先日香港とマカオに行ってきたライザーです。

今回はテレビでも結構紹介されているマカオの超有名ホテル、ザ・ベネチアンマカオ・リゾートホテル(以下ベネチアンマカオ)についてお話していきます(*^^)v

サイト名とかは言えないんですけど結構一度も訪れたことが無いのにただホテルの説明欄に書いてあるようなことをそのまま引用してきて「こんな感じだよー」って紹介しているサイトが結構ありますね。

この記事はそういったにわかサイトよりかはかなり役立つ情報をシェアできるかなぁと自負していますw

なので、

・ベネチアンマカオがどんなところか興味がある

・マカオのカジノホテルの雰囲気を知りたい

・マカオでどこのホテルにするか決めかねている

って方は是非この記事を参考にしてみてください(#^^#)

ザ・ベネチアンマカオ・リゾートホテル

公式サイト:https://jp.venetianmacao.com/

マカオのホテルって基本的にはどこも日本にあるホテルの比にならないくらい大きいです。

比較として正しいかどうか分かんないんですけど、ベネチアンマカオは越谷にあるイオンレイクタウンとほぼ同じくらいの規模で総面積は約30万㎡あるみたいです。

ちなみに東京ドームは約5万㎡なので、東京ドーム換算だと6倍近くあることになります。

ホテルの中はとにかくスケールがデカいです!!

エントランスには真ん中にでっかい球があって、人も大勢います(特に中国人)。

天井も装飾がヤバい(;´Д`)

とにかく金かかってんなぁって感じです。

で、ベネチアンの最大の特徴はやっぱりこれ

ホテルの中に街がある!

これ撮ったの夜なんですけど空が明るいです。

右のお店はホンモノです。

横浜にあるラーメン博物館の超強化版って感じですねw

お店は飲食店、ブランド、薬局等々色々なモノがそろっています。

後、ベネチアといえばってのがこれ!

ゴンドラ!!しかも動いてる!!

テレビで何度も見たことはあるものの、実際に見てみるとやっぱスケールが違うなぁって感じがします。

本当にベネチアにいるような気分になりました。

このゴンドラ、地味に料金が高いので私は乗ってないんですが船頭さん?が歌っている声がこの街全体に響き渡ります。

で、このホテルの最大の特徴と言っても良いのが世界最大級のカジノ場!!

テーブルゲーム400台、スロットマシーン3000台あります。

カジノ内は撮影できないんですが、遠目から見るとこんな感じです。

カジノ場は1階部分だけですね。

こうやって見ると小さそうなんですが、実際はめっちゃくちゃ広くて東京ドーム1個分あるらしいですw

私も実際にカジノ場に行ったんですけど見渡す限り端から端までずーーっとカジノ場でした。

これは日本では体験できませんね。

いずれはできるっぽいんですが、この規模のカジノ場はなかなかできないでしょう。

これだけを見るために訪れるのもアリです。

ベネチアンマカオってどんなところにあるの?

私が実際に泊った感想の前にちょっとだけベネチアンマカオの周辺について紹介します。

まず、ベネチアンマカオがある場所っていうのが、マカオのタイパ島という場所にあります。

マカオの観光地として有名な聖ポール天主堂跡とかセナド広場があるのがマカオ半島で、カジノホテルがいっぱいあるのがタイパ島になります。

そのタイパ島は3つの地区に分かれていて、上から順に「タイパ地区」「コタイ地区」「コロアネ地区」となっています。

カジノホテルがいっぱいあるのはコタイ地区で、元々は海で、タイパ島とコロネア島って分かれていたんですが、そこを埋め立ててコタイ地区ができました。

ちょうどタイパとコロネアの間でコタイってね。(実話です)

