『JBL TOUR PRO 3』は、日本国内では2024年10月3日に発売されたスマートタッチディスプレイ搭載の完全ワイヤレスイヤホン。
発売から時間が経った今でも注目されている“完成度の高いフラッグシップ級イヤホン”です。
1.57インチのスマートタッチディスプレイ、デュアルドライバー、強力ANC、空間オーディオ、マルチポイント、ワイヤレス充電、そしてケース自体がトランスミッターになるという完全ワイヤレスイヤホンとしては非常に珍しい仕様。
スマホ・PC・Switch 2・PS5まで全部『JBL TOUR PRO 3』1台で完結する万能さが魅力です。
さらにトランスミッター使用時はLC3 Plusによる超低遅延&高d音質の接続に対応。
JBLらしい迫力のあるサウンドはそのままに、音場の広さや解像度も大きく向上し、「ワイヤレスでここまでできるのか!?」と思わせる完成度。
音楽もゲームも映画も一段上の体験に引き上げてくれます。
そういった特性も踏まえて、個人的には「多機能で高音質なワイヤレスイヤホンが欲しい」「スマホもPCもゲーム機も全部これ1つで使いたい」といった方にオススメしたいワイヤレスイヤホンです。
この記事では『JBL TOUR PRO 3』について、使い方や良かった点を踏まえながら、実際の使用感をレビューしていきます。
購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
・コーデック:SBC / AAC / LDAC / LC3(LE Audio対応デバイスで使用可能)
・ドライバー:10.2 mmのダイナミックドライバー + 5.1 mm × 2.8 mm のバランスドアーマチュア
・防水性能:IP55
・Bluetooth:Ver. 5.3
・スマートタッチディスプレイ搭載
・ノイズキャンセリング
・外音取り込み機能
・2台同時のマルチポイント接続に対応
・空間オーディオ対応
・着脱検知機能
・イコライザー設定可能
・専用アプリで細かく調整可能
・急速充電対応(10分の充電で4時間再生)
・ワイヤレス充電対応
・トランスミッター機能(LE Audio対応)
-USB-C接続でPC・ゲーム機などの音声を直接送信
-LC3コーデックで低遅延伝送が可能
-Bluetooth非対応デバイスでもワイヤレス化できる

LC3 Plus接続時(トランスミッター機能使用時)のバッテリー持続時間が公表されていませんが、試しに使ってみたところANC OFFで空間サウンドONにした状態で3~4時間程度持ちました。
JBL TOUR PRO 3 概要
JBL TOUR PRO 3の外観
今回購入した『JBL TOUR PRO 3』のカラーは“ブルー”です。
全体を包むメタリックで落ち着いたブルーに、マットな質感が加わることで上品な印象に。
そこにあしらわれたゴールドの帯が、洗練されたアクセントとして際立っています。
ケースは実測値で61×30×57(W×D×H)mm。
ディスプレイが搭載されている分、一般的なワイヤレスイヤホンと比較するとやや大きめな印象。
ケース下部にはリセットボタンとUSB Type-Cポートが備わっています。
イヤホン本体の形状は、ビーンズ型とショートスティック型を掛け合わせたハイブリッド。
スティックの先端にマイクが搭載されており、口元から近い分マイクの集音性も高め。
全体的にスタイリッシュで個人的にかなり好みのデザイン。
耳への装着感も良好で、耳にしっかりフィットしてくれて、重さもほとんど感じません。
比較的大きめのイヤホンですが、正面から見た時の出っ張りもそこまでなく、いい具合に収まっています。
スマートタッチディスプレイで様々な設定が可能
JBLのイヤホンといえば、やはりケースに搭載されたスマートタッチディスプレイが特徴です。
本モデルには 1.57インチのスマートタッチディスプレイが採用されており、前作「Tour Pro 2」と比べて画面サイズが約29%拡大しました。
