【エルゴヒューマンプロオットマン レビュー】多機能で使い勝手の良い高級オフィスチェア

ライザーです。

今回は、高級オフィスチェアとして有名な『Ergohuman PRO ottoman(エルゴヒューマンプロオットマン)』のレビューをしていきます。

エルゴヒューマンプロオットマンは高級オフィスチェアの中でもかなり多機能でありながら、低価格ということもあってコスパがかなり高いです。

もちろん、Amazonなどの評価もかなり高く、ほとんどの方は購入して満足していると思われます。

ただし、中には低評価を付けている方もいるのは事実です。

ということで、今回レビューするにあたって、

・エルゴヒューマンプロオットマンの特徴

・他社製の高級オフィスチェアとの違い

・1ヶ月間使用して気づいた良かったところ、気になったところ

以上の3つについて紹介するので、この記事で「エルゴヒューマンプロオットマンは自分に合っているかどうか?」判断してもらえれば幸いです。

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エルゴヒューマンプロオットマン 仕様と特徴

仕様
サイズ
チェア幅:750mm(アームパッド回転時最大横幅)
チェア奥行:720mm(座面端~キャスターまで最大幅)
チェア全高:1150~1290(mm)
キャスター間幅(最大):665(mm)
床から座面(中心)までの高さ:460~550(mm)
梱包才数:18.6才
本体重量:32.0kg
材質
本体フレーム:アルミダイキャスト ポリッシュ仕上
キャスターベース:アルミダイキャスト ポリッシュ仕上
張地:ポリエステル・エラストメリックメッシュ or 3Dメッシュ
備考
生産工場:広州(中国)
メーカー保証:最大5年

出典:プロオットマン エルゴヒューマン公式サイト

公式サイトには「完成品出荷につき組立不要です。」と書かれていたのですが、今回ヨドバシカメラで購入した際はこのようにバラバラで到着しました。

もしかしたら、公式サイト以外で購入するとバラバラの状態で届くかもしれません。

ちなみに、本体重量約32.0kgということもあって、組み立てるのも2階の部屋に運び込むのもめちゃくちゃ大変でしたw

多機能で使い勝手が良い

出典:エルゴヒューマン プロ オットマン内蔵型

他の高級オフィスチェアと比較しても機能面ではかなり優れています。

個人的にはフットレストはもちろんのこと、自分好みにヘッドレストの高さが調節できたり、バックレスト・ランバーサポートの高さ調整できるのが良かったです。

ただ、ヘッドレストに関しては角度を調整するだけでなく、前後にも稼働するようにしてくれればより良かったですね。

操作方法に関しては、最初座った時はちょっと手こずるかもしれませんが、慣れてしまえばどうということありません。

詳しい操作方法は公式動画で見てもらった方が分かりやすいので、良かったら下記動画を参考にしてみてください。

他社製高級オフィスチェアとの違いはやはり機能性とコスパの高さ

今回、エルゴヒューマンプロオットマンを購入するにあたって、実際に大塚家具に行って様々な高級オフィスチェアと比較して購入を決めました。

そして、色々座ってみた結果、やはりエルゴヒューマンプロオットマン機能面とコスパの高さが個人的には良かったですね。

まず、エルゴヒューマンプロオットマンと同じような性能を持った高級オフィスチェアはそこまで多くありません。

実際、私が今回試座した椅子だと、以下の3つくらいしかなかったです。

・オカムラ コンテッサセコンダ(特にオススメ)

機能面が特に優秀で、肘置きのボタン操作でリクライニング、椅子の昇降などほぼ全ての機能を操作できる。

・オカムラ シルフィー エキストラハイバック メッシュ(小柄な方にオススメ)

※クッションタイプもあります。

フィット感はあるが、背面が窮屈。ヘッドレストの淵が頭に刺さる→逆に小柄な方であれば最適かも。

・イトーキ フリップフラップチェア(変わった椅子に座りたい方にオススメ)

リクライニングして頭に体重をかけると背中を押し上げるかのように背面が稼働する。

ちょっと座り心地に違和感はあるが、体には1番良いかも?

といった感じで、以上の3つしかエルゴヒューマンプロと似たような製品はありませんでした(フラップチェアはかなり特殊)。

というのも、先ほど貼った大塚家具のショールームの写真の通り、ほとんどの高級オフィスチェアにはヘッドレストが付いていません。

正直、ヘッドレストが付いていないと背もたれに腰掛ける時にかなり違和感があるので、個人的に選択肢に入りませんでした。

で、このヘッドレストの有無だけでも選択肢はかなり絞られてしまい、個人的には先ほど挙げた3種類の椅子しか候補に挙がらなかったです。

そして、最終的には「オカムラ コンテッサセコンダ」「エルゴヒューマンプロオットマン」の2択に絞られました。

正直、座り心地に関してはどちらもかなり良かったです。

ただ、これら2つの椅子にはそれぞれ良かったところと気になるところがありました。

まず、操作性に関しては「オカムラ コンテッサセコンダ」の方が圧倒的に良かったです。

肘置きのボタン操作でリクライニング、椅子の昇降などほぼ全ての機能を操作できるというのは物凄く魅力的に感じました。

その反面、ヘッドレストが稼働しなかったり、オットマンが付いていなかったりと、少々不便な点もいくつか見受けられました。

また、価格に関してもコンテッサセコンダは20万円越えということで、めちゃくちゃ高かったです。

オカムラ コンテッサセコンダと比較して、「エルゴヒューマンプロオットマン」に関しては、ヘッドレストも背面も稼働しますし、オットマンも付いています。

ただ、操作性に関しては普通の椅子と同じく、座面の下に手を伸ばさないと操作できないのが少々不便。

とはいえ、価格は13万円と「オカムラ コンテッサセコンダ」よりも10万円安く、座り心地もそこまで違いは感じませんでした。

ということで、結果的に「エルゴヒューマンプロオットマン」の方が良いと判断しました。

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1ヶ月間使用して感じた良かったところ、気になるところ

実際に1ヶ月ほど使用した際に感じた良かったところと気になるところについてまとめてみました。

良かったところ

良かったところ

・座り心地が良い
・後傾姿勢で作業がしやすい
・姿勢を保ちやすく、猫背になりにくい
・多機能で様々な体格の人にマッチしやすい
・椅子の高さがかなり高く、大柄な人と相性が良い