コタイ地区内のホテルの特徴はとにかくスケールがデカくて、ベネチアンマカオを含め普通のホテルじゃないなっていうのがいっぱいあります。

先ほど貼ったGoogleマップを見てもらえると分かるかと思いますが、1区画が異常に大きいんですよね。

縮尺の割には交差点の数が少ないんです。

これを見ると分かりやすいんですが、赤枠で囲ったタイパ村の区画と比較すると、ホテルが建っているコタイ地区の区画はめっちゃスッキリしてるんですよね。

ここからも分かる通り、1つ1つのホテルがとにかくバカでかいんです。

まぁホテルの大きさも大きいんですが、そのホテル自体もなかなかスケールが大きいです。

ベネチアンマカオもホテルの中に街があったりするじゃないですか。

そんな感じで他のホテルにも何かしら特徴があったりします。

例えば、パリジャンホテルの敷地内にはエッフェル塔とか凱旋門とか建っています。

夜になるとライトアップされて綺麗なんですよね。

ホント、めっちゃ金かかってんなぁって感じですw

他にもスタジオ・シティ8の字観覧車とか

いつもだったら動いているですけど私が行ったときは運休だったらしく乗れなくて残念です。

8は縁起が良い数字なんですが、そもそもホテル内に観覧車を作るっていう頭のおかしさは普通じゃないですねw

しかもホテルの屋上とかじゃなくてホテルに埋め込みですからw

とまぁベネチアン以外にも魅力的で普通じゃないホテルがいっぱいあって面白いです。

ベネチアンマカオの良かったところ

ここからは私が実際に泊ってみて良かったなぁってところとちょっとなぁって思ったところをまとめてみました。

客室がびっくりするほど大きいし綺麗

私が泊まったところはベネチアンマカオでも一番グレードの低い部屋でした。

で、その一番グレードの低い部屋がコチラ

はい、超広い!!

これで2人部屋です。

何故かテレビが2つあります。

テレビは若干画質が荒いんですがNHKが写るので、夏休みにマカオに行っても全国高等学校野球選手権大会、甲子園を見ることだってできちゃいますw

私が行った日も甲子園やってて、しかもちょうど決勝戦をやっていたので見ちゃいました。

お風呂はこんな感じ

はい、広い!!

バスタブとシャワー室が別々になっています。

日本だと当たり前ですが、海外だとちょっと高めのホテルでもユニットバスがほとんですから、かなり珍しいですね。

トイレは風呂場の横に独立してあります。

アメニティも全て揃っていますし、目立ったホコリも全くありません。

ちゃんと清掃されていました。

煙草の清掃に3時間かかるって聞いたときは驚きましたが、多少煙草臭いもののこれだったら全然問題無いかなぁって感じました。

飯が美味い!

ベネチアンマカオ内はレストランがいっぱいあるんですが、私が行ったところは全て美味しい料理を提供してもらって大満足でした(*^^)v

料理に関してはマカオも香港と同様、日本人の口にかなり合うんじゃないかと思います。

私が行ったのは北方館(North)小島葡國餐廳(MADEIRA PORTUGUESE RESTAURANT)の2つのレストランなんですが、どちらも美味しかったです😋

特にオススメなのが小島葡國餐廳っていう店で、ここではアフリカンチキンやバカリャウといったマカオ料理を堪能できます。

北方館の料理をちょっとだけ紹介

北方館は中国北方料理店です。

高い料理も多少ありすが、基本的には安いのが特徴ですw

とにかく前菜から何から何まで日本にあるその辺の中華料理屋とそこまで変わらない値段で楽しめます。

私はここで麺料理を頼みました。

料理名は忘れちゃったんですけど多分牛肉麺とかそんな感じだと思います。

自分で好きな麺(刀削麺とかあった)とスープを選んでっていう方式なんですけど、この麺料理単体だと確か日本円で1000円もしなかったかと思います。

ホント安く手軽に済ませたいって方にはオススメです。

小島葡國餐廳のマカオ料理をちょっとだけ紹介

小島葡國餐廳はマカオ料理のお店なんですが、ここでちょこっとマカオ料理がどんなものかお話したいと思います。

まず、これがバカリャウって言って、白身魚のコロッケみたいな感じです。

白身魚がふわっふわで、何も付けづにそのまま食べても塩味が効いてて美味しいです。

で、こっちがアフリカンチキン。

ポルトガル領だったのにアフリカンチキンっていうんですが、ガチのマカオ料理です。

さっきのバカリャウと違って、ポルトガルにはありません。

というのも、ポルトガルからマカオに来るまでにアフリカをぐるっと回ってアフリカンチキンに出会って、そこからインドとか回っていくうちにそのアフリカンチキンにスパイスを使うようになったっていうスゴイ歴史のある料理なんです。

