ライザーです。
今回はFaceSec Japan様から『PHYSCE 140W USB-C急速充電器(PHYSCE C1140US)』をご提供いただきました。
まず、PHYSCE(ファイス)は2024年に登場した新しいモバイル周辺機器ブランドで、日本ではまだ見かける機会が少ないメーカーです。
実は私も、この急速充電器を手にするまで耳にしたことがありませんでしたが、実際に使ってみるとその完成度の高さに驚きました。
ゲーミングライクな外観やRGBライティングなど見た目の良さだけでなく、品質や安定性もかなり優秀です。

「長時間使用しても出力が落ちにくい設計」
「LEDの色で出力を判別できる独自機能」
「バッテリーを保護するEcoモード」など、メーカーのこだわりが随所に感じられました。
この記事では、『PHYSCE 140W急速充電器』を実際に使ってみて感じた良かった点・気になった点を詳しくレビューしていきます。
発熱・出力の安定性・LEDインジケーターの挙動・Ecoモードの使い勝手など。
「知らないブランドだからこそ気になるポイント」を丁寧にチェックしていきますので、ぜひ参考にしてください。
・純GaN採用+CoolerSync 4.1で140W出力でも長時間安定
・各USB-Cポートは独立制御で同時充電に強い
・39個のRGB LEDで出力帯をリアルタイム表示
・Battery Ecoモード搭載でデバイスを保護できる
・格納式プラグ搭載で持ち運びにも最適
- 140W級の高出力が必要なノートPCを使っている
- 複数デバイスを同時に充電したい
- RGBライティングでデスク環境を整えたい
- バッテリー寿命を気にする人・夜間充電が多い
今回レビューする140Wモデル▼
少し出力の低い100Wモデルもあります▼
FaceSec Japan PHYSCEはどんなブランド?
PHYSCE(ファイス)は、2024年に登場した日本発のモバイル周辺機器ブランドで、東京・永田町に拠点を置くFaceSec Japan株式会社が事業を展開しています。
もともとは、顔認証技術や関連製品を手掛けるシンガポール本社のFaceSecグループでしたが、現在は完全に独立した日本法人として運営されています。
実際、公式サイトに記載されている「Designed by FaceSec in Tokyo」の表記が示す通り、PHYSCEの製品は日本で企画・販売されているブランドです。
主に電源デバイスを中心に展開しており、RGBライティングや独立電圧制御など、他社にはない独自機能を積極的に採用しているのが特徴となっています。
CES 2026(世界最大級のテクノロジー見本市)へ出展するなど、海外展示会にも積極的に参加しており、今後の展開が期待される新興メーカーです。
PHYSCE 140W急速充電器 概要

| カタログスペック | |
|---|---|
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| 大きさ | 約81.4×75.0×29.0mm |
| 重量 | 約298g |
| ポート数 | 4(USB-Cポート×3、USB-Aポート×1) |
| 出力 | 140W |
| 付属品 | マニュアル、説明書 |
外観はゲーミングライクな造形とカラーリング

電源アダプタのカラーはウェッブグレーという、わずかに青みを含んだメタリック調のグレーが採用されています。

金属の質感がありながらも主張しすぎず、落ち着いたトーンでデスク周りに自然に馴染む印象を受けました。
プラグは折りたたみ式で、持ち運びにも便利となっています。

ただし、重量は300g近くとやや重めなので、ちょっとした外出や、スマホ中心の方にはオーバースペック気味です。
特にスマホ単体の充電であれば、ここまでの出力やポート数を活かしきれず、サイズと重量のデメリットが勝ってしまいます。
続いてライティングをチェックしていきましょう。
まず電源を入れると、LEDライトが7色に切り替わりながら発光します。
いかにもゲーミングらしい発色で、見た目の満足度が高いです。


GIFだと分かりづらいかもしれませんが、実際の発色は十分にキレイで不満はありません。
ロゴ部分も順番に光るため、どの角度からでもライティングを楽しめます。


総合的に見ると、控えめなメタリック感とクールグレーの色味がうまく調和しており、ゲーミングデバイスのライティングとも相性が良く、統一感のあるデスク環境を整えやすい印象でした。
ポートの出力表


| PHYSCE 140W(C1140US)ポート出力一覧 | |
|---|---|
| USB-C1 / USB-C2 | 5V/3A・9V/3A・12V/3A・15V/3A・20V/5A・28V/5A(最大140W) |
| USB-C1 / USB-C2(PD3.2 AVS) | 15–20V/2A・9–15V/2.67A |
| USB-C3 | 5V/3A・9V/3A・12V/2.5A・15V/2A・20V/1.5A(最大30W) |
| USB-A | 5V/3A・9V/2A・12V/1.5A(最大18W) |
| 同時出力 | C1 + C2:最大120W(Dynamic)/C1 + C3:100W + 20W/ C1 + A:100W + 18W/C1 + C2 + C3:65W + 30W + 20W/ C1 + C2 + C3 + A:65W + 30W + 10W + 10W |
| Ecoモード | 低出力モード(各ポート 約5W) |
PHYSCE C1140USを実際に使ってみた