感度はお世辞にも良いとは言えないが、最低限使えるレベルではあります。
イヤーピースの品質が高い
イヤーピースは、シリコン製が XS〜XLの全5サイズと非常に充実しており、さらにフォームイヤーピースも付属しています。
特にフォームイヤーピースは個人的にかなり完成度が高く、付け心地もかなり良いと思いました。
通常、フォームイヤーピースは内部までぎっしり詰まっていることが多いのですが、JBL TOUR PRO 3の付属品は 中心がくり抜かれた構造になっています。
そのおかげで、フォームイヤーピース特有の圧迫感が軽減され、より快適で自然な装着感になっている点が好印象でした。
専用アプリで細かい設定が可能
専用アプリ『JBL Headphones』を使って、スマートオーディオモードのON/OFFやタッチ操作のカスタマイズ、ケースの壁紙、通話時の音質などの設定ができます。
アプリの使い勝手は他メーカーと比較してかなり良好。
唯一のデメリットは、たまにアプリが起動してイヤホンを検出するまでに時間がかかる点(とは言っても数秒程度)。
ですが、他社製アプリだとそもそもイヤホンが検出されずにアプリが起動しないこともありますから。
それらと比較すると、アプリはサクサク動くしちゃんと検出もされるので優秀です。
マルチポイント対応で最大2台の端末に同時接続可能
マルチポイントに対応しているため、複数端末へ同時に接続できます。
ただし、同時に音を再生できるのはどちらか一方のみです。
スマホとPCを同時接続している場合でも、スマホの音楽を止めてPCで再生を開始すればPC側の音に切り替わり、逆も同様にすぐ切り替わります。
また、スマートフォンの着信は優先されるため、PCで動画を見ていても着信音はしっかり鳴るので安心してください。
トランスミッター機能で様々なデバイスと接続可能
JBL Tour Pro 3の最大の特徴は、ケースにトランスミッター機能が搭載された点。
これにより、スマホやPCはもちろん、Nintendo Switch 2やPS5にも接続できるようになりました。
使い方はとてもシンプルで、ケースをUSBケーブルで接続したい機器につなぐだけです。
ケースがレシーバー代わりになり、イヤホンを装着すればそのまま音声を受信できます。
また、トランスミッター方式で接続した場合でも、イヤホンケースでイコライザーの設定やアンビエントサウンドコントロールが使用できるのは良いですね。
よくディスプレイは時間が経てば使わなくなると言われているものの、普段PCやSwitch 2でゲームすると結構な頻度で使います。
しかも、トランスミッター接続時はLC3 Plusでの伝送となるため音質が大幅に向上!
iPhone接続時と比べると、特に解像度がよりクリアになり、ハイレゾ音質を楽しめるようになったと実感できます。
ただし、トランスミッター機能使用時は「マイク使用不可」「マルチポイント無効」などいくつか制限があるので注意してください。
JBL TOUR PRO 3を実際に使ってみた
ということで、早速『JBL TOUR PRO 3』を使ってみました。
イヤホンの着脱で音楽が自動再生&一時停止
スマートオートメーション機能は、イヤホンを着脱で音楽が自動再生&一時停止する機能。
イヤホン外しても音楽が鳴りっぱなしだとバッテリーも勿体ないですから、非常に便利です。
アプリでON OFFの切り替えが可能ですが、かなり便利な機能なので私はONにして使っています。
JBLらしい迫力のある音質
まず、iPhoneと接続した状態で純粋に音を聴いてみました。
音質の傾向は フラット寄りのドンシャリで、JBLらしい迫力もあり、聴いていてワクワクするような楽しいサウンドです。
価格が3万円台ということもあり、昨年レビューした低価格帯の『JBL LIVE BUDS 3』とは、音の解像度や音場の広さが明らかに別物でした。