ぶっちゃけアフリカ要素は皆無なんですが、味はココナッツカレー味のチキンって感じで普通に美味しかったですw

ホテル内で手軽にマカオ料理が食べられる店はここだけなので、もしベネチアンマカオに泊るんだったら行っておく価値はあると思います。

1人だとちょっと値段は張るかもしれませんが、家族で行けばちょっと高い夕食レベルで収まります。

タイパ村から近い

タイパ村っていうのはホテルの北側にある街で、赤枠で囲ってるところが中心街的な場所です。

ぶっちゃけホテル1区画分の敷地とそんな変わんないですねw

ここにはポルトガル由来の観光名所はもちろんのこと、お土産屋さんとかコンビニとか地元のマカオ料理が食べられるレストラン等があります。

コタイ地区とは違って観光客もいっぱい歩いています。

事前に知っておきたいマカオ観光に役立つ基本情報まとめでも紹介したんですが、マカオのホテルはコンビニと比べるとペットボトルの値段が3倍以上とかします。

なので、お土産とか飲料とか購入する際はここで買うのがオススメです。

ベネチアンマカオの良くなかったところ

接客対応があまりよろしくない

ベネチアンマカオの良くなかったところ第一位です。

やっぱり客室数が多いとどこもダメなんですかね。

日本の品川プリンスホテルも客室数が3,679室あるらしいんですけどあまり良い口コミとかは聞きませんし(-ω-;)

特に古い方の建物、イーストタワー?ってところはかなりひどいみたいです。

なので、海外だけじゃなくて日本でも客室数の多いホテルで接客対応はあまり望まない方が良いかもしれません。

接客対応のどの辺がヤバかったっていうのを箇条書きで書きますと、

・チェックインに1時間ほどかかった

・泊る日が決まっているのに部屋の清掃が間に合っていない

・ホテルの部屋が煙草臭い(煙草の清掃に3時間かかると言われた)

とまぁこんな感じです。

チェックインに1時間かかるってあまり想像できないかもしれませんけど、混雑時は余裕でこんぐらいかかりますw

文字が見切れちゃってるんですけどここがチェックインカウンターです。

この通り長蛇の列となっています。

もう夏休みの時期はこれくらい並ぶっていうのは覚悟して行った方が良いですね。

ちなみにホテルの中もこんな感じ

マカオ観光地の1つとして認知されていてホテルに泊まらない人もいっぱい来ています。

もうホテルとは思えないほど人が多くて混雑しまくりですね(;・∀・)

とまぁそんなこんながあるので多分人手が足りないんだと思います。

飲食(特にペットボトル等の飲み物)がめっちゃ高い

先ほども言ったんですが、ホテルの中にある店では、コンビニの飲料と比べると約3倍近くします。

なので、少しでも安く済ませたいって方はタイパ村のコンビニで飲料を買うようにしましょう。

だから私は飲料とかは全てタイパ村にあったコンビニで済ませました。

後、気を付けてほしいのが、マカオのコンビニはレジ袋が有料なので、エコバックを持参していきましょう。

ホテルに備え付けの飲料は有料

ベネチアンマカオを紹介している記事で「お茶とコーヒーは無料」的なことが書いてあって記事があったんですが、正しくは「お茶とコーヒーのパックは無料」って意味です。

水はテーブルの上に置いてあるんですが、それを飲むと確か20マカオパタカくらいとられたかと思います。

注意書きは広東語と英語で分かりづらいので気を付ける必要があります。

共用Wi-Fiは無料だけど部屋のWi-Fiは有料

日本だと絶対にあり得ないですよね。

何故か部屋のWi-Fiが有料なんですよ。

一応共用のWi-Fiがあって、それはベネチアンマカオ内であればレストランだろうが個室であろうが利用できるんですが、通信速度はお察しの通りです。

別に部屋に備え付けのWi-Fiくらい無料で使わせてくれよって思うんですけどねw

連泊すると割り増しになる

日本だと連泊しても土日を挟まなければそのままの値段で泊れることがほとんどなんですが、ベネチアンマカオだと休日、平日に限らず料金が3割~5割ほど割り増しになります。