ここからは、実際に製品を使いながら出力の安定性や発熱、LEDインジケーターの挙動を見ていきましょう。
発熱はあるが、長時間使用に耐えてくれる


実際に140W近くまで使って触れてみたところ、手で触れるのがキツくなるくらい熱かったです。
しかし、高負荷高温状態が続いても、少なくとも140W近くを維持した状態で1時間以上連続して使用できました!
有名メーカーの高出力USB電源アダプタでも、内部温度が少し上がっただけでセーフティーが作動し、出力が大きく制限されてしまうことがあります。
特に140W級では、20〜30分の連続使用だけでも出力が低下するケースが珍しくありません。
その点、PHYSCEの電源アダプタは温度管理と電圧制御が優秀で、長時間使用しても出力が落ちにくい設計になっています。
スペック通りの出力を安定して維持できる、非常に優秀な高出力USB電源アダプタでした。
ちなみに、60Wで1時間ほど使用すると、お風呂のお湯くらいの温度まで発熱します。


コイル鳴きについては、USB充電器を完全に耳に密着しない限り聞こえませんでした。
これならほぼ無音といって差し支えないでしょう。
余談ですが、140Wを2時間以上連続で使用できるかどうかは、充電器側の性能よりもデバイス側のバッテリー要求仕様に大きく左右されます。
そのため、今回の検証では「140Wをどれだけ長時間維持できるか?」という点は厳密には判断できませんでした。
しかし、タブレットやスマホの実使用環境を考えると実用面ではまったく問題ないと言えます。
実際、今のタブレットやノートPCでは140Wを何時間も使い続けるような使い方は現実的にほぼありません。
高出力が必要になるのは、充電開始直後の短時間(機種によるが、大体1時間前後)だけですから。
むしろ、PHYSCEの電源アダプタは高出力時の安定性が高く、必要な場面でしっかり性能を発揮できる優秀なモデルです。
LEDライトの色で出力を判別できる
『PHYSCE C1140US』は、充電中の出力レベルをLEDライトの色で直感的に判別できるRGBライティングを採用しています。
単なる装飾ではなく、「今どれくらいのワット数で充電しているか?」をひと目で把握できる実用的なインジケーターです。
例えば、LEDが黄色まで点灯している状態であれば、およそ20W以上40W未満の出力帯で充電していることを示しています。


このように、LEDの色を見るだけで充電状況を即座に判断できるため、
「高速充電中なのか?」
「バッテリー保護モードなのか?」
といった情報をスマホ画面を開かずに確認できるのが大きなメリットです。
ちなみに、LEDライトはボタンを単押しするとONとOFFを切り替えられます。


充電状況を確認したいときは点灯させて、夜間や暗い場所では消灯させるなど、シーンに合わせて手軽に調整できるのが便利です。
Battery Ecoモード搭載でデバイスを保護


『PHYSCE C1140US』には、バッテリー負荷を抑えながら充電したいときに便利な 「Battery Ecoモード」 が搭載されています。
本体のボタンを約1.5秒間長押しすると、出力が5Wの低電力モードに切り替わり、発熱を抑えつつゆっくりと充電を行う仕様です。
通常の高速充電では、デバイス側のバッテリーに瞬間的な電流負荷がかかりやすく、長時間の接続や就寝時の充電では過充電気味になることがあります。
Battery Ecoモードはこの点をケアする設計で、
・発熱の低減
・バッテリー寿命への配慮
・夜間や長時間充電の安全性向上
といったメリットがあります。
特にスマホやワイヤレスイヤホンなど、急速充電が不要なデバイスを充電する際に最適で、「必要なときだけ高速、普段は穏やか」という使い分けができるのが特徴です。
寝ている間に充電したい時はEcoモードが向いてるかも?
PHYSCE 140W急速充電器の良かったところ・気になるところ
瞬断というのは、ゲームプレイ時、別ポートでケーブルを挿して充電すると、ゲームの接続が一瞬だけ途切れる現象です。
一瞬なら問題なさそうに思えるかもしれませんが、Switch 2などのゲーム機だと、瞬断が発生してしまうとネットワークの通信接続も切れてしまいます。


「ゲームプレイ中にスマホを充電したくなった」という時にかなり困るので、地味にストレスになりやすいです。
逆に、ずっと接続(通電)している状態であれば、映像が途切れることはありません。
あくまで一瞬途切れるだけとはいえ、通信プレイする場合には注意が必要です。
瞬時にバッテリー駆動に切り替わるMacBookやスマホの充電なら問題ナシ!
価格は他社メーカーと比較して1,000円程度高め。
デザインや安定性を取るか、価格を取るかですね。
PHYSCE 140W急速充電器の総評


ということで、『PHYSCE 140W急速充電器』のレビューは以上になります。
総評としては、“140W充電器として欲しい機能”が揃っていて、技術面・安定性・使い勝手のすべてが高いレベルでまとまった優秀なモデルでした。
一方で、同時充電時の瞬断や価格帯の高さなど、注意したいポイントもあります。
とはいえ、ノートPCを高効率で充電したい人や、RGBライティングを活かしたデスク環境を整えたい人には、十分魅力的な選択肢になるはずです。
高出力・高安定性・独自機能を兼ね備えた、今後の展開が楽しみなモバイル周辺機器ブランドだと感じました。
・純GaN採用+CoolerSync 4.1で140W出力でも長時間安定
・各USB-Cポートは独立制御で同時充電に強い
・39個のRGB LEDで出力帯をリアルタイム表示
・Battery Ecoモード搭載でデバイスを保護できる
・格納式プラグ搭載で持ち運びにも最適
- 140W級の高出力が必要なノートPCを使っている
- 複数デバイスを同時に充電したい
- RGBライティングでデスク環境を整えたい
- バッテリー寿命を気にする人・夜間充電が多い
今回レビューする140Wモデル▼
100Wモデル▼
スマホを複数充電できる67Wモデル▼
スマホを複数充電できる45Wモデル▼