高音域はBAドライバーを搭載していることもあって非常にクリアで、トランペットやサックスなどの管楽器の金属的な質感までしっかり表現してくれます。
中音域は埋もれず存在感があり、男性ボーカル・女性ボーカルどちらも得意です。
低音域はメリハリがあり、迫力のある重低音が特徴的。
特に、沈み込むような深さのある低音が印象に残りました。
私は普段、電子音を多用するアニソンをよく聴きますが、やはり JBLとの相性は抜群ですね。
やはりライブ会場や映画館で巨大スピーカーを作っているブランドだけあって、ポップス、EDM、ロック、ジャズなどとは特に相性が良いと感じました。
もちろんクラシックを含めオールジャンル対応できる実力はありますが、クラシックをメインに聴くなら、より得意なイヤホンを選ぶのもアリだと思います。
音の広がりがヤバい空間サウンド
耳のすぐ近くで鳴っていた音が、まるでホールで音楽を聴いているかのように一気に自然に広がります。
この感覚を味わってしまうと、正直もう空間サウンドをオフにして音楽を聴くことはないと思うほどです。
ただし、空間サウンドは処理不可の関係でLDACとの併用ができないので注意してください。
空間サウンドをオンにすることで設定できる「ムービー」「ミュージック」「ゲーミング」の特徴は以下の通りです。
「ムービー」:低音強調ぎみで迫力が向上。音が回り込んでくるような臨場感も強め。
「ミュージック」:デフォルトの設定。ボーカルがホールでフワっと広がるような印象。
「ゲーミング」:重低音しっかりめになり、臨場感も強め。
銃声や足音がハッキリと聞こえる。音の鳴っている方向も分かるので、下手なゲーミングヘッドセットより使える。
ただし、ゲーミングだと低音が強調されすぎるので、FPSをやる場合普通に「ミュージック」の設定にするのがオススメ。
イコライザーの設定で自分好みの音質に調節可能
イコライザーの設定では、自分好みの音質にも調整できます。
ただし、デフォルトの状態で音が完成されすぎているので、正直調整の余地がありません。
イコライザーはオフにするかSTUDIOで使うのが無難で最高です。
ノイズキャンセリング・外音取り込み機能は十分使えるレベル
ANCはかなり強めで、静かな電車内で音楽を聞かずに試してみると、走行音はガッツリカットしてくれますし、乗客の喋り声も全くと言って良いほど聞こえません。
せいぜい聞こえるのは電車のジョイント音とか車内アナウンス程度。
音楽を聞いている状態であれば、マジでほとんど何も聞こえなくなります。
流石に『BOSE QC Ultra Earbuds』には劣りますが、同価格帯のイヤホンの中で比較してもトップクラスのノイズキャンセリング機能です。
外音取り込み機能については正直言って並。
性能の良い1万円クラスのイヤホンよりもちょっと良いかな?レベル。
外音取り込み時、若干機械っぽさはあるものの、かなり自然な音に近く普段使いでは支障がない程度の品質です。
実際に近所のスーパーで使ってところ、比較的騒がしい店内でも店員の言っている事は十分聞き取れるレベルでした。
LC3 Plus接続は超低遅延で音ゲーもできる
トランスミッター機能を使うと自動的に「LC3 Plus」接続になります。
LC3 Plusは音ゲーをほぼ快適にプレイできるほどの超低遅延で、各コーデックごとの遅延差は以下の通りです。
比較対象:Bluetoothコーデックごとの音質と遅延時間。単位はms(ミリ秒)。
| Bluetoothコーデック遅延比較 | ||
|---|---|---|
| コーデック | 音質 | 遅延時間 |
| SBC (全Bluetooth端末で使用可能) |
普通 | 220ms ± 50ms |
| AAC(主にiPhoneで使用) | SBCより高音質 | 120ms ± 30ms |