普通の平日であればベネチアンマカオは2万円ちょっとくらいで泊れるんですが、私が泊まった時は夏休みということもあってか連泊したら5万くらいになりました。

これは良くなかったっていうよりかは完全に文化なのでしょうがないと思います。

ベネチアンマカオに泊る際に注意するべきところ

ここからはベネチアンマカオに泊る際に注意するべきことをお話いたします。

チェックインに30分~1時間かかる

先ほども言いましたが、チェックインするのに30分~1時間ほどかかります。

特に夏休みとか旧正月の日は100%混むと思うのでなるべく早めにチェックインすることをおススメします。

後は、そういった大型連休を避ける等事前に対策をするのも良いですね。

混雑時は隣同士の部屋にするのが困難

日本だとホテルを予約する際は「部屋を事前に取っておいてから人を案内する」といった方式なんですが、海外の場合だと「空室が出来たら順番に人を案内する」という方式が結構多いです。

つまりは自分たちが泊まる部屋を事前に確保していないってことです。

なので、4人家族の場合であったとしても1組は10階の部屋、もう一組は20階の部屋ってなる可能性もあります。

個人的には部屋くらい事前に取っておけよって思うんですけどあっちの人は突然になって延泊する人が多いらしく、この方式がとられているみたいです。

これも完全に文化の違いなんですが、気を付けた方が良いですね。

ですが、混雑していない時期であれば頼めばちゃんと確保してくれるはずです。

階数が極端に離れた場合、移動するのがめちゃくちゃ面倒くさい

ベネチアンマカオはコタイ地区最大のホテルです。

客室も先ほど画像を貼った通り大きいですし、部屋数も3000室とかなり多いです。

なので、部屋間の移動は大変なんですが、これが想像以上に面倒臭いんです。

特に階数が極端に離れているとかなり面倒くさいんです。

まず、ベネチアンマカオのホテルの仕組みについて簡単に説明すると、ホテルの部屋は全室オートロックで専用のカードが無いと開きません。

で、そのカードなんですが、エレベーターに乗る時にも必要で、エレベーターで自分の部屋がある階のボタンを押すためにはカードをかざさないと指定の階に行けないようになっています。

なので、部屋の階数が異なってしまった場合は違う階の人のカードを持っていなくちゃ相手の部屋に行くことができません。

ただし、8階だけはスポーツジムがあるのでカードは必要ありません。

で、これもまた面倒なんですが、エレベーターは1~20階(すみません階数はあやふやです。)、20階~40階といった感じでエレベーターによって行ける階数が異なります。

なので、自分の部屋が10階、相手のホテルが30階だった場合、わざわざ1階まで下りて20階~行きのエレベーターに乗り換えなければいけません。

セキュリティとして徹底されてはいるものの家族旅行で部屋がバラバラになってしまうとちょっと面倒くさいです。

ちょっと高めだけど1度は泊っておいて損は無いかも

ということで、ここまでベネチアンマカオを良いところと悪いところをお話してきました。

ぶっちゃけ酷評の方が多いんですが、正直1度は泊っておいて損は無いと思います。

これは私も行った時期が悪かったです。

夏休みのど真ん中の一番利用客の多い時期ですから。

他の方の口コミを見てる限りだと多分もうちょっと落ち着いた日だったらしっかり対応してくれるかと思います。

部屋は広くて快適ですし、ベッドもふかふかで寝心地は良かったです。

ホテル内の移動はホテルがデカい分面倒くさいとは思いますが、まぁそれはそれで日本では体験できない面白さでもあります。

ホテルに関しても、私は時期的に料金が高い日に行ったため5万近くしてしまったんですが、普通の平日に行けば2万円程度で済むと聞きました。

なので、私みたいに夏休みの時期に行くんじゃなくて、ちょっと日付をずらしてなるべく空いている時期に行くのが金銭的にもオススメです。

とまぁこんな感じでベネチアンマカオに泊った感想は以上です。

良かったら是非参考にしてみてください。