ながらバイクを漕ぐ」という使い方であれば問題なく使用できます。
小型だが、オフィスチェアと併用して使うのは面倒
『FlexiSpot Sit2Go』はフィットネスバイクとしては小型の部類ではあるものの、普通に場所を取ります。
私の場合、幅160cmの結構横幅広めのデスクを使用していますが、それでも並べて使うのは困難でした。
どこかに収納しておく分には問題ありません
また、仕事をする際に、普段使っているオフィスチェアとフィットネスバイクをいちいち入れ替えるのも結構面倒くさかったです。
キャスターも付いていて、移動もスムーズではあるのですが、それでも面倒だと感じてしまいました。
一応対策として、オフィスチェアと兼用してこのフィットネスバイクを使用すれば、場所も取らずに済むのでオススメです。
ただし、普通に座る椅子としては、座面が硬くて背もたれもそこまで大きくないので長時間の使用にはあまり向いていません。
逆に、スタンディングデスクを使用していて、たまに椅子に座って休憩する(座っている時間がそこまで長くない)という方であれば問題なく使えます。
そういうこともあって、私の場合は仕事の合間ではなく、フィットネスバイクの位置を仕事場とは別の場所で使用することにしました。
仕事をしながら漕ぐのはちょっと難しい
「仕事をしながら運動できる」のは大きなメリットに間違いありません。
ただし、「仕事をしながら漕ぐ」という作業を“継続して両立する”となると、どちらかの作業がおろそかになってしまう可能性が高いです。
私の場合だと、文章を考えながら文字入力をしていると、漕ぐスピードがかなり遅くなってしまいました。
漕ぐスピードが遅くなってしまうと、負荷が低くなってしまい、ダイエット効果やストレス解消効果が薄れてしまいます。
もちろん、漕がないよりかはマシだと思いますが・・・
一応参考までに、回転数は60~80程度を維持しつつ20~30分継続的にやると効果が出やすいらしいです
なので、私の場合は仕事をしながらではなく、休憩の合間にYouTubeを見ながらしっかりと漕ぐという使い方をしています。
その方が漕ぐスピードも安定して速く、負荷が掛かっている感じもあって自分には合っていました。
ペダルがザラザラしていて素足で漕ぐと痛くなるかもしれない
私は足裏の皮が分厚いせいか、ほとんど痛みは無いのですが、人によっては違和感を覚えるかもしれません。
ただし、靴下を履いたり、室内用の靴を履くなどの対策をすれば全く気にならないです。
最低限、靴下を履くだけでもザラザラ感はかなり抑えられます。
とはいえ、基本的には室内でしか使わないので、個人的にはペダルはゴム製の方が良かったです。
FlexiSpot Sit2Go
ということで、『FlexiSpot Sit2Go』のレビューは以上になります。
まず、良かったところと気になるところについてまとめるとこんな感じです。
・仕事をしながら運動できる
・激しく漕いでも全くズレない
・座面が広くて座り心地が良い
・キャスター付きで移動がラク
・昇降デスク又はスタンディングデスク環境でないと使用できない
・小型だが、オフィスチェアと併用して使うのは面倒
・仕事をしながら漕ぐのはちょっと難しい
・ペダルがザラザラしていて素足で漕ぐと痛くなるかもしれない
取り敢えず、負荷も十分ありますし、椅子と背もたれがある分漕ぎやすかったので、フィットネスバイクとしての性能は文句なしです。
ただし、先ほど挙げたように運用する上でいくつもデメリットがあるので、よく吟味してから購入することをオススメします。
そして、これらのデメリットを許容できるのであれば、買って損するようなことはありません。
その中でも特に、「家で手軽に運動して、ダイエットやストレス解消をしたい」という健康に気を使いたい方であれば、絶対に買った方が良いです。