| aptX(主にAndroidで使用) | AACより高音質 | 70ms ± 10ms |
| aptX HD | aptX以上、ハイレゾ相当 | 70ms ± 10ms |
| aptX LL | aptXと同等の音質 | 40ms 未満 |
| aptX Adaptive | aptX以上、ハイレゾ相当 | 60ms ± 10ms |
| LDAC(ハイレゾ対応) | ハイレゾ対応 | 300ms 以上 |
| LC3(LE Audio) | — | 約30ms |
| LC3 Plus(JBLTour Pro 3) | ハイレゾ相当 | 約10ms |
※遅延時間は機器・環境により変動します。
※数値が小さければ小さいほど遅延が少ないです。
まず、音ゲーはaptX LL程度の遅延であれば一応プレイ可能です。
ただし、明確に分かるレベルの遅延が発生するため、ノーツ調整はほぼ必須で、快適とは言い難いのが正直なところです。
一方でLC3 PlusはaptX LLを上回る超低遅延で、有線スピーカーと聴き比べてようやく違いが分かる程度のズレしかありません。
実際にワイヤレスイヤホンと有線スピーカーから同時に音楽を流してみると、「音が遅れて聞こえる」というより、「音がわずかに二重に重なるような感覚に近い」と感じました。
ニュアンスとしては、そのくらいのごく小さなズレだと思っていただければ十分伝わるはずです。
もちろん、音ゲーを本気でプレイするなら 有線イヤホンが最適なのは間違いありません。
しかしLC3 Plusなら、ストレスを感じないレベルの超低遅延で音ゲーを楽しめるため、これは大きなメリットです。
特に 3.5mmオーディオジャックが搭載されていない iPhone ユーザーにとっては、非常にありがたい存在だと思います。
トップクラスのマイク音質だがボイスチャットには不向き
マイクの音質はノイズにかなり強く、騒音だらけの場所で録音しても自分の声がハッキリと入っていました。
特に『JBL TOUR PRO 3』は機械音ぽさが少なく、より自然な音に聞こえます。
私は今まで色々なワイヤレスイヤホンを使ってきましたが、少なくともワイヤレスイヤホン界隈では間違いなくトップクラスに音質は良かったです。
実際に録音した音声は以下の通り。
JBL TOUR PRO 3
1万円台のワイヤレスイヤホン『SOUNDPEATS H3』
iPhone 16
正直、iPhone 16の音質が1番自然に近くて良いのですが、JBL TOUR PRO 3の音質も通話する程度なら申し分ないレベルだと思います。
ただし、ゲームなどのボイスチャットで使うのには音質が低すぎですかね。
Auracast対応で複数人と同じ音楽を遅延なしに楽しめる
Auracastについて簡単に説明すると、JBL TOUR PRO 3をレシーバーにして、複数のイヤホンと同時接続ができる機能になっています。
しかもAuracastに対応していれば、他社製品のイヤホンであっても問題ありません。
ただし、Auracastに対応しているイヤホンは現時点だとほとんどなく、使いどころはかなり限定されてしまいます(筆者もこの機能は1度も使ったことがない)。
| Auracastを使うためには? |
| “送信側”と“受信側”の両方が必要 |
| TOUR PRO 3は「受信側(レシーバー)」として扱う |
| ケースのトランスミッターはAuracast送信ではない |

JBL TOUR PRO 3の良かったところ
『JBL TOUR PRO 3』を使って感じた個人的に特に「良かったところ」をピックアップしてまとめてみました。
・デュアルドライバー搭載で音質が良い
・機能面はトップクラスに充実していてクオリティも高い
・ケースのトランスミッター機能でLC Plusのハイレゾを楽しめる
・スマートタッチディスプレイ搭載で様々な設定が可能
・空間サウンドのクオリティが高い