座り心地が良いのは当たり前として、やはり個人的に1番気に入ってるのは「後傾姿勢で作業がしやすい」というのと、「猫背になりにくい」というのが大きいですね。

リクライニングする際に座面ごと傾くので、椅子からずり落ちることもなく、一定の姿勢を保つことができます。

ライザーライザー

デスクワーク(特にPC作業)している方にとって最適のオフィスチェアと言っても良いでしょう

後、多機能で様々な体格の人に合っているという点。

最初の方でも紹介しましたが、やはりランバーサポートや座面の奥行を調節できるというのは中々画期的だと思います。

出典:エルゴヒューマン プロ オットマン内蔵型

人によってはランバーサポートが背中に当たって痛いなんてこともありますから。

後、椅子の高さがかなり高く、椅子を限界まで上げると身長173cmの私でも足がほんの少し浮くくらいには高くなります。

結構日本人の体形に合わせたオフィスチェアやゲーミングチェアって座面が低くなりがちなので、座面の高さが高いというのは個人的にかなりポイント高いです。

逆に、椅子を最低まで下げた状態でもそれなりに高いので、小柄な女性だと足が浮いてしまったり、高さの低いデスクだと肘置きが干渉してしまうなどのデメリットもあるので注意!

気になったところ

気になるところ

・ホコリが溜まりやすい
・リクライニングできる角度が116度なので若干浅く感じた
・ヘッドレストが前後に調節できない

・椅子の重量が32.0kgとかなり重い
・椅子を最低まで下げた状態でもそれなりに高い

個人的に1番気になったのは「ホコリの溜まりやすさ」ですね。

実際、1ヶ月掃除していないだけでこれだけのホコリが溜まってしまいます。

特に、座面の下に溜まるホコリは中々厄介。

ライザーライザー

多分これだけホコリが溜まる椅子は他にはないでしょうw

ぶっちゃけ、私はそこまでホコリは気にしないタイプなので実際には気になってはいないのですが、人によってはデメリットに感じるかと思います。

後はリクライニング機能がもう少し傾いてくれると嬉しいかなぁとは1ヶ月間使っていて感じました。

一応、ゲーミングチェアを使っていた時であっても180度まで倒すことなんてほとんどなかったですし、エルゴヒューマンプロに視座した時も特に違和感もなかったんですけどね。

とはいえ、リラックスできるくらいには最低限リクライニングしてくれるので、「もう少し倒れてくれれば」と頻繁に思うことはありません。

あくまで、もう少し倒れてくれると良いかなぁっていうレベル。

でも、ガッツリ倒れてくれるオフィスチェアって私の知ってる限りだと多分無いんですよね。

ライザーライザー

ガッツリリクライニングするかしないかでゲーミングチェアと高級オフィスチェアのどちらかを選ぶか択になるかと

椅子の重量に関しては32.0kgとかなり重い組み立てとか移動とかかなり面倒でしたが、ほぼデメリットは無いと言っても良いでしょう。

実際、1度設置した後に大きく移動させることなんて無いですから。

ただ、「重量が重すぎて床が傷ついてしまう可能性」は考慮した方が良いかもしれません。

一応キャスターは床を傷つけにくいPUキャスターという材質で造られてはいるのですが、それでも床が傷つく可能性は十分あります。

特に、私の部屋は畳なので100%ボロボロになります。

なので、「床が傷つくのを防ぎたい」という方は、別途チェアマットを購入するのをオススメしたいです。

ちなみに、私が愛用している『アイリスオーヤマ チェアマット PCM-129』というチェアマットは畳に傷が一切付かないくらいとても頑丈。

素材もポリカーボネート樹脂製で布製のマットと比較してキャスターの滑りもよく、手入れもしやすいので個人的にめっちゃくちゃオススメです!

詳しくは下記記事で紹介しているので、良かったら参考にしてみてください。

【アイリスオーヤマ チェアマット PCM-129レビュー】床を一切傷つけない最強のチェアマット

ということで、デメリットに関してはメリットと同じくらいありました。

ですが、それを上回るほどメリットが大きいので、個人的にデメリットはあって無いようなモノだと考えています。

エルゴヒューマンプロオットマンは多機能で使い勝手の良い高級オフィスチェア

ということで、『エルゴヒューマンプロオットマン』のレビューは以上です。

まず、1ヶ月間使用してみた感想としては、もう単純に「買って良かった」と思っています。

座り心地はもちろんのこと、個人的には椅子からずり落ちることも減ったおかげで猫背にもなりにくくなったことが大きかったです。

やはり、座面も一緒にリクライニングしてくれるのが良いのかもしれません。

腰痛は元々無かったので分かりませんが、きっと腰にも良いと思います。

後、オットマンは使用頻度自体は少ないものの、ちょっとリラックスしたい時に何かと便利です。

といった感じで、座り心地はもちろんのこと、多機能で使い勝手が良い高級オフィスチェアなので、買って損するようなことは無いと思います。

少なくとも、この記事を最後まで見てメリットとデメリットを把握してもなお「現在買うかどうか迷っている」という方であれば、間違いなく買って損する様なことはないです。

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