
この記事では、光デジタル端子や同軸デジタル音声端子を、一般的によく使わている赤と白のRCA端子に変換するオーディオコンバーター(DACの一種)の使い方と注意点について紹介していきます。
特に、以下のような悩みをお持ちの方にオススメです。
「テレビの3.5mm端子に接続するとノイズが酷いから、光デジタル端子で接続したい」
「光デジタル端子で接続してから音量調整ができなくて困っている」
「光デジタル端子を使う予定がある」
これらの問題を解決するための実用的なヒントと手順を、私の体験談を踏まえて紹介していきます。
ちなみに、私も以前はテレビ裏の3.5mmプラグでスピーカーと接続していたせいで、スピーカーからのノイズがかなり酷かったです。
そこから、オーディオコンバーターを使って光デジタル端子接続にしたことで、ノイズがほぼ無くなってめっちゃくちゃ快適になりました。
デジタルtoアナログオーディオコンバーターを使う前に知っておくべきこと
AmazonやYahooショッピングで検索してみると、こんな感じのオーディオコンバーターが出てくると思います。
テレビのリモコンで音量調整ができなくなる
光デジタル端子で接続する際、テレビのリモコンを使った音量の調整ができなくなります。

リモコンのボタンは反応するが、音量自体は変化しません
音量調整したい場合は、スピーカーやオーディオコンバーターに付属しているボリュームコントローラーを使うしかありません。
オーディオコンバーターやスピーカーにボリュームコントローラーが付いていない場合は、別途ボリュームコントローラーの接続が必要です。
もちろん、ボリュームコントローラーを使ったからと言って、テレビのリモコンで音量調整はできないので注意。
ボリュームコントローラー▼
ちなみに、光デジタルケーブルと併用して、HDMIケーブルを接続できる機器であれば、光デジタル端子で接続した場合でもリモコンを使った音量調整が可能です。
実際にオーディオコンバーターを使ってみた
今回使用した機器▼




ここからは、実際にオーディオコンバーターを購入して、光デジタル端子とスピーカーを接続した時の使用感について解説していきます。
ちなみに、3.5mmプラグで接続した際はノイズが酷くて全然使い物になりませんでした。
3.5mmプラグ接続時のノイズ

音が小さくて分かりづらいかもしれませんが、実際に聞いてみるとプロペラ機が飛んでるんじゃないかってくらいノイズが酷かったです
なので、私の場合は光デジタル端子をRCA端子に変換するオーディオコンバーターと、ボリュームコントローラーを接続して、ノイズの低減を試みました。
光デジタル端子→RCA端子接続時のノイズ
ノイズはほとんどなく、何ならエアコンの環境音や外の雑音の方が大きいレベル。
めちゃくちゃ安い製品だったので不具合が心配だったのですが、結果としてはオーディオコンバーターを導入して大成功でした。
オーディオコンバーターを使って光デジタルからアナログ変換するのに必要なモノ
実際に私が購入した製品や、オススメの製品を紹介しておきます。
良かったら参考にしてみてください。
光デジタル端子からRCA端子に変換する場合に必要▼


※光デジタルケーブル付き
0から機器を揃えるのであれば、ボリュームコントローラー付きのオーディオコンバーターがオススメ▼



何を買うかで迷ったら、高性能なラトックシステムのオーディオコンバーターを買えばOK!
機器側でボリューム調整ができない場合、ボリュームコントローラーが必要▼


オーディオコンバーターとスピーカーを接続するのに必要▼


※外付けのボリュームコントローラーを使用する場合はRCAケーブルが2本必要です
光デジタル端子対応機器と接続するのに必要▼


※ケーブルが付属している製品もあるので、購入する際は注意してください
スピーカー側が3.5mmにしか対応していない場合に必要▼


とまぁ色々紹介してきましたが、取り敢えずケーブルとか何も無い状態から揃えるのであれば以下の3つを買っておけば間違いありません。
『RCAケーブル』×1
『光デジタルケーブル』×1

購入する際は、ケーブルの端子と長さに注意しよう!
デジタルtoアナログオーディオコンバーターを導入しよう!
デジタルからアナログへのコンバーターは、デジタルオーディオデバイスの音質を最大限に引き出すための最適なツールと言えます。
特に、「何かしら端子の不具合で接続時にノイズが走る」という場合であれば、オーディオコンバーターの導入で解決できる可能性が高いです。
少なくとも光デジタル端子接続にすれば、ノイズに悩まされることからは開放され、より音楽を楽しむことができるでしょう。
なので、この記事で紹介した製品やポイントを参考にして、ぜひ自分に最適なオーディオコンバーターを見つけてください。