全体的にクオリティが高く、JBLらしい迫力のある音質と音をガッツリカットしてくれるノイキャン性能。
スマートタッチディスプレイやケースのトランスミッター機能など、特に機能面は全てのワイヤレスイヤホンの中でもNo.1と言えるくらい充実しています。
多機能なワイヤレスイヤホンが欲しい方は、まずJBL TOUR PRO 3で間違いないでしょう。
特に、スマホで音楽を聴いたりゲームをプレイするだけでなく、Nintendo Switch 2やPCなどでもイヤホンを接続してゲームをしたいって方であればまず買って損することはありません。
JBL TOUR PRO 3の気になるところ
ここからは『JBL TOUR PRO 3』を使って感じた「気になるところ」について解説していきます。
・ディスプレイに指紋が付きやすい
・ディスプレイの感度が悪い
・LC3 Plus接続時のバッテリー持続時間が短い
・イヤホンのタッチ操作を細かく設定できない
・イヤホンがケースに収納しづらい
ディスプレイに指紋が付きやすい
指紋の汚れが気になる場合は、別途保護フィルムの購入をオススメします。

ディスプレイの感度が悪い
スマホと比較するとタッチもスワップも感度が低いです。
ただ、使う機会はあるとはいえ、頻繁には使わないのが良かったとも言えます。
LC3 Plus接続時のバッテリー持続時間は3~4時間程度
実際に使ってみたところ、『JBL TOUR PRO 3』をLC3 Plus接続した場合、空間サウンドON、ANCオフ時のバッテリー持続時間は3~4時間程度でした。
ANCオンにしたら更に稼働時間は短くなるはずなので、長時間ゲームをプレイする方であれば、バッテリー容量の大きいワイヤレスヘッドホンの方がオススメです。
タッチ操作のカスタマイズは自由度が低い
個人的に一番気になるのが、タッチ操作のカスタマイズ自由度が低いという点です。
これはJBLのイヤホン全般に共通するデメリットでもあります。
タッチ操作自体は自分好みに設定できますが、選べるのは「アンビエントサウンドの切り替え」や「音量操作」など、あらかじめ用意されたプリセットのみ。
つまり、「左を1回タップで再生/停止」「右を2回タップで曲送り」といった 細かいカスタマイズができないため、どうしても自由度が低く感じてしまいます。
正直、5,000円以下の格安イヤホンでもできるようなカスタマイズができないのは非常に残念です。
見た目以上に収納しづらいイヤホン
ケースが大きく開くため、一見するとイヤホンの出し入れがしやすそうに見えると思います。
ところが実際に使ってみると、イヤホンを取り出して耳に装着する際に毎回180度回転させる必要があり、この動作が思った以上に煩わしいです。
さらに、ケースへ戻すときも同じように180度回転させなければならず、手元が不安定になって落としそうになる場面が何度かありました。
取り出す動作そのものはそこまで苦ではないものの、毎回いちいち回転させる必要がある点は、やはりデメリットに感じました。
JBL TOUR PRO 3をさらに快適にするおすすめアクセサリ
ここからは、『JBL TOUR PRO 3』の気になる点を補ったり、より快適に使うためのおすすめアクセサリを紹介していきます。
ディスプレイの指紋が目立ちにくくなる保護フィルム

ディスプレイがツルツルしているので、結構指紋が目立ちやすいです。
なので、私の場合はこんな感じで保護フィルムを貼ってみました。
指紋が付きにくいのはもちろんのこと、サラサラとした触り心地なので、ディスプレイ操作時の抵抗感も無くなって操作しやすくなりました。
また、光が反射しづらいので屋外でもストレスなく使えます。
貼り方もスマホの保護フィルムと同じで、そこまで難しくありません。
もし指紋や光の反射が気になるという方は、保護フィルムを貼っておくと良いでしょう。
イヤピースが合わないなら『ラディウス ZONE』がオススメ!

個人差はありますが、私の場合『JBL TOUR PRO 3』に限らず、JBL純正イヤーピースとはあまり相性が良くありません。
そこでオススメしたいのが、私も愛用している日本製イヤーピース、『ラディウス radius HP-DME2-TWS ディープマウントイヤーピース ZONE』です。
液状シリコーンゴムを採用しているので、一般的なシリコン製イヤーピースと比べると、耳へしっかり密着して優れた密閉感と装着感を得られるのが最大の特徴。
また、長時間の使用に強く、私の場合は3時間以上装着しててもかゆみがほとんど出ず、装着中に外れそうになることもありませんでした。
JBL TOUR PRO 3にはウレタン製のフォームイヤーピースも付属しており、こちらもフィット感に定評があります。
ただ、個人的にはラディウスのZONEの方が異物感が少なく、より自然な装着感で好みでした。
後は純粋に、汚れが付きにくく、洗って清潔に保てる点も魅力です。
相性面についても心配は不要で、JBL TOUR PRO 3のイヤーピース固定用の溝に問題なく装着でき、使用上の支障は一切ありません。
もちろん、Lサイズのイヤーピースを装着した場合でもケースに余裕で収まるので安心してください。
一応参考までに、イヤーピースの素材ごとの特徴、および装着感・遮音性・音質などをまとめてみました。
購入を検討している方は参考にしてみてください。
| イヤーピース比較表 | |||
|---|---|---|---|
| 種類 | 液体シリコン | シリコン | フォーム |
| 装着感 | ペタペタしている | サラサラしている | 異物感がある |
| 遮音性 | 高い | 普通 | 高い |
| 音質 | 低音よりになる | フラット | 低音よりになる |
| 汚れ | 付きにくい | 付きにくい | 付きやすい |
| 洗える | ○ | ○ | × |
| 耐久性 | ◎ | ○ | △ |
※素材によって装着感や音質が大きく変わるため、用途に合わせて選ぶのがオススメです。
JBL TOUR PRO 3は汎用性トップクラスのワイヤレスイヤホン
ということで『JBL TOUR PRO 3』のレビューは以上になります。
まず『JBL TOUR PRO 3』は、発売から1年以上経った今でも十分に戦えるどころか、むしろ価格が下がった今が買い時と言える完成度の高いワイヤレスイヤホンでした。
デュアルドライバーによる迫力と解像度の高いサウンド、強力なノイズキャンセリング、空間オーディオ、マルチポイント、ワイヤレス充電など、基本性能はすべて高水準。
さらに、ケース自体がトランスミッターになる唯一無二の仕様によって、スマホ・PC・Switch 2・PS5まで幅広いデバイスをこれ1つでカバーできるのは大きな魅力です。
特にLC3 Plus接続時の超低遅延は圧巻で、音ゲーや動画視聴、ゲームプレイの快適さはワイヤレスの中でもトップクラス。
音質面でもJBLらしい迫力を残しつつ、音場の広さやクリアさがしっかり向上しており、音楽・映画・ゲームのどれを取っても満足度の高い仕上がりでした。
一方で、
・ディスプレイの指紋が目立ちやすい
・タッチ操作のカスタマイズ自由度が低い
・LC3 Plus接続時のバッテリーが短め
・ケースへの収納が少し手間
といった気になる点もありますが、機能性の高さや音質の良さを考えると十分許容できるレベルだと感じます。
総合的に見て、「多機能で高音質なワイヤレスイヤホンが欲しい」「スマホもPCもゲーム機も全部これ1つで使いたい」という方には、間違いなく満足できる1台です。
特に、スマホだけでなくSwitch 2やPS5でゲームをする人、iPhoneで低遅延を求める人にとっては、現状ほぼ唯一無二の選択肢と言えるでしょう。
・コーデック:SBC / AAC / LDAC / LC3(対応予定)
・ドライバー:10.2 mmのダイナミックドライバー + 5.1 mm × 2.8 mm のバランスドアーマチュア
・防水性能:IP55
・Bluetooth:Ver. 5.3
・スマートタッチディスプレイ搭載
・ノイズキャンセリング
・外音取り込み機能
・2台同時のマルチポイント接続に対応
・空間オーディオ対応
・着脱検知機能
・イコライザー設定可能
・専用アプリで細かく調整可能
・急速充電対応(10分の充電で4時間再生)
・ワイヤレス充電対応
・トランスミッター機能(LE Audio対応)
-USB-C接続でPC・ゲーム機などの音声を直接送信
-LC3コーデックで低遅延伝送が可能
-Bluetooth非対応デバイスでもワイヤレス化できる





